地域の人々で常に賑わう隠れた町中華の名店

2020冷やし中華
スポンサーリンク

中国料理 志成園

管理人が学生の頃、夜遅くまで営業している飲食店と言えば中華料理店でした。もちろんラーメン店や飲み主体のお店も営業されてはいましたが、貧乏学生が手軽に栄養もしっかりと取れる定食類を食べられる飲食店として、大衆中華店は心強い味方でした。しかし現在、大衆中華店と言えど時代の波には逆らえず、夜遅くまで営業されているお店は本当に少なくなりました。お店の方の高齢化に加え、今回の新型コロナウイルス騒動により時短営業が当たり前となっている中、深夜まで頑張っておられるお店には感謝しかありません。

五条通西大路通の交差点(西大路五条)を東へ350mほど行き、御前通五条通の交差点(五条御前)を南へ150mほど行ったところにある「中国料理 志成園(ちゅうごくりょうり しせいえん)」。開業は1979年(昭和54年)という昭和の町中華店です。こちらはラストオーダーが23時と夜遅くの食事にも対応されています。情報誌などのメディアへの登場は少ないながら、常に混雑していて活気にあふれる地域の名店。地元の方をはじめ、近隣のビジネスパーソンや学生などの憩いの場となっています。時刻は21:30、早速店内へ入ってみましょう。

今宵も多くのお客さんで賑わっていました。老若男女を問わず人気のお店で、お一人様でも入りやすい雰囲気です。夜遅くまで営業されていることもあり、飲む人にとってもありがたいお店ではないでしょうか。最近“町中華で1杯”が流行っているそうで、どこの地域でも当たり前のようにある大衆中華料理店が再評価されているのはうれしく思います。管理人のように飲まない人にとっても新たな味の発見があると思いますので、ご近所の中華店を試してみてください。ではメニューを確認してみましょう。

料理にもしっかりと力を入れておられ、夜でも定食類をいただけます。多くのお客さんに人気なのもうなずけるリーズナブルな価格設定も魅力。こういうお店では、あれもこれも食べたくなってつい注文し過ぎてしまうので要注意です。昭和の中華店としては珍しくノンアルコールビールがあるのも高ポイント。今回はノンアルコールビールに「焼き餃子(6個)」¥300と夏季限定の「冷麺」¥730を注文してみました。

「焼き餃子(6個)」が到着。焼き色も完璧です。焼き餃子と(ノンアルコール)ビールの組み合わせに勝るものはありません。まさに庶民の味方のツマミで栄養価も高く、夏バテ対策にもバッチリでしょう。コンガリと焼き上げられた薄皮の中の餡は、意外(失礼)と上品は味わい。塩味は控えめでニラなどの野菜と豚肉の旨味が味わえるおいしさです。あっさりといただけるものの、頼りない味ではなく、素材の持ち味を活かされているベテランの味だと感じました。

続いて「冷麺」が運ばれてきます。具はチャーシューに錦糸玉子、キュウリ、キャベツ、ワカメ、そして中央のサクランボの昭和感よ。赤が差し色となってビジュアル的にも締まります。スープは酢醤油ベースの正統派。カラシを溶いて食べると大人の味に変化します。この中で異彩を放っているのがワカメで、これが思いのほかおいしい。京都の冷やし中華でワカメはあまり見かけませんが、定番になってもおかしくない海の味を楽しめます。

麺は中細の中華麺で、冷やし中華の王道です。麺、スープ、具と調和の取れた味となっていて、万人に受け入れられるおいしさではないでしょうか。夏の暑い日のご馳走とも言える、基本に忠実な冷やし中華だと感じました。接客のオカアサンやスタッフの方も愛想よく接してくださる、非の打ちどころがないお店です。JR「丹波口駅」から徒歩10分程度ですので、お近くまで来られた際にはぜひお立ち寄りいただき、昭和から続く町中華の実力を存分にご堪能ください。

[2020年7月21日訪問]

中国料理 志成園
●住所…京都市下京区西七条赤社町32(Google マップ
●TEL…075-314-3244
●定休日…水曜日
●備考①…「冷麺」は夏季限定
●備考②…禁煙
ホームページ
※さらに詳しくは食べログ「志成園」で検索してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました