ごちそう居酒屋 魚ぴち 千本丸太町店
管理人は例年10月に秋冬物の衣替えを済ませます。今年は10月でも夏日が続いていたこともあって、衣替えも中途半端なままでした。寒くなってきた11月に入り、ようやく秋冬物への衣替えを完了できたのですが…シャツを着てもズボンをはいても“こんなにボディコン(死語)な服だったっけ?”と思うぐらいピチピチ。洗濯後に収納していた半年の間に、どうやら衣類全般が縮んでしまったようです。洗濯用洗剤のせいでしょうか?それとも防虫剤のせいでしょうか?はっきりとした原因はわからないままピチピチの秋物を着て過ごしているのですが、ピチピチしていて気分がいいのはギャル魚介類だけ。という訳で今回は、ピチピチした魚介類を夜遅くでもいただける「ごちそう居酒屋 魚ぴち 千本丸太町店(ごちそういざかや うおぴち せんぼんまるたまちてん)」へ訪問してみました。プロのコピーライターが書いたとは思えない強引でヘタクソな導入文章に自分でもビックリしています。
「魚ぴち」は一乗寺や深草、御薗橋、四条大宮などにも店舗があったように記憶していますが、管理人が現在把握しているのは千本丸太町店ただ1軒。こちらは数ある居酒屋の中でも新鮮な魚介類で人気のお店で、千本通と丸太町通の交差点(千本丸太町)の南西角を30mほど行ったところにあります。管理人のように飲まないお一人様でも居酒屋としては比較的入りやすく、夜遅くに新鮮な魚介類をいただけるのがとても便利。ただし、あくまでも居酒屋ですので、“お通し代がかかるのはイヤ”とか“飲み物は注文したくない”方にはオススメできません。夜の部は料理のラストオーダーが深夜1時と、日付が変わってからでも海鮮を楽しめます。時刻は22時、早速店内へ入ってみましょう。
居酒屋らしい雑多な雰囲気ながらカウンター席もあり、お一人様の利用もよく見かけます。客層は学生からビジネスパーソンまで幅広く、特に新鮮な魚介類を求めてミドルやシニアの受けもいいようです。訪問した10月30日は水曜日と週のド真ん中にも関わらず、多くのお客さんで賑わっていました。それではメニューをご確認ください。
魚介類はもちろん、肉系メニューも充実しているのはさすが居酒屋。グループ利用の際、魚が食べたい人も肉が食べたい人もベジタリアンも、みんなが仲良く好きなメニューを注文できます。お一人様での居酒屋利用で注意しないといけないのは、一品一品のボリュームが思った以上に多く、本能のおもむくままテキトーに注文するとテーブルの上にありえない量の料理が並ぶこと。セットメニューがない中華料理店と同じですね。メニューを熟考しながら品数を絞って注文し、もし足りなければ一品ずつ追加すればいいでしょう。間違っても“満漢全席状態”にならないようお気をつけください。管理人は何回も“満漢全席状態”をやらかし、他のお客さんから“やっぱりデブはよく食べるわぁ…”と白い目で見られ悔しい思いをしています。
まずは注文したノンアルコールビールと「お通し」¥330が到着。本日のお通しは「ブリの南蛮漬け」でした。こういう手作りでお店の特徴である魚を使った「お通し」なら大歓迎。これが業務用の豆モヤシや山菜ナムルだったら文句は言わないもののガッカリ感はハンパありません。わずか¥330で席料の意味もある「お通し」にあれやこれやと求めるのは酷かも知れませんが、それでもこちらのようにマジメに料理された「お通し」は好感度がグ〜ンとアップ!ブリの旨味と南蛮漬けの適度な甘酸っぱさがマッチした(ノンアルコール)ビールによく合う「お通し」に、次の料理への期待も高まります。
「魚介たっぷり海鮮サラダ」¥748が運ばれてきました。見るからにボリューム満点。しかしサラダですので食べ過ぎても大丈夫です。天盛りにされているとろろ昆布と刻み海苔で全容がイマイチよくわからないのですが、食べごたえは十分ありそう。とりあえずサックリと混ぜていただきましょう。
グリーンサラダにブリやタコ、マグロの赤身、シメサバなどの海鮮がたっぷりと入っていました。ドレッシングは甘酸っぱい和風ドレッシングにマヨネーズがあしらわれいて、魚介類にも意外とよく合います。味のアクセントとして特に効果的だったのがシメサバです。どの魚介類も生臭さなどは一切なく軽く食べられるのですが、少しクセのあるシメサバが全体の味をまとめているように感じました。シーザーサラダにおけるチーズのような役割、と考えれば分かりやすいでしょうか。とにかくこの一皿だけでも十分に新鮮な魚介類を堪能することができる逸品と言えるでしょう。
続いて「激旨!!エビマヨ」¥480です。フリッターのようなふわふわなコロモで作られた本格的なエビマヨです。ソースはマヨというよりマヨネーズとケチャップを合わせた日本のオーロラソース風で、甘みや酸味が強調されています。揚げニンニクが香ばしく、ボンヤリとした味になりがちなエビマヨにはぴったり。エビの甘みも感じられ、若い方や女性に人気が出そうなおいしさでした。
最後は「海鮮ユッケ丼」¥680。ハマチやイカなどの海鮮が細かいめにカットされた、こちらも海鮮盛りだくさんな丼です。ウズラ卵の卵黄のコクがプラスされたリッチな味わいは〆に最適。ワシワシと勢いよくかき込むのが〆丼のマナー(?)ですので、何も考えず一心不乱に食べ尽くしてやりました。もうすっかり満腹、そして食べ過ぎです。ただ食べたほとんどが魚介類と野菜ですので、カロリー的にはほぼなかったことにしていただけないでしょうか。地下鉄「二条駅」から徒歩7分程度と便利な場所にあります。夜遅くに手頃な価格で新鮮な魚介類を食べたい!と思ってしまった方は、ぜひ立ち寄られて新鮮な魚介類をご堪能ください。
[2019年10月30日訪問]
ごちそう居酒屋 魚ぴち 千本丸太町店
●住所…京都市中京区聚楽廻東町8-2 興亜ビル1F(Google マップ)
●TEL…075-821-1100
●定休日…月曜日
●備考…喫煙可
●ホームページ…現在、公式ホームページ[https://uopichi-senbonmarutamachi.owst.jp/]にアクセスできない状態です。
※詳しくは食べログ「魚ぴち 千丸店」で検索してください。
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