ダシも具も高いクオリティを誇る手打ちうどん店

和食編

手打ちうどん めんてい

思いのほか仕事に手こずってしまい、精神的にゲンナリしながら京都に帰ってきました。20代なら“さぁ、ステーキでも食ってけえるべ”と考えていたでしょうが、さすがにアラフィフにもなるとあっさりとしたものが恋しくなります。そして例年よりマシとはいえ、冬の夜は寒い。温かな食べ物が何よりのご馳走です。そこで今回は、うどんを求めて叡電「元田中駅」をめざします。

叡電「元田中駅」から徒歩1分のところにある「手打ちうどん めんてい」。かなり古くから商売されていて、地元の方をはじめ、京都大学京都造形芸術大学の学生で賑わっています。23時まで営業されているため、少し遅くなったときでも利用できる管理人にとっても便利なうどん屋さんです。では店内へ入ってみましょう。

いい意味で雑多な感じがホッとする店内は、親しみを感じます。閉店間際でしたが熟年カップルが1組と男子学生2名1組が食事をされていました。カウンター席もありますので、お一人様でも気兼ねなく利用できます。早速、メニューを確認してみましょう。

うどんを中心に定食や丼もある、スタンダードな街のうどん屋さんです。個人的には「鳥カレーうどん」¥580をおすすめしますが、先日個性的なカレーうどんを食べたばかりなので、今回は「めんていうどん(1玉)」¥680を注文しました。ちなみに「鍋焼きうどん」各種を除き、うどんの量は同額で1玉・1.5玉・2玉を選ぶことができる親切なお店です。

「めんていうどん(1玉)」が到着しました。まずはダシをひとすすり。あぁ…と思わずあえぎ声が漏れてしまう、体にじんわりと染み渡る味わいです。ほんの少し濃いめのダシですが、この塩梅が寒い日には特にありがたく感じます。店名を冠としている「めんていうどん」のポイントは、具にピリ辛のキンピラゴボウが入っていること。うどんの具にキンピラゴボウ、大阪ではまずお目にかかれませんが、京都ではいくつかのうどんの名店でうどんの具として採用されています。そして埼玉県や群馬県など北関東のうどん屋さんでも入っているのを見たことがありますので、誰かうどんに詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ由来を教えください。

手打ちうどんは京風ではないスタンダードな太さですが、少し柔らかめの京風うどんです。もちろんコシも少しはありますので、ツルツルっと心地よく食べられます。具の牛すじもトロトロに柔らかく煮込まれ絶品の味わい。うどんが一番合いそうな味付けも見事ではないでしょうか。

そして必食と言えるのが、この甘ぎつね(薄アゲ)です。甘〜く炊かれた薄アゲは、うどんのためだけに生まれてきた具であり、口の中に入れると甘〜いジュースが口いっぱいに広がります。ピリ辛のキンピラと深い旨味の牛すじ、そして甘ぎつねが織りなすハーモニーにより、普通のうどんにはない贅沢な味わいを楽しむことができました。

街のうどん屋さんとは思えないうどんのクオリティに関心していると、大学生コンビから“虫の遺伝子を○×▲してクローンを…”と聞こえてきたので多分京大生なんでしょう。管理人にはチンプンカンプンでしたが、虫なんてどうでもいいからウナギやマグロ、黒ギャルのクローンを一刻も早く完成させてほしいと目で合図を送っておきました。そんなアカデミックな話題も出てくるカオスなうどん屋さんですが味は間違いありませんので、近くまで来られた際はぜひ立ち寄ってみてください。

[2019年1月24日訪問]

手打ちうどん めんてい
●住所…京都市左京区田中里ノ内町81
●TEL…075-721-6729
●定休日…日曜日
●備考…店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「めんてい」で検索してください。

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