モナミ
ゴールデンウィークが始まりました。当ブログでREPORTしている飲食店に限らず、ゴールデンウィーク期間中は飲食店が休まれている場合が多いので、お目当てのお店へ伺われる際は必ず電話などで確認してから訪問するようにしてください。京都市内の飲食店では、観光地や繁華街・歓楽街などはあまり休業されていない反面、住宅街や学生街などは休まれているお店も少なくない印象です。特に学生街の飲食店はメイン客層である学生が登校していないワケですからお休みされる飲食店も多くなりがち。ゴールデンウィーク期間中の飲食店訪問は観光地や繁華街・歓楽街なら、仮にお目当てのお店が臨時休業であったとしても、ブラブラしていれば良さげな飲食店と巡り合うことができるでしょう。ただ、もしゴールデンウィーク期間中を避けて京都市内をウロウロできるのであれば、学生街の飲食店がオススメです。いつから営業されているのかすらよくわからない昭和の面影を色濃く残すクラシックな飲食店が京都市内にはまだまだ多く存在し、現役学生だけでなく随分昔に卒業されたOB・OGのたまり場となっています。今回、管理人はOBではありませんが、同志社大学今出川キャンパスのすぐ近くにある昭和の喫茶店をREPORTしてみました。

烏丸通と今出川通の交差点(烏丸今出川)を北へ90mほど行ったところにある喫茶店「モナミ」。京都御所も近く地下鉄「今出川駅」から徒歩1分程度とアクセスも便利で、烏丸通を挟んだ東側には同志社大学や同志社女子大学などのキャンパスが広がっています。キャンパス外観も京都の大学の中では屈指の美しさを誇り、キャンパスに入らなくても景観を楽しむことができるほど。管理人も同志社大学や同志社女子大学のキャンパス内に侵入入ってみたい気持ちはあるものの学内に入った瞬間、秒で警備員さんがやって来そうな気がしていつも外観だけで満足しています。そんな同志社大学などの学生を中心に、昔から人気がある喫茶店。お店の外観は少し新しくなりましたが、内装はほぼ昔のままで、女子学生も足繁く通うお店です。こちらは11時〜18時の通し営業で遅いランチにも対応。時刻は13:30、まずは店頭のサンプルケースを確認してみましょう。

喫茶店らしい「ミックスサンド」¥750や「ミートスパゲティ」¥800などの軽食から「ハンバーグ」¥1,000や「ビーフシチュー」¥1,300といった本格洋食まで用意されています。メディアにもたびたび登場されている人気店ですが、昭和の喫茶店らしく喫煙可。地下鉄「今出川駅」周辺では珍しくなった喫煙可の飲食店として、愛煙家にも評判のようです。タバコが苦手な方にはオススメできませんが、近辺には禁煙のカフェも数多く、いずれREPORTしますので今しばらくお待ちください。ちなみに同志社大学今出川キャンパスの西隣にある室町キャンパスには、1階にレストラン・カフェ「アマーク・ド・パラディ 寒梅館(かんばいかん)」や7階に「フレンチレストラン ウィル」があり、もちろん禁煙で一般にも開放されていますので、同志社大生気分で利用されてみてはいかがでしょうか。では店内へ入りましょう。


ステンドグラスとシャンデリアが印象的なクラシカルな店内。油絵の洋画も飾られていて昭和の喫茶店としてはかなりモダンでオシャレな雰囲気です。女性客が多いのもうなずけます。訪問した日も男女カップル1組と女性2名グループが2組、そしてシニア男性とミドル女性それぞれお一人様が利用されていました。男女カップルと女性2名グループはおそらく同志社大学または同志社女子大学の学生さんでしょう。シニア男性は新聞(一般紙)を片手にスーツ姿の上品な面持ちで、お店の人に先生と呼ばれていたため常連の同志社の教員(同志社では先生と呼ばれるのは新島襄だけと聞いたことがあるのですが関係者ではないためわかりません)だと思います。管理人がよく行く喫茶店の常連シニア男性は、新聞(スポーツ紙)を片手にジャージ姿で競馬か競艇、競輪の予想に熱心な感じですので、学問とギャンブルという研究分野に違いはあれど、同じ先生なのかも知れません。ではメニューを確認してみましょう。



喫茶店ですのでスイーツ系も充実していますが、こちらの名物は「オムライス」(小盛:¥700・中盛:¥800・大盛:¥900)と「クリームチキン(ライス付)」、「クリームフィッシュ(ライス付)」ともに¥1,000です。特に「オムライス」は人気が高く、大盛ならハラペコ学生でも十分満足できるボリューム。少食な学生や少食を装っている女子学生などは「小盛」か「中盛」をチョイスされています。が、管理人的には“モナミと言えばクリームチキン”です。他店では喫茶店であれ洋食店であれ、ほとんど見かけることがないメニュー。これはREPORTせねば、と今回は「クリームチキン(ライス付)」とランチ限定セットドリンクの「アイスコーヒー」¥250を注文してみました。余談ですが、こちらに行きまくっている真の常連さんは「チキンカツ(ライス付)」¥950を食べておられる人が多いような気がします。

「クリームチキン(ライス付)」が到着。雪山のようなクリームチキンにフレンチフライとスパゲティが添えられていて思った以上のボリューム感です。揚げたてのフレンチフライはちょうどいい塩梅の塩気とホクホクとしたジャガイモがおいしい安定の味わい。スパゲティはミートスパゲティで少しだけタバスコを振られているようで、ほんのりピリ辛なのが食欲をそそります。これだけでも飲む人ならビールが進むのではないでしょうか。ではいよいよ、メインのクリームチキンをいただきます。

クリーミーでコクのあるベシャメルソースがたっぷりとまとわれた鶏ムネ肉のフライドチキンです。コロモはパン粉を使用されていないため、ベシャメルソースとよく合います。この味わいはもはやフランス料理です。クリーム系チキンシチューの鶏肉を強調したような味となっていて鶏ムネ肉が正解。コッテリ濃厚好きな管理人は基本的に鶏ムネ肉より鶏モモ肉派なのですが、この料理にはベシャメルソースとの相性から鶏ムネ肉のアッサリとした淡白な旨味がベストでしょう。ただ、ホワイトライスと合うかと問われるとちょっと微妙な気がしないでもありません。パンや飲む人なら白ワインなどと合わせた方が良いような気もしますが学生街の喫茶店ですので、ハラペコ学生にはライスの方が好まれるのでしょう。ライスとの相性はともかく、クリーム系ソースや鶏ムネ肉がお好きな人なら、ぜひ試していただきたい逸品です。

喫茶店ですので食後にコーヒーを楽しむこともできます。コーヒー1杯で学術書を熟読されている学生さんもいらっしゃいました。ランチタイムなど混み合っているときにはあまり感心できませんが、空いているときならお店的にも問題はないのでしょう。喫茶店には時間と場所も借りている側面があるのは事実です。読書やスマホ閲覧、グループなら会話などでゆったりとした時間を過ごせる昭和の喫茶店。フラリと立ち寄って飲食や小休止をするにはピッタリな雰囲気ですので、お近くまでお越しの際には学生気分も味わえるこちらをぜひご利用ください。
[2022年4月26日訪問]
モナミ
●住所…京都市上京区御所八幡町115-14(Google マップ)
●TEL…075-441-5563
●定休日…日曜日および不定休
●備考…喫煙可
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「モナミ」でご確認ください。


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