上鳥羽エリアにあるリーズナブルな人気洋食店

洋食編
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プチスプーン

京都市内も街ナカからはずれて郊外へ向かうと、のどかな田園風景が広がっていたり、京都経済の原動力である工場地域も多く見られます。特に京都市南区宇治市長岡京市向日市などと近いだけでなく、物流面で大阪府とのアクセスが容易なこともあり、大小さまざまなメーカーや工場が発展してきました。南区の中でも歴史に彩られているのが上鳥羽エリアで、平安時代には皇族や貴族がこぞって別荘・別宅を建てたことで知られ、白川上皇の「鳥羽離宮(鳥羽殿、城南離宮、城南宮)」がその代表。また、幕末には戊辰戦争の発端となった「鳥羽・伏見の戦い」で幕府軍が大敗し、明治維新へとつながるなど、近代日本において重要な地と言えそうです。そんな上鳥羽エリアには飲食店も少なくなく、今回は地域の方々に絶大な人気を誇る洋食店へ伺ってみました。

久世橋通国道1号の交差点(国道1号久世橋)を西へ950mほど行ったところにある「プチスプーン」。最寄駅は近鉄「上鳥羽口駅」で徒歩20分程度かかるため、市バスを利用して「吉祥院池田町」または「吉祥院蒔絵町」バス停まで行かれると徒歩数分と便利です。ほとんどのお客さんは車かバイク、地元民は自転車で来られているため、近隣の方以外には知る人ぞ知る洋食店とも言えます。管理人は数年前に仕事で近くまで来た際、ランチに立ち寄ったことがあったため覚えていました。ランチどきは席が空いていないほどの盛況ぶりで、しかもこちらは14時ラストオーダーの昼営業のみ。なかなか強気な営業形態ですが、夜営業をしなくても大丈夫なほど繁盛されているのでしょう。12時前には入っておかないと並ぶ可能性もあったため、11:50に到着。早速入店してみました。

まだかなり空いていましたが、12時を過ぎると多くの人が入って来られていて、相変わらずの混雑ぶり。かなり広めの店内は座席数も多く、今回はカウンター席に着席。カジュアルな雰囲気の店内に加え、こちらはお一人様のお客さんも多く、手軽に洋食を楽しめるお店として地域の方々から人気を集めています。ではメニューを確認してみましょう。

申し訳ございません。上記の写真は本日の日替わりメニューなのですが、肝心のグランドメニューを撮影し忘れました。メニュー表はなく、カウンター席上部のプレートにメニューが書かれているタイプのお店で“後で撮影すればいいか…”となり、このREPORTを書く瞬間までスッカリ忘れていました。これも加齢のせいですのでお許しを。詳しいメニューは食べログのレビュアーさんが撮影されていますので、そちらをご確認ください。ただし、最新でアップされているメニューより数十円だけ高くなっていますのでご注意を。日替わりのA・B・Cランチもいいなぁ…でも「ビーフカツ」¥1,050も魅力だなぁ…と悩み抜いて、悩んだ時にはいつもの“いろいろ乗ってるヤツ”が正解ですので、今回は「洋食弁当」¥1,050を注文してみました。

ほら、いろいろ乗っているヤツで正解だったでしょ?大きめのエビフライにポテトコロッケ、鶏唐揚げ、ハンバーグが盛り込まれた「洋食弁当」が¥1,050はかなりリーズナブルです。サラダもたっぷり、しかもマカロニサラダの上には柿まで添えられていて見ただけで満足感が得られる陣容です。繁盛店なのもうなずけますね。では唐揚げからいただきましょう。

コロモは竜田揚げ風でサクサク、下味もしっかりとつけられたおいしい唐揚げです。洋食店のフライドチキン風やハーブ唐揚げではなく、中華料理店や定食店に近い味わいでご飯によく合います。もちろんビールにも最適でしょう。呑兵衛の方には心当たりがあると思いますが、洋食弁当や幕の内弁当など、オカズの種類が多い弁当や定食はお酒のツマミにも最適。徒歩や公共交通機関でお越しの飲まれる方は、ぜひこちらの洋食弁当を片手にアルコール類もご堪能ください。

ポテトコロッケやエビフライ、ハンバーグも安定のおいしさです。お肉屋さんのものに近い甘みがクセになるポテトコロッケ、エビの味がしっかりと味わえるエビフライ、そして軽めのデミグラスソースがご飯にもビールにもよく合うハンバーグと、どれも申し分ありません。¥1,050以内でガッツリ洋食ランチを楽しめる手頃なお店ではないでしょうか。日替わりのA・B・Cランチももオススメですので、上鳥羽エリアにお越しの際には、ぜひ足を運んでみてください。

[2020年11月21日訪問]

プチスプーン
●住所…京都市南区吉祥院池田南町18-4(Google マップ
●TEL…075-672-8755
●定休日…日曜日および祝日
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「プチスプーン」で検索してください。

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