ハッピーカレー
2024年(令和6年)こそハッピーな年にしたい。管理人だけでなく少なからずそう思っている人は多いのではないでしょうか。本日は1月29日と“29(ニク)”の日であることから、ビーフステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼きなど肉のご馳走を食べて今年1年の運気をアゲたい。が、しかし。そんなご馳走をいただくことは管理人の経済状況としては許されません。このまま肉三昧なご馳走を食べられずに、また今年も大して幸せではない1年を過ごさねばならぬのか…と落胆していたのですが、思い出しました。あそこなら肉三昧な料理をリーズナブルにいただけるハズ、と。そうと決まれば早速行動あるのみ。肉三昧にヨダレを垂らして(きたなッ)ワクワクしながら嵐山方面へと向かいました。
丸太町通と天神川通の交差点(双ヶ丘)を西へ2.3kmほど行き、「広沢南野町」の交差点を南へ90m・東へ150mほど行ったところにあるカレー専門店「ハッピーカレー」。少しわかりにくい立地ですが、ホームセンター「ケーヨーデイツー嵯峨店」の真裏(南隣)にありますので、意外とわかりやすかったりします。その証拠に、営業時間中は常に混雑する人気店です。多くのお客さんが通うだけなく、この店名からしてもうハッピーなおいしさは約束されたも同然ですね。こちらの営業時間は平日11:30〜ラストオーダー15時、金土日は昼営業に加えて17:30〜ラストオーダー20:30と夜営業もされています。が、常に営業されているとは限りませんので事前に必ずお店のInstagramをご確認ください。ラストオーダー15時ですので遅めのランチも大丈夫。ただし人気店ですのであまり遅めに訪問すると売り切れ商品がありますので、目当てのカレーがある場合はなる早で伺われることをオススメします。時刻は13:50、まずは店頭のメニューを確認してみましょう。
TOPに掲載されている「牛タンの欧風カレー」¥1,400は12月・1月の月替り限定カレーです。管理人は何より牛タンが大好物で、しかもタン塩などの焼きものよりもタンシチューなどの煮込み料理には目がありません。偶然の訪問で「牛タンの欧風カレー」に出会えるとは、今年は間違いなくツイてます。管理人がツイているとなぜか皆から“チッ”と残念がる雰囲気を感じるのですが、人の幸せを妬んだり僻んだりしてはイケマセン。そういう人ほどご自身はますます運に見放されるのです。管理人が日々、幸せな人に対して妬み・僻み・嫉みを抱いておりますので間違いありません。人の幸せは自分の幸せ、としかと心に刻んで2024年(令和6年)をお過ごしいただければと存じます。ただ、当ブログとして、いくら「牛タンの欧風カレー」が食べたいとは言え、限定カレーをREPORTするのはいかがなものか。やはりいつも注文できるレギュラーメニューをREPORTするべきではないか…と、かなり迷います。まぁ、とりあえず店内に入ってから決めましょう。
カウンター6席と2名テーブル席2卓のコンパクトな店内です。オシャレなカレースタンドといった内装で女性客も多く、女性のお一人様に利用されています。幸い、どのメニューもまだギリギリ売り切れにはなっていないようでしたので、改めてメニューを確認しておきましょう。
「牛タンの欧風カレードリア」¥1,500に心揺さぶられまくりですが、今回はカレー、しかもレギュラーメニューをREPORTします。まさに飲食店紹介ブロガーの鑑。こんな誰も見ていない、最近では英語ですらないワケのわからない言語のスパムコメントしか来ないブログのクセに、少しでもマトモそうなブログにしようと管理人は奮闘しているものの、この真摯な姿勢を誰もホメてはくれません。大手メディアや出版社などから引き抜かれても良さそうなものですが、そういうコメントなり連絡なりが来る気配すらありません。そもそも今はYouTubeの時代であり、ブログで一攫千金などは所詮ムリ、と悟りました。当ブログは最後の日までホソボソと続けていきます。などと本年の決意表明を行ったところで、メニューですよ。定番の「チキンカレー」¥1,100や「豚バラ角煮カレー」¥1,100の二択になる、と思いきや、今回は「3種あいがけカレー」¥1,400に決めました。「チキンカレー」と「豚バラ角煮カレー」に「牛タンの欧風カレー」が一度に楽しめる、まさにハッピーなカレーです。しかもドサクサにまぎれて「牛タンの欧風カレー」もいただけ、鶏・豚・牛の肉三昧と、今回のテーマ的にもピッタリ。これだけのカレーが¥1,400はかなりお得ではないでしょうか。ちなみに数分後に別のお客さんが来店された際には、「牛タンの欧風カレー」が売り切れでした。危なかった。やはり今年、管理人はツイているのです。
