昭和の頃から長年愛され続けるビフテキの名店

洋食編
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ビフテキ スケロク

最近でこそ手頃な価格でステーキをいただけるお店が増えてきましたが昭和の時代ステーキ、いや当時はビフテキという呼び名がメジャーだった肉料理は、庶民憧れの高嶺の花でした。鉄板焼店のようなスタイルで、俗にステーキハウスと呼ばれるお店は1人前¥10,000ぐらいは当たり前。現在でもステーキハウスは高級店としてお金持ちが利用されています。一方、少ないながらも昔から手頃な価格でステーキを提供しているお店もありました。当ブログでもREPORTした「ステーキハウス ピーピングトム 北山店」は現在でも多くのお客さんに愛されるお店です。そして洋食店ながらステーキをウリにしているレストラン菊水」などもはずせません。昔の洋食店はステーキやビフテキをハンバーグ価格の1.5〜2倍程度で提供しているところが多かったような気がします。そこで今回は、創業1954年(昭和29年)創業の老舗洋食店をREPORTしてみました。

蘆山寺通西大路通の交差点(わら天神前)を東へ170mほど行き、住宅街の道を南へ80mほど行ったところにある「ビフテキ スケロク」。もともとは千本今出川で開業され堀川中立売へ移転、そして数年前に現在地へ再移転されました。管理人は堀川中立売時代には伺っていたものの、再移転されてからは今回が初。初めてお店へと向かってみて場所が少しわかりにくいように感じましたので、管理人のようなぽっちゃり体型方向音痴の方はGoogle マップ等で迷わないよう向かってください。時刻は昼のラストオーダー13:30ギリギリの13:20。入店して即オーダーしないといけませんので、とりあえず店頭のメニューを確認します。

各種洋食メニューも間違いありませんが、店名に“ビフテキ”と付けられているだけあって、初めて訪問される方はビフテキメニュー各種をお試しください。ランチはお昼限定のお得なビフテキとして「ビフテキプレート」¥1,650、「ビフテキセット」¥1,980、「ビフテキランチ」¥3,300の3種類。当ブログでは管理人の財政状況のため1人前¥3,000以内と固く心に誓っていますので、今回は「ビフテキセット」に決めて店内へと向かいます。

スッキリとした清潔感のある店内です。各テーブルのテーブルクロスが洋食店らしく感じられます。ラストオーダーギリギリの入店だったため、お客さんは1組だけでしたが、ランチタイムは基本混雑しますのでご注意ください。メニューを持ってきていただいたものの、営業時間を伸ばすのも申し訳ないので「ビフテキセット」を即注文しました。今の季節であれば「カキフライ」なども提供されているなど、旬の洋食メニューをいただけるのも特徴です。

「ビフテキセット」が到着。¥1,980の価格以上にボリューム感のあるビフテキです。ビフテキに乗っているレモンスライスとメーテルドテールバターも昔なつかしいスタイル。カレー風味のモヤシがクセになるサラダもたっぷりで、満足度高めのセットメニューとなっています。ではビフテキをいただきましょう。

完璧なミディアムレアな焼き上がりで肉質も柔らか。牛肉の部位はロースと思われますが、適度に入った脂身と赤身のバランスが素晴らしいビフテキです。¥1,980で食べられるクオリティではありません。牛肉の赤身の旨味と脂身の甘みが堪能できます。ソースは醤油ベースの塩味強めの味付けで、牛肉との相性も抜群。パンよりもご飯と一緒に食べたくなる、昔ながらの贅沢なステーキの味わいではないでしょうか。

ビフテキに敷かれたオニオンソテーがこれまたおいしい。ビフテキと合わせて食べると堪えられません。トロトロにソテーされたタマネギの甘みと風味がビフテキの味を補強して絶品です。リッチな気分になる極上のランチを愉しむことができました。ステーキ好きや洋食好きはもちろん、万人に愛されるお店だと思います。お一人様でも気兼ねなく利用できますので、立命館大学の衣笠キャンパス近くまで来られた際には、ぜひこちらのビフテキをはじめとする洋食各種をご堪能ください。

[2020年11月1日訪問]

ビフテキ スケロク
●住所…京都市北区衣笠高橋町1-26(Google マップ
●TEL…075-461-6789
●定休日…木曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…facebook

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