昭和の香り漂う鴨川のほとりの喫茶店

喫茶店・カフェ編
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COFFEE HOUSE maki

1月20日は日曜日ということもあり、12時に目覚めてしまいました。さすがに起きぬけで食欲はないものの、夕方から出かける予定があったため、ぐずぐずと身支度をするフリをしてテレビを眺めます。気づけば14時、もうどこかでランチに行くのはあきらめ、軽食で済ませようと考え始めた矢先に外は小雨まじりになっていました。遠くに出かけるのも面倒なこともあり、近所の喫茶店へ向かいます。

出町桝形商店街」近くにある「COFFEE HOUSE maki(コーヒーハウス マキ)」。管理人にとっては小学生低学年ぐらいまで祖母に連れられ頻繁に訪れていた街の喫茶店で、実に約40年ぶりの訪問です。店の前はたびたび通るのですが、なかなか行く機会に恵まれず40年が過ぎていました。外観は正面も裏口も昔と変わりありません。では、店内へ入ってみましょう。

よく伺っていたときから人気の喫茶店でしたが、ほぼほぼ満席状態にびっくり!幸いお一人様が会計されていましたので、入れ替わりで着席することができました。最近では京都の情報誌など各種メディアに掲載されることも多いようで、地元の方だけでなく、観光客も多く感じます。内装も昔のまま…と見回しながら、メニューを確認。

こちらのお店で昔はよく注文していた「カツサンド」、今はもう提供されていないようで、時代の移り変わりを改めて感じました。しかし、昔よく頼んでいたもう1つのメニュー「フレンチトースト」¥600は健在。各種メディアでもほとんど触れられていないメニューですが、やはり食べてみたくなります。あまり食欲がなく、しっかりメニューはパスしたいこともあり、「カフェ・オ・レ」¥450とともに注文してしまいました。

あぁ…懐かしの「フレンチトースト」です。昭和の頃から変わっていません。まずは「カフェ・オ・レ」を味見します。

昔から濃いめのコーヒーでしたが、ミルクたっぷりの割にコーヒーの味をしっかりと感じられる「カフェ・オ・レ」です。コーヒー好きなら「ブレンドコーヒー」¥400や「ダッチコーヒー」¥450もおすすめ。濃厚でコクがありながらスッキリとした後味で、カフェチェーンでは味わえないクオリティではないでしょうか。そして「フレンチトースト」へ。

体感ですが厚さ80mmはあろうかと思われるブ厚い「フレンチトースト」です。上部にはたっぷりのグラニュー糖がまぶされていて、ダイエット休止中で本当にヨカッタと腹をなでおろします。ナイフを入れるとフワフワ、と言うよりフカフカ。管理人が死んだときはこのフレンチトーストをベッドにして眠らせていただきたい、と遺言を書こうと思いました。相続人にとっては迷惑以外の何モノでもないでしょうが。卵とミルク、バターの風味がアツアツでフカフカのトーストからあふれ出て、グラニュー糖のほどよい甘味が絶品です。これは作るのに手間がかかるだろうなぁ〜と考えながら、食欲がなかったのに気づけば完食していました。

本当は名物の「モーニングセット」¥650をREPORTするつもりで温存していたのですが、休日の朝に起きることが少ないため、今回はお客さんが注文すればするほどお店にとってはただただ面倒な「フレンチトースト」をREPORTしてお店の方々、ゴメンナサイ。いずれ機会を見て、改めて朝に訪問して「モーニングセット」をREPORTします。京阪「出町柳駅」から徒歩5分ほどと便利な場所にありますので、「下鴨神社」や「出町桝形商店街」を訪れた際にには、ぜひお立ち寄りください。

[2019年1月20日訪問]

COFFEE HOUSE maki
●住所…京都市上京区青龍町211(Google マップ
●TEL…075-222-2460
●定休日…年中無休
●備考…平日・土曜日は店内分煙、日曜・祝日は店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「コーヒーハウス マキ」で検索してください。

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