ナン好きにはたまらない本場北インド料理店

その他料理編
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CHAMDER(チャンダー)
北山店(本店)

カレー愛が止まりません。これまで“インフルエンザ予防”などナンだのと言ってカレーをREPORTしていましたが、もう隠しきれません。しかも最近は大好きな欧風カレーに加え、インド料理店のカレーも好きになってきました。日本で営業しているインド料理店のカレー、いわゆる“インドカレー”はスパイシーながら欧風カレーに似てコクと旨味があり、日本人が食べやすいのもインドカレー愛に目覚めた理由かも知れません。そこで今回はインド料理の中でもタンドリーチキンや乳製品を多用することで馴染み深い北インド料理店「CHAMDER(チャンダー) 北山店」を訪問しました。

本店は北山通下鴨本通の交差点を北へすぐの「北山店」、熊野神社の向かいで丸太町東大路にある「丸太町店」は支店となります。「北山店」はビルの2階にあり、入口の階段前の大きな電光看板が目印です。では店内へ入ってみましょう。

6名テーブル席が1組、4名テーブル席が2組、3名テーブル席が3組、そして最大7名が座れるカウンター席があるかなり広い店内です。もちろんお一人様も利用しやすいお店で、内装は北インド料理店らしく本場インドの雰囲気を楽しむことができます。3名のスタッフが仕事をされていましたが、本当に仕事をしていたのは一人だけ。残りの二人は母国語でひたすら喋っていて、ナンとなくインドっぽいなぁと少し笑ってしまいました。メニューは「NAYA INDIA NOOR(ナヤ インディア ヌール)」と同様、もの凄い品数でとても撮影しきれませんので代表的なメニューをご紹介しましょう。

お得そうなセットメニューも用意されていましたが、今回は単品で頼みます。詳しいメニューについてはコチラをご覧ください。まずノンアルコールビールと、ツマミとして“チーズとクリームで煮て表面をかためたマイルドなバーベキュー”とある「マライティッカ(ナンと小サラダ付)」¥1,170を注文。“マライ”とは贅沢、“ティッカ”とは小さく切った肉という意味で、タンドリーチキンよりも高級とされているそうです。カレーには“チャンダー代表カレー”と書かれていてマトン・チキン・ポークから選べる「マサラカレー(マトン)(ナンと小サラダ付)」¥980をお願いしました。ちなみにナン2枚は食べきれないので1枚にしていただいてます。

「マライティッカ」が到着しました。緑のソースはホウレンソウでしょうか。とにかくマイルドなチキン炒め煮で、鶏肉の旨味を存分に味わえます。かすかに感じる辛味がアクセントとなっていて、ビールやアルコール類のツマミにピッタリではないでしょうか。このマイルドなコクが“マライ(贅沢)”なのでしょう。別添の緑のソースは香草が主張する薬効がありそうな味わい。ナンだか健康になりそうなので、たっぷりとかけていただきました。香草が苦手な方は別添のソースをつけずにお召しあがりください。いよいよ「マサラカレー(マトン)」が運ばれてみました。

ナ、ナンだってー!!

これが書きたくてナンナン言ってたのにお気づきでしょうか。カレーやサラダの器がミニチュアに見える巨大なナンです。撮影しましたがすべて入りきれないので別角度から再チャレンジ。

どうやっても全景を撮影するのはムリでした。こんナン2枚も食べられる訳ないでしょう。ナン自体は焼き立てで香ばしい小麦が食欲をそそるおいしさです。「マサラカレー(マトン)」は香味野菜やスパイスが効いた濃厚な欧風カレーという味わい。辛さも控えめで、日本の激辛カレーは本場の辛さでもナンでもないことがわかります。柔らかく煮込まれたマトンと濃厚なカレーが絶妙なおいしさです。洋食店の欧風カレーよりも香辛料などで味に奥行きと深みが感じられる、北インド料理を体現する逸品だと思います。

お金と時間さえあればカレーを食べにインドへ行きたくなりました。京都にはまだまだインド料理店やネパール料理店が営業されていますので、これからもREPORTしたいと考えています。京都で本場の北インド料理を試してみたい方は、一度訪問されてみてはいかがでしょうか。4000年以上前に栄えたインダス文明の面影が料理にも感じられる、ナンてことがあるかも知れませんね。

[2019年3月8日訪問]

CHAMDER(チャンダー) 北山店(本店)
●住所…京都市左京区下鴨南芝町51-6 TKビル2F
●TEL…075-703-5233
●定休日…年中無休
●備考…店内一部禁煙(ほぼ禁煙と思ってください)
●ホームページ…facebook

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