二条城前にもある和モダンな人気ラーメンチェーン

中華編
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麺屋 七福神 二条城前店

京都などの関西地方では“冷麺”と呼ばれる冷やし中華の季節がやってきました。冷やし中華は夏の風物詩として日本では馴染み深いメニューですが、そもそも“冷たい料理”自体、海外ではあまり見かけません。日本では冷たい蕎麦やうどんをはじめ、冷製パスタも最近ではいろいろとあってメディアに露出されなくなったものの、日本でトップクラスの知名度を誇る日本人イタリアンシェフの発明と言われています。麺類だけなく、日本古来の和食の世界でも“洗い”はキンキンに冷やした氷水で〆る刺身であったり、近頃は夏の時期に冷たいオデンやカレーも発売されるほど。管理人の知識不足かも知れませんが、常温の料理はともかく海外の一般的な“冷たい料理”として思いつくのは朝鮮半島であれば韓国冷麺や平壌冷麺、ヨーロッパであればヴィシソワーズやガスパチョなどの冷製スープぐらいでしょうか。わざわざ冷やして食べる“冷たい料理”が好きなのは日本人の特性なのかも知れません。そんな冷やし中華も読んで字のごとく調理法や食材は中華料理の技法を用いながら、誕生したのは日本。宮城県仙台市の中華料理店(龍亭)や東京都千代田区の神田神保町にある中華料理店(揚子江菜館)が冷やし中華発祥のお店として知られています。“京都の冷やし中華”を求めてこの3年間に渡り、100軒以上のお店をREPORTした当ブログでは、2021年(令和3年)はカテゴリーこそ設けないものの、今年も機会があれば“京都の冷やし中華”をREPORTしていく予定です。まずは2021年(令和3年)の第1弾として、世界遺産・二条城のすぐ目の前にあるラーメン店を伺ってみました。

堀川通御池通の交差点(堀川御池)の北東角にある「麺屋 七福神 二条城前店(めんや しちふくじん にじょうえきまえてん)」。こちらは京都市内に3店舗を展開されている人気ラーメンチェーンです。外観は和モダンな雰囲気で入りやすく、観光客だけでなく地元のビジネスパーソンなどもよく利用されています。実は昨年、こちらで冷やし中華をいただこうと伺ったのですが、ちょうど改装中のタイミングで断念。リベンジに燃えていたこともあり、2021年最初の冷やし中華REPORTはこちらで、と執念深く決めていました。新型コロナウイルス対策もあり、店頭の券売機でメニューを決めて食券を購入するスタイル。二条城前店は通し営業なのも管理人にとっては利用しやすいお店です。時刻は14時、券売機でメニューを見て検討します。グランドメニューはホームページでご確認いただくとして、冷やし中華は期間限定で、ゆず風味で酢醤油ベースのものとゴマダレベースの2種類ともに¥750。今回は「ごまだれ冷麺」と「チャーシュー丼 ミニ」¥270に決めて食券を購入し、店内へと向かいました。

カウンター席とテーブル席がバランス良く配置されている店内は京町家のイメージだそうで、木をふんだんに使われていて落ち着きます。外観から想像する以上にコンパクトな店内に感じられるものの、お一人様の女性でも入りやすい雰囲気ではないでしょうか。こちらの周辺には二条城だけでなく、中京区役所京都三条会商店街などが近いこともあり、客層としては観光客と地元の方が混在しています。通し営業ということもあり、時間を選ばず利用できる点も人気なのでしょう。それでは店員さんに「ごまだれ冷麺」と「チャーシュー丼 ミニ」の食券を渡します。

「ごまだれ冷麺」と「チャーシュー丼 ミニ」が到着しました。「ごまだれ冷麺」の具はチャーシューとトマト、キュウリ、刻みノリとシンプルな構成でフレッシュトマトの涼しげな感じがうれしい。管理人は生のトマトが大好きで、冷やし中華の具としても有能だと感じています。最近のトマトは昭和の頃の“青臭くて酸っぱい”味ではなく、しっかりとした甘さを味わうことができ、トマト嫌いの人も減っているのではないでしょうか。管理人はアラフィフのバリバリ昭和生まれのオッサンではあるものの、昔の青臭くて酸っぱいトマトは正直苦手。トマトだけでなく、さまざまな農作物は品種改良などで常に進化を続けており、ほとんどの野菜は昔より格段においしくなっていて、生産者や研究者の方々の努力には頭が下がる思いです。では「ごまだれ冷麺」の麺からいただきましょう。

麺は中細の縮れ麺でゴマダレとよくからみます。冷たくツルんとした舌触り、シコシコとした歯ごたえと喉越しがたまりません。ゴマダレは甘酢が効いているサッパリ系の味付けで、ゴマダレ特有のしつこさはなく暑い夏にはピッタリの清涼感もある味わい。トマトやキュウリなどの具との相性も抜群です。本当のことを言うとシレっと梅雨明けした途端にうだるような暑さに見舞われ、食欲があまりない日が続いていました。今年の夏もウンザリする暑さなのは間違いなさそうですが、こちらの「ごまだれ冷麺」はボリュームもあってサッパリといただけます。

ブ厚いチャーシューのビジュアルにも食欲を掻き立てられます。このチューシューは一般的な醤油ベースの濃厚な味付けではなく、塩味ベースのようなサッパリとした味わい。豚ロース肉の旨味がしっかりとわかるだけでなく、ゴマダレの冷やし中華によく合うおいしさです。「チャーシュー丼 ミニ」のチャーシューが醤油ベースの濃厚な味わいですので、「ごまだれ冷麺」用のチャーシューなのかも知れません。2種類のチャーシューを作る手間はかかるものの、冷やし中華に合うチャーシューを作る心意気にプロの仕事をみたような気がしました。

「チャーシュー丼 ミニ」のチャーシューは濃厚な醤油ダレの味付けで白ごはんにベストマッチ。豚肉の部位もおそらくバラ肉で、サッパリとした「ごまだれ冷麺」のお供としては最適ではないでしょうか。麺と飯という炭水化物&炭水化物の禁断の組み合わせですが、暑い夏を乗り切るにはスタミナをつけないとイケマセン。新型コロナウイルスは未だ収束しておらず、観光や外食はまだまだ難しい時期であり、さらに猛暑日が続くため外出はオススメできませんが、とは言えまったく外に出ない生活も精神衛生上よくないと思います。新型コロナウイルス&暑さ対策を万全にして、二条城近辺にお越しの際にはこちらの冷やし中華やラーメンなどを味わってみられてはいかがでしょうか。

[2021年7月23日訪問]

麺屋 七福神 二条城前店
●住所…京都市中京区押堀町45-1(Google マップ
●TEL…075-212-7620
●定休日…年中無休(年始を除く)
●備考…禁煙
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