辛さとフルーティーさがクセになる旨辛カレー

洋食編
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spice32 祇園店

サラダハウス セラビ -C’est La Vie-」の子になり損ねた 9月7日に続き、本日も祇園で打ち合わせ。終わって気づけば21時とまだ早い時刻だったので、少しだけ祇園を散策することに。超おとなしめの客引きを余裕でかわしながら、祇園の安くておいそうな飲食店を物色します。“意外と安い寿司屋もあるんだなぁ”と思いながら、ふとビルの前の看板を見て“本町(大阪市)で食べたことある!”と気づいたのが「spice32」というカレーショップ。

少し調べると神戸市が本店で、大阪に4店舗、そして京都に1店舗あるようです。管理人の勤務先が本町なので、昼に何度か行っています。汗が出るほど辛いカレーですが、四川料理店の本格麻婆豆腐に比べれば全然大丈夫。そう言えばカレーが食べたくなってきたので、地下1階のお店へ向かいます。

扉を開けるとカウンター席のみのお店。いかにもカレーが好きそうな南国マスターがお出迎え。「お客さん、初めてですよね?」と南国マスター。「ハイ」と答えつつ内心“おいおい、カレーショップでまさかの一見お断り?”と身構えていると、「ウチのカレーは辛いんですけど大丈夫ですか?」と管理人の身を案じてくれていました。

46歳のオッサンがカレー食ってヒィヒィ泣くとでも思っているのでしょうか。

「温泉玉子とチーズのトッピングで辛さがマイルドになりますよ」と、管理人の身を案じつつ営業活動に余念のない南国マスター。しかし、その提案には乗っかります。実は本町のspice32と同じ系列店ですが、フランチャイズ店のような気がし始め(実際は不明)、南国マスターが勝手にメチャクチャ辛くしている可能性もあると思ったからです。そこで「スパイシーカレー」¥900に「温泉たまご」¥60、「とろけるチーズ」¥200、そして本町店にはなかった(!)「カニクリームコロッケ」¥400をトッピングとし、辛さ対策も万全です。

いよいよ「スパイシーカレー 温玉・チーズ・カニクリームコロッケ」がやってきます。

そうそう、欧風カレー風のビジュアルです。本町店では別添えだった薄切りニンジンのグラッセもあります。さすが祇園のお店、盛り付けが本町店と比べ上品です。南国マスターの別の一面が垣間見えたような気がしました。では早速いただきましょう。

うん、フルーティーな甘さがあって…

辛ーっ!!!

と言っても、本格麻婆豆腐ほどではありません。フルーティーでスパイシーながら欧風カレー的なカレーです。スネ肉近辺の部位でしょうか、たっぷりの牛肉がじっくりと煮込まれ、玉ねぎなどの香味野菜の味も溶け出ています。さまざまな旨味に辛味と甘味、そしてとろけるチーズが渾然一体となった、とてもレベルの高いカレーではないでしょうか。

温泉玉子をつぶして、さらにマイルドにしてみましょう。

辛さがマイルドになり、温泉玉子で濃厚さがさらにアップ!もちろん、それでも一般的な欧風カレーに比べると十分辛いのですが、辛いのがカレーの醍醐味です。汗もかかないようなカレーをカレーショップで食べたくありません。管理人は辛さに強くないのですが、麻婆豆腐や韓国料理のチゲなどで鍛えられたせいか、辛い食べ物は辛くあるべき、と思っています。こちらのカレーは“おいしい”の範疇に入る辛さです。ギリギリですが。

辛いのが苦手な方にはおすすめしませんが、辛いだけはない旨味をしっかりと感じることができるカレーです。京都でカレーが食べたいと思われたら、スパイシーで旨辛なカレーを一度試されてはいかがでしょうか。そして食後に近所のカフェやコンビニで甘い物を食べれば最高 だと思います。管理人は今、セブンイレブンで「牛乳ぷりん」を買って食べながら、このブログを書いています。

[2018年9月10日訪問]

spice32 祇園店
●住所…京都市東山区八坂新地富永町132 おかるビルB1
●TEL…075-541-0623
●定休日…木曜日・祝日・毎月21日(日曜日・毎月20日はランチ営業のみ)
●備考…店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「spice32 祇園店」で検索してください。

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