一乗寺ブギー
広告などを制作している管理人にとって年末や年度末などは繁忙期を迎えます。さすがに早く帰ることは許されず、帰宅は深夜0時を超えることもしばしば。それでも以前に比べればかなりマシになった方なのですが、気力・体力が日々劣化しているアラフィフには堪えます。特に困るのが夕食です。京都で0時以降に入店できる飲食店を探しても、全国展開しているチェーン店を除けば、ほぼラーメン店か飲み屋系の2択。管理人はアルコールを飲みませんので、必然的にラーメン店となります。
ラーメンがキライな訳ではないのですが夜、しかも深夜のラーメンには抵抗を感じるのはなぜでしょうか。実はラーメン1杯ぐらいなら、そんなに高カロリーではありません。しかし、サイドメニューの鶏の唐揚げや餃子、チャーハンなども食べると、翌朝の胃のもたれ具合で“高カロリー”をしっかりと実感できます。ただ、たまにはラーメン店で高カロリー食を食べてもいいのではないか。たまには。と自分自身に言い聞かせながら「一乗寺ラーメン街道」へ向かいました。
「一乗寺ラーメン街道」にあるお店は当ブログでもさんざんREPORTしていますが、ラーメン店は今回が史上初。「一乗寺ラーメン街道」には通算3,000回は行っていますが、ラーメン店に行ったのは10回にも満たないのでお店選びも大変でした。知り合いや友人がここぞとばかりにさまざまなラーメン店をオススメしてくるので、すべて無視して店頭のメニューで決めたのが「一乗寺ブギー」です。

メニューを眺めていると「つけそば」が名物なんでしょう。写真で見る限り“つけ麺”ですね。猫舌の管理人にとっては普通のラーメンよりは食べやすそうでしたので、ヌルっと入店してみました。

カウンター席だけのお店です。0時過ぎににも関わらず、半分ほどの席が埋まっています。大学生ぐらいの若い男子と30代ぐらいのサラリーマンでしょうか。お一人様でも気兼ねなく利用できそうで安心です。メニューを見ながら人気No.1の「つけそば〈肉も野菜も増し〉(麺/200G)」¥900と、店頭メニューの段階から気になっていた「炙りBBQ丼」¥350を注文しました。
まず「炙りBBQ丼」が到着します。“BBQって何?”と戸惑うオジサマのために解説すると、バーベキューのことをBBQと言うのですよ、最近の人は。

アツアツの土鍋風丼鉢に盛られているのは炙りチャーシューです。確かにおいしそうですが、どこがBBQなんでしょうか。チャーシューの表面にある白いものを気にしつつ、分厚いチャーシューを箸でつまんでガブリ。

これはウマいわ〜
白いものの正体はマヨネーズです。柔らかで肉厚な醤油ベースのチャーシューにマヨネーズを塗り、炙ったもの。マヨネーズで濃厚さがより強調され、薬味のネギも効果的でご飯とよく合います。ただし食べ進むにつれ、アラフィフには濃厚過ぎたようで少し味に飽きてしまったのも事実です。キムチなんか合いそうなのになぁ…と、漬物が恋しくなりました。ちなみになぜBBQなのかは管理人もオジサマなのでわかりません。
いよいよ「つけそば〈肉も野菜も増し〉(麺/200G)」の登場です。

スープを一口飲むと、強烈な煮干しや鰹節など魚介系の風味が口の中に広がり、次いで豚骨の濃厚でまろやかな味わいが楽しめます。つけ麺用だからでしょうか、かなり醤油が効いた濃厚なスープです。具は分厚いチャーシューがたっぷり、キャベツともやしもどっさり入っています。スープにつかったチャーシューがまたおいしい。適度な脂身が食欲をそそります。では麺につけて食べてみましょう。
うどんのようなちぢれ太麺です。ツルツル&モチモチと心地いい食感と濃厚なスープと具が絶妙なバランス。人気No.1なのもうなずけるつけ麺ではないでしょうか。この「つけそば〈肉も野菜も増し〉(麺/200G)」だけでも十分満腹になれる量ですが、腹ペコなら¥150増しで麺300gか麺400gを選べますので麺を増量するのもアリだと思います。また、「から揚げ(2個入り)」¥280も人気商品だそうですので、サイドメニューとして注文するのもいいでしょう。
京都では有名な「しゃかりき」グループの1店である「一乗寺ブギー」。「一乗寺ラーメン街道」までラーメンの食べ歩きに来られるラーメン好きにとって、必ず立ち寄るという人が多いお店だそうです。管理人はつけ麺にも詳しくないので他店との比較はできませんが、一般的な麺料理として考えてもかなりレベルが高い味だと実感しました。「一乗寺ラーメン街道」でつけ麺を食べたい方は、ぜひ一度訪問してみてはいかがでしょうか。
[2018年12月13日訪問]
= 一乗寺ブギー =
●住所…京都市左京区高野玉岡町49-1 グリーン28 1F
●TEL…075-712-5518
●定休日…年中無休
●備考…店内禁煙
●ホームページ…twitter
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