¥1,000未満で本格洋食を気軽に味わえる洋食店

洋食編
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そらはキマグレ

4月から新年度が始まります。ほとんどの学校では新学期が始まり、新入生も入学するシーズンです。大学生ならひとり暮らしを始める人も多い時期であり、憧れのひとり暮らしに期待と不安を抱えておられるのではないでしょうか。これまで実家暮らしなら口うるさい家族からの干渉もなくなり、ひとりで生活できます。好きなものを好きなときに食べ、異性を自宅へ自由に誘えるウヒヒな生活…と思っているでしょう?しかし現実にはそんなに甘くはありません。まず、学生でも社会人でも初めてのひとり暮らしではつい夜ふかししてしまいがちですので、寝坊との戦いとなります。そしてよほどの人でもない限り、異性はそれほど簡単に自宅へは来てくれません。残念だったな。さらに食生活は間違いなく乱れ、痩せ細る人や肥え太る人が続出します。実家暮らしとは異なりひとり暮らしはお金との戦いでもありますので、つい安いファストフードやジャンクフード、スナック菓子などでお腹を満たしがち。健康に良いワケもなく、体調を崩す人も少なくありません。本当は自炊が栄養的にも経済的にも良いのですが、料理好きでもなければ続かないでしょう。自炊生活が3ヵ月も続けられれば立派です。街にこれほどコンビニや飲食チェーン店があふれている京都市内なら特に、自炊する労力や時間、そして意外と高くつく食材費を考えると、コンビニでカップ麺と菓子パンでも買う方がはるかに便利で簡単、安くつくし、おいしいし、自然と自炊しなくなります。あくまで個人的な意見ですが、初めてのひとり暮らしなら、毎日自炊せねば!と気合を入れない方がいい。お財布との相談にはなるものの、スーパーの惣菜を買う日、コンビニでカップ麺やお弁当、パン類を買う日、外食の日、そしてできる範囲で自炊する日と、ムリのないレベルで栄養バランスを何となくでも意識しながら生活した方が、ひとり暮らしを満喫できると思います。学生なら四六時中ハラペコでしょうから、ボリューム満点で栄養バランスもあり、しかも安い飲食店を何軒か探しておきましょう。当ブログでもコスパに優れたデカ盛り店をいくつかREPORTしていますが、今回は立命館大学衣笠キャンパス近くの北野白梅町エリアにある洋食店をREPORTしてみました。

今出川通西大路通の交差点(北野白梅町)を東へ300mほど行ったところにある洋食店「そらはキマグレ」。こちらは知る人ぞ知る?デカ盛り店としても知られていて、学生にも人気のお店です。何だか新進気鋭のラーメン店のようなインパクトのある店名ですが、ひとり暮らしの特権でもある気まぐれな生活にもピッタリですね。しかもインパクトがあるのは店名だけではありません。まずは店頭のメニューを確認してみましょう。

どのメニューも¥1,000でオツリがくるリーズナブルなラインナップです。当然、毎日利用するには社会人ならともかく、学生では厳しいかも知れませんが、こちらの定食各種は生野菜もしっかりといただけるため、たまの贅沢としてなら大丈夫ではないでしょうか。安いと言われる飲食チェーン店でも野菜などの副菜も注文すれば、このぐらいの価格にはなってしまいます。しかもこちらの定食やカレー各種には食後のコーヒー(ホットまたはアイス)か自家製焼きプリンが付きますので、¥1,000未満でプチ贅沢ができるお店です。ほぼすべて手作りですので添加物などの心配もなく身体にも優しい、しかも本格的な洋食をいただけるのも魅力。こちらのお昼の営業時間は12時〜14時で時刻は13:20、早速店内へ入ってみましょう。

大変わかりにくい写真で申し訳ございません。カウンター席と2名テーブル2席、4名テーブル2席というコンパクトな店内です。壁面にはおそらくプロサッカー選手やプロ棋士などのサインが所狭しと飾られています。喫茶店のようなカジュアルな雰囲気ですので、お一人様でも安心して利用できるでしょう。接客担当のオカアサンに「ハンバーグとえびクリーム定食」¥850を注文してみました。こちらの定食類は総じてデカ盛り仕様ではあるものの、特にデカ盛り重視の人なら「鶏の唐揚げ定食」¥750や「チキンカツ定食」¥750もオススメです。ちなみライスの量は普通であれば体感的に約1合(普通お茶碗2膳分)ぐらい、「中盛」プラス¥50なら400gと記載されていましたので約1.3合(大きめお茶碗2膳分)ぐらい、「大盛」プラス¥100(学生はプラス¥50!!)は500gで約1.4合(普通お茶碗3膳分)ぐらいです。オカズもありますので「中盛」や「大盛」はご自身の腹具合をよく考えて慎重に判断してから注文してください。「中盛」や「大盛」を注文して残すのはダメですよ。

「ハンバーグとえびクリーム定食」が到着。普通サイズのご飯もキャベツの千切りもテンコ盛りです。キャベツだけでもお腹いっぱいになるレベルで、かけられているニンジンドレッシングがおいしい。このドレッシングでキャベツの千切りがグイグイ進みます。付け合せのスパニッシュオムレツが箸休めで、ちょっと濃いめの味噌汁もご飯と良く合う味付け。では、いよいよハンバーグからいただきましょう。

肉汁がたっぷりと蓄えられたハンバーグです。合い挽きミンチの旨味が凄く、濃厚ながらやさしい味のデミグラスソースとの相性も抜群。“肉を食っている感”も十分に堪能できる本格的なハンバーグでご飯との相性も完璧です。気軽に利用できる¥1,000未満の価格でこれだけのクオリティのハンバーグは、お値打ちではないでしょうか。こちらが客足が絶えないお店なのもうなずけます。

えびクリームコロッケはなめらかで、少しチーズの風味も感じられるミルキーな洋食店らしい味わいです。小エビもたっぷりと入っていて、クリームコロッケだけでも十分おいしいのですが、デミグラスソースとの組み合わせでさらに味が進化します。揚げたてサクサクのコロモも申し分ありません。京都市内の街ナカの洋食店なら¥2,000ぐらいは必要な定食ですので、庶民の味方と言える洋食店だと感じました。定食やカレーライス各種の食後にコーヒーか自家製焼きプリンもサービスしていただける良店です。新生活、新しい土地で生活される皆さんには、ぜひこちらのようなお店を見つけ出し、お腹いっぱいになる幸せを感じながら栄養を補給していただきたいと思います。

[2022年3月24日訪問]

そらはキマグレ
●住所…京都市上京区紙屋川町838-3(Google マップ
●TEL…075-465-5123
●定休日…水曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「そらはキマグレ」でご確認ください。

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