珍しい「チキン・コルドンブル」を楽しめる洋食店

洋食編
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グリル 宝

12月2日の日曜日は秋晴れに恵まれました。外の空気は冷たいものの、寒いというほどでもないような気がしたので、久しぶりに北の方へ向かおうと身支度を始めます。12:10に起床したこともあり、通し営業の店でないとランチには間に合いません。比較的行き慣れた岩倉方面をめざして原付を走らせながら、紅葉に染まった北山を眺めつつ狐坂を登ります。

地下鉄「国際会館駅」がある岩倉エリア。近隣には「宝が池公園」や「国立京都国際会館」などの他、「同志社小学校中学校・高校」があることでも知られるエリアです。豊かな自然が多く、北山通白川通からのアクセスも便利なため、京都市民にとっては身近なドライブスポットでもあります。郊外にも関わらず飲食店は少なくなく、特に有名な洋食店が数店あり、管理人にとっても馴染み深い地域と言えるでしょう。

今回はそんな洋食店の中から、「同志社中学校・高校」の東隣にある洋食店「グリル 宝(たから)」をめざします。14:20に到着、通し営業なので安心して店頭のメニューを眺めます。

なぜか単品メニューの価格が隠されていますが、「チキンカツディッシュ」や「ハンバーグディッシュ」といったセットメニューは¥620というお手頃価格!場所柄、同志社高校の生徒が放課後などに立ち寄ることも多く、知り合いの同志社高校OGいわく“同志社の学食”とのこと。さすが京都の私立高校の中でも上流階級の集まり(管理人イメージ)だけはあり、街の洋食店を学食呼ばわりとは大したものではないでしょうか。えぇ、もちろん皮肉で嫌味ですとも。

本格的な洋食をお手頃価格で食べられることから、地元の方も足繁く通う人気店です。では早速、店内へ入ってみましょう。

14:30前という他店ならアイドルタイムの時刻にも関わらず、数組をお客さんが食事をされていました。席数はかなり多いお店ですので、お一人様でも4人掛けテーブルへ案内されます。では、お腹も減っているのでメニューを拝見。

店内にはお得なセットメニューが掲示されている他、単品でもほとんどが¥1,000以下で食べられます。しかもメイン料理はライス付なのもうれしい心遣いです。メニューが豊富で迷いますが今回は初心に帰り、こちらのお店の名物メニューでもある「チキン・コルドンブル(ライス付)」¥880を注文しました。「チキン・コルドンブル」とは鶏むね肉を薄く叩きチーズとハムを挟みパン粉をつけて揚げた料理のことで、一般的にコルドン・ブルーは仔牛肉で作ります。

ヨーロッパでは昔から仔牛肉を使ったカツレツ料理の種類が多数あり、コルドン・ブルーもその1つ。淡白な味わいの仔牛肉の代用として鶏むね肉が多く使用されていたことから「チキン・コルドンブル」が生まれました。しかし日本は鶏もも肉を好む文化であることからチキンカツは多くのお店で提供されているものの、「チキン・コルドンブル」や「キエフ風カツレツ」など鶏むね肉を使ったカツレツはあまり多くありません。中でも「チキン・コルドンブル」を京都市内で提供している洋食店は、管理人が知る限り「グリル 宝」だけ。名物にふさわしい希少性です。

「チキン・コルドンブル(ライス付)」が到着しました。

見事なボリューム感で、トマトベースのソースが食欲をそそりますが、見た目はチキンカツです。箸で一切れつまんでみましょう。

断面からトロ〜リとチーズがこぼれ、よく見ると薄っすらとピンク色をしたハムの姿も確認できます。では一口パクリ。鶏むね肉の淡白な味わいに、チーズとハムの塩気と濃厚な味わいが組み合わさリ、少し酸味の効いたトマトソースとの相性も抜群です。さっぱりとした鶏むね肉だからこそ成立する料理で、チキンカツよりも味の変化に富んださまざまな旨味を重層的に味わえる逸品ではないでしょうか。ご飯はもちろん、ビールにも合う少し大人なカツレツをお楽しみください。

ハンバーグや各種フライ、ステーキなどの料理も本格派、しかも手頃な値段でいただける洋食店です。何を食べてもおいしいお店ですが、初めての訪問であればやはり「チキン・コルドンブル」をおすすめします。岩倉エリアに来られた際にはお財布にもやさしい「グリル 宝」で洋食を堪能し、京都の洋食文化の奥深さを知ってください。値段以上のボリュームと技術、そして味をきっと感じていただけると思います。

[2018年12月2日訪問]

グリル 宝
●住所…京都市左京区岩倉大鷺町525
●TEL…075-722-7461
●定休日…不定休
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「グリル宝」で検索してください。

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