絶品なだし巻きもいただける定食店・居酒屋

和食編
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先週は体調を崩して更新できずとなり申し訳ございませんでした。ぼちぼち体調も戻ってきたのでスーパーなどで買物をしていたのですが、新米の流通とともにお米売場でもようやくお米を購入できるようになっていました。管理人が以前経験した平成の米騒動の際は国内の稲の生育状況が悪く、市場に米が流通しづらかったためだそうですが、今回の米不足は稲の生育状態などの単純な原因ではないのだとか。ちょうど新米の時期だったこともあり、お米売場がスッカラカンだったのは思ったより短期間で済んだと思うのですが、価格は従来よりも割高となっている場合が多いように感じます。お米不足前と比べて体感ながら1.5倍の価格になっているイメージでしょうか。5kgで¥2,000前後だった価格が現在では¥3,000ぐらいとなっています。この物価高?本来の適正価格?に似ているのが、お米と同じく食の必需品である「たまご」です。たまごは今でこそさすがに1.5倍の価格というワケではないものの、一般的なスーパーなどでは1.2〜1.4倍ぐらいの価格で定着していることが多いように思います。たまご好きな管理人にとって実は地味に痛い。そもそも京都人は昔からたまごが大好きなのです。数あるたまご料理の中でも特に京都人がテンションをアゲるのは「だし巻き」でしょう。そこで今回は、本格的なだし巻きを気軽にいただける人気定食店・居酒屋へ伺おうと、西京極エリアへ向かいました。

七条通西大路通の交差点(西大路七条)を西へ640mほど行ったところにある「ごはん処 きりん」。こちらは昼の営業時間が12時〜14時、夜は18時〜ラストオーダー20:45となっていて、昼は開店と同時にほぼ満席となるほどの人気店です。地元の人や近くにお勤めの人などからガッツリとランチできるお店と信頼されています。また、イートインだけでなくテイクアウトのお弁当各種も好評です。時刻は12時、まずは店頭のメニューを確認してみましょう。

テイクアウトのお弁当各種は¥600〜¥700がメインでとてもリーズナブル。イートインの定食各種でもおおむね¥1,000前後となっていて、ランチとして普段使いしやすい価格帯となっています。こちらは「だし巻き」が有名ではあるものの、だし巻き以外の和定食や洋定食も豊富にラインナップされていて、管理人が近所に住んでいるなら毎日でも通いたいお店です。12時の開店と同時にお客さんがどんどん入っていかれますので、管理人も早速入店してみます。

すでにお客さんでほぼ満席状態でしたのでピンボケ写真となってしまいました。カウンター4席と2名テーブル席1卓、4名テーブル席2卓、小上がりでは4名座れる座敷席が2卓で、気取らない雰囲気なためお一人様でも気軽に利用しやすいと感じます。お昼は定食店ですが夜は居酒屋として営業されていて、アルコール類に合う単品メニューも多く、お勤め帰りのビジネスパーソンも頻繁に利用されているのでしょう。では待っているお客さんもいらっしゃるような感じでしたので、改めてメニューを確認してみます。

最も高額な定食は「天ぷら定食」¥1,210、唐揚げ2個やサラダが付く「かつカレー」¥1,320で、他の定食や丼は¥1,000前後とお手頃価格なのもうれしい。そして管理人が知らない定食メニューだったのですが、当ブログのようなパチもんの京都グルメ情報ではなく、YouTubeのチャンネル登録者数が銀の盾をもらえる10万人に迫る規模となっているガチもんの京都グルメ情報コタツはんの京都チャンネル」のコタツはんがオススメされているだし巻きと唐揚げ2個がメインの「コタツはん定食」¥825も用意されていました。京都のグルメ情報をしっかり正確に発信されているコタツはんもだし巻きがお好きなのでしょう。訪問した際も「コタツはん定食」を注文されているお客さんがいらっしゃいました。うらやましい。管理人もこんなチャンとした内容のブログをめざして開始したハズなのに、いつの間にか間違いだらけでフェイクニュースまがいの、飲食店からも一切話題にされない過疎ブログのまま6年以上が経ってしまいました。こればかりは制作者の才能であったり姿勢であったり努力であったりが影響されますので、すぐに更新をお休みする怠け者でセンスのない管理人には飲食店からオススメのメニューなどを依頼されることはないと自分でも理解しています。むしろ何かの間違いで依頼されてもプレッシャーで夜しか寝られない日々となるでしょう。そんな才能もなく褒められた姿勢もなく努力が何よりキライな管理人がオススメするのは「だし巻き牛しぐれ定食」¥1,100です。何だか管理人がオススメするだけで注文する人が激減しそうな迷惑系ブロガーのような気がしてきましたが、たまご好き&牛肉好きなら間違いなく満足していただけると思いますのでご安心を。では早速、「だし巻き牛しぐれ定食」を注文してみましょう。

「だし巻き牛しぐれ定食」が到着。A5サイズぐらいの牛しぐれ入りだし巻きに、小鉢として小芋と厚揚げ、コンニャクの煮物、味噌汁、漬物、ご飯と充実度の高い定食です。そしてさすがは人気店だけあって、小鉢や味噌汁もおいしい。9月も終わるというのにいまだ残暑が続くものの、煮物の小芋や味噌汁のえのき茸など秋を感じられる味には和食の真髄が感じられます。小芋にしてもほぼ通年いただけますし、えのき茸も一年中販売されていますが、昭和のオッサン的には秋の味わいなのです。秋の味を楽しみながら、気温も早く涼しくなって本当の秋を風を感じたいと願いながら、いよいよメインの牛しぐれ入りだし巻きをいただきましょう。

お箸でギリギリ持ち上げられるほどのフワフワなだし巻きに牛しぐれ煮が入っています。しかもこちらの牛しぐれ煮は黒毛和牛とのことで、牛肉の旨味が凄い。ダシをたっぷりと含んだ本格派のだし巻きだけでも十分なメイン料理なのに、そこに甘辛で旨味抜群な牛しぐれ煮が組み合わさるのですからマズいワケがないのです。だし巻きのアレンジメニューとしてほぼ唯一無二の最高峰なのは鰻の蒲焼を入れた「う巻き」でしょうが、こちらの牛しぐれ入りだし巻きは個人的には、う巻きに匹敵するだし巻きのアレンジメニューではないでしょうか。管理人はだし巻きのアレンジメニューとして「う巻き」以外では九条ネギ入りやえのき茸入りを食べたことはあり、どちらもおいしかったもののだし巻きのアレンジメニューとしてう巻きには格的にも及びません。あくまでアレンジメニューの域を出ないおいしさなのに対し、う巻きはだし巻きとはもはや別の料理であるとすら感じられる豪華料理ですが、こちらの牛しぐれ入りだし巻きもかなり贅沢なおいしさ。ご飯にはもちろん、飲む人ならビールや日本酒、焼酎などのツマミとしても最高でしょう。京都人が昔から愛してやまないだし巻きのゴージャスバージョンを堪能することができました。お近くまでお越しの際にはこちらでランチやディナーを楽しまれてみてはいかがでしょうか。ガチもんのオススメパチもんのオススメオススメには違いありませんので、ぜひ「だし巻き牛しぐれ定食」もお試しください。

[2024年9月20日訪問]

ごはん処 きりん
●住所…京都市右京区西京極大門町21-3(Google マップ
●TEL…075-323-1032
●定休日…日曜日
●タバコ…禁煙
●交通…阪急「西京極駅」から徒歩12分・JR「西大路駅」から徒歩19分程度
●専用駐車場…なし
●ホームページ…Instagram

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