「3種あいがけカレー」が到着。奥のオレンジ色っぽいのは「チキンカレー」で時計回りに「豚バラ角煮カレー」、「牛タンの欧風カレー」となっています。もう旨い。食べなくてもわかります。ちなみにこちらのカレーはおだやかな辛さですので、管理人のように辛いのが得意でない人でも問題ないでしょう。逆に辛さが欲しい場合は卓上の「ホットスパイス」と「タバスコ」をご活用ください。
左が「タバスコ」、右が「ホットスパイス」で、どちらもオリジナルで販売もされているとのこと。「ホットスパイス」はチリパウダーとフライドオニオン、パプリカで作られていて、辛味調整のメインスパイスのようです。ドバッとかけるととんでもないことになるかも知れませんので、少しずつ加えてお好みの辛さにしてください。「タバスコ」は唐辛子、すだち果汁、無農薬レモン、塩で作られた無添加のタバスコとのこで、爽やかな酸味が特徴。それほど辛くはありませんので、味変用として重宝するでしょう。では、まずは「チキンカレー」からいただきます。
スパイシーながらマイルドな味わいで鶏モモ肉がホロっホロ。フレンチのような贅沢さが感じられるカレーです。辛さはわずかに感じる程度ですので、お子様でも大丈夫かも知れません。鶏肉好きなら間違いなくハマるカレーです。鶏モモ肉の油脂分が長時間煮込まれていることでほど良く抜けていて、女性やミドル、シニアも食べやすいと思われる上品な仕上がりとなっています。
「豚バラ角煮カレー」も豚バラ肉がホロっホロ。こちらは一転、濃厚でワイルドな味わいとなっており、豚バラ肉の旨味を堪能できます。「チキンカレー」がクリーミーでまろやかな味わいだとすれば、「豚バラ角煮カレー」はガッツリ食べたいおいしさです。カレーといえば豚肉、という主に東日本の人からすれば、豚肉カレーの究極系ではないでしょうか。口の中でとろける豚バラ肉とスパイス香るカレーが見事に融合した逸品だと感じました。
そして「牛タンの欧風カレー」です。間違いなくおいしい。まるでタンシチューなような牛タンの柔らかさとコクに欧風カレーがベストマッチ。冬の寒い時期にいただきたいカレーです。牛肉文化に親しんだ京都人の管理人にとってカレーといえばビーフカレーなのですが、牛タンのカレーはビーフカレーの上位互換。一般的な欧風ビーフカレーの牛バラ、牛スネ、牛スジカレーももちろん文句ない味わいなのですが、牛タンはもはや別格の旨さです。トロントロンの牛タンこそ管理人にとってはまさに至福、まさにハッピーな味わいとなりました。
鶏・豚・牛の肉三昧カレーを十分に堪能し、食後にコーヒー(ホットまたはアイス、ウーロン茶、りんごジュース)が付いて¥1,400は本当にお値打ちだと思います。各種カレーにプラス¥200で「クラフトコーラ」や「マンゴーラッシー」、「マサラチャイ」なども付けられますので、ドリンクにもこだわりたい人はぜひご検討ください。さらに「純喫茶プリン」¥400や「バナナクルミケーキ」(¥400:ハーフサイズ¥300)といったスイーツも用意されていて、実際に楽しまれている女性客もいらっしゃいました。高クオリティながら普段使いできるカレー専門店ですので、お近くまでお越しの際にはお立ち寄りいただき、こちらの絶品カレーをぜひお試しください。
[2024年1月28日訪問]
ハッピーカレー
●住所…京都市右京区嵯峨野清水町1-5(Google マップ)
●TEL…070-8596-2298
●定休日…水曜日および不定休 ※詳しくはInstagramをご確認ください。
●タバコ…禁煙
●交通…嵐電「車折神社駅」から徒歩8分程度
●専用駐車場…なし
●ホームページ…Instagram
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