ルボンディー
子ども、特に幼児の頃の夢を皆さんは覚えておられるでしょうか。男の子ならパイロットやプロスポーツ選手、現在ならユーチューバーもランクインするかも知れません。女の子ならお花屋さんや看護師さん、保育士さんが定番といったところでしょうか。管理人が幼児の頃の曖昧な記憶なのですが、男女を問わず一定数存在して人気があった職業なのがパン屋さんです。オトナになり心が薄汚れていくとパン屋さんの大変さを自ずと理解するようになり、自然とパン屋さんをめざす人が少なくなります。ただ、調査をしたワケではないものの、パン屋さんでお母さんと一緒にパンを買っている幼児に“大きくなってなりたい仕事は?”と尋ねると、元気よく“パン屋さん!”と答える割合は5割を超えると思うのです。ちなみに管理人は幼稚園でベテランの先生からなりたい職業を聞かれて“恐竜博士!”と答え、“こんな答えは今まで聞いたことがない”とヘンな子認定をされてしまいました。恐竜博士がどのような職業なのかは今となっては本人ですらよくわからないのですが、パン屋さんへの憧れはわかります。香ばしいパンの香りに囲まれて、イザとなれば好きなだけパンを食べられる職業は、飲食店と中でもケーキ屋さんと並んで最強レベルでしょう。そこで今回はランチ用にパンを持ち帰ろうと、現時点で管理人が一番お気に入りのパン屋さんへ伺うことにしました。
北大路通と東大路通の交差点(高野)を東へ400mほど行ったところにある手作りパンのお店「ルボンディー」。叡電「一乗寺駅」から徒歩5分とアクセスも便利なパン店です。このエリアはほぼすべての国産自動車メーカーと輸入車でお馴染みのヤナセの販売店が立ち並ぶ地域としても知られています。こちらは以前から営業されていたものの管理人が初めてこちらのパンを食べたのは数年前、しかも友人からの差し入れで知りました。そのパンはこちらの名物ともなっています。
クリームをその場で詰めていただける「コルネ・クリスプ」。クリームは生クリーム、チョコクリーム、カスタードの3種類で、生クリームとチョコクリームが¥184、カスタードは¥194となっています。“ルボンディーと言えばコルネ”であり、ネットで少し調べてみても、ほとんどのサイトやブログなどで取り上げられている名物パンです。ただ、「コルネ・クリスプ」はお昼を過ぎたあたりで来店しても売り切れていることが多いため要注意。確実に食べたい人は10時ぐらいまでに訪問した方がいいでしょう。今回、訪問したのは10時で「コルネ・クリスプ」はまだ購入できたのですが、多くの人がレビューや感想を書かれており、それを超えるREPORTをできる自信がまったくありませんので、「コルネ・クリスプ」以外のパンを食べてみたいと思います。では店内へ入ってみましょう。
オシャレな街のパン屋さんといった感じの、親しみやすさはありながら本格的なパン各種を販売されている雰囲気の店内です。本当はもっと店内写真を撮りたいのですが、パン屋さんなどテイクアウトのお店の場合、ひとりではほとんど撮影できません。当ブログにも「テイクアウト・お取り寄せ」カテゴリーはあるもののREPORTしている店舗数が異様に少ないのは、店内撮影が困難で掲載を断念していたからです。ただ、よく考えればテイクアウトでは店内写真はさほど重要ではないような気がしないでもないことに気づき始めましたので、今後はテイクアウトもボチボチとREPORTしていこうかと考えています。今回は購入したパンの名前すらよく覚えておらず、いつもにも増してテキトーなREPORTとなることをご容赦ください。
惣菜パン1つと菓子パン2つを買って帰宅。本当は惣菜パン1つと菓子パン1つを購入する予定だったのですが、新作?の菓子パンがあまりにおいしそうだったため、つい、ウッカリ、菓子パン2つとなってしまいました。みんなデブになればいいのに…と、当ブログをご覧の皆さんに京都人のお家芸でもある感じ悪い呪いをかけたところでいただきましょうね。
まずはシーフードのキッシュ的なパン(名前忘れました)¥292です。こちらは特にクリーム系の菓子パンに定評があるお店ですが、実は惣菜パンも相当にハイレベル。エビなどのシーフードとブロッコリーなどがたっぷりと入っていて、濃厚なベシャメルソースとサクサクで香ばしい生地が素晴らしい味わいです。もう腹ペコでトースターや電子レンジで温めることなく冷めたまま食べたにも関わらず十分おいしい。近頃はコンビニでもおいしいパンを開発されていますが、やはりパン屋さんのパンの味にはまだまだ及ばないと実感しました。
そして新作?のホワイトチョコとアーモンドのパン(えぇ、名前忘れました)¥205です。管理人はチョコレートの中でホワイトチョコが最も好き。ホワイトチョコは一説にはポッチャリさん御用達のチョコレートらしいのですが、サックサクの生地にホワイトチョコとアーモンド、レーズンなどが最高の味わいです。いくらでもいただけそうですが、カロリー的なことを考えると恐ろしくなるので1つにとどめておいた方がいいでしょう。
そして「シュネークリームチョコ」(これは名前覚えてました)¥194。クリームチョコではなく生クリームの「シュネークリーム」¥184(不正確)やサンドイッチ各種とともに冷蔵ケースで販売されています。管理人はこちらでパンを購入する際、「コルネ・クリスプ」が売り切れているときは「シュネークリームチョコ」か「シュネークリーム」を購入することが多く、このクリームが絶品なんです。濃厚ながら重たくなく、甘さもほど良い、上質なケーキに使われているようなクリーム。クリーム好き、菓子パン好きならぜひ試していただきたい逸品です。菓子パン、惣菜パンを問わず、どのパンも間違いのないお店だと思います。パン激戦区の京都市内でパン店の食べ比べをしたい人は、こちらのパン各種も絶対に押さえておきましょう。
[2022年6月3日訪問]
ルボンディー
●住所…京都市左京区一乗寺梅ノ木町54-1(Google マップ)
●TEL…075-724-5335
●定休日…木曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…Instagram
※さらに詳細は食べログ「ルボンディー」でご確認ください。
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