ロックな味わいがクセになるスパイスカレー専門店

その他料理編
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CURRY & BAR 240(ニコヨン)

約1ヵ月前に「カレー製作所 KYOTO カリル」をREPORTした際に少し紹介したスパイスカレー。欧風カレーでもインドカレーでも東南アジアのカレーでもない独特のおいしさで、大阪では一大ブームとなっています。京都でもスパイスカレーのお店は増えているように感じますが、中でも注目を集めているのが「CURRY & BAR 240(カレー&バー ニコヨン)」。オープンされて4年とまだ新しいお店で、近隣にスパイスカレーの名店があるにも関わらず、ランチタイムなどでは行列ができる人気店となっています。混み合う昼は避け、比較的落ち着いていそうな21:15に訪問してみました。

ラストオーダーは22時、アメリカンロック調の外観が目をひきます。二条城の近くということもあり、昼間は外国人観光客も多そうな感じです。千本丸太町の交差点を南へ300mほど行ったところにあり、近隣の学生やビジネスマンなどからも人気を集めています。それでは店内へ入ってみましょう。

Rock ‘n’ Roll !!

そう絶叫したくなるロックな店内です。さだまさし中島みゆきをこよなく愛する管理人には似つかわしくありません。こちらのオーナーさんはバンドマンだそうで趣味全開な内装なのでしょうが、アートとして考えれば素人目からもハイセンスなクオリティに感じます。もっとも、30年前であれば間違いなくヤンキーのたまり場だと思いますが。幸いラストオーダー直前でお客さんが誰もいないこともあり、ゆったりとメニューを確認できました。

メニューを見てわかったのですが、こちらのお店はインド料理をベースにされているようで、一品には「タンドリーチキン」¥580なども提供されています。カレーは6種類でかなり迷ったのですが、肉好きとしては「肉三昧カレー」¥1,310とトッピングに「生卵」¥60をチョイス。“ロック=肉”のイメージがありますので間違ってはいないハズです。ちなみにフォークソングは生野菜、歌謡曲はうどん、演歌は刺身盛りだと勝手に思っています。

「肉三昧カレー」with「生卵」が到着しました。この「肉三昧カレー」には、パキスタンカレー+ペッパー牛スジカレー+キーマ+タンドリーチキンの計4種類の肉が入っています。聞き慣れないパキスタンカレーとは、簡単に説明するとビーフカレー。インドでは牛は神聖な動物で食べてはいけませんが、隣国のパキスタンでは豚を食べることがタブーな代わりに牛肉料理が盛んだそうです。お皿の手前右ゾーンがパキスタンカレー、中央がキーマ、左がペッパー牛スジカレーでその上にタンドリーチキン2つが乗っています。早速いただきましょう。

パキスタンカレーはホロホロに煮込まれた牛肉にスパイシーなカレーが絶妙な味わいです。これはカレーというより肉料理に分類されるでしょう。キーマの挽肉、ペッパー牛スジカレーのトロトロの牛スジはそれぞれ肉の旨味が感じられ、濃厚なカレーにもよく合います。

そしてタンドリーチキンはインド料理店レベルの本格派。柔らかでジューシーな鶏肉が、(ノンアルコール)ビールにもぴったり。お皿奥の各種ピクルスとの相性も抜群で、口の中をサッパリさせながら食べ進められます。辛さはさほどでもありませんので、辛いのが苦手な方でもおいしくいただけるのではないでしょうか。

ガツンとくるスパイスと肉のロックな共演に十分満足することができました。肉好きでカレー好きな方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。辛さがもっと欲しい方はテーブルに備えつけのカイエンペッパー辛さマシマシにもできますので、お好きなだけ振りかけて火を吹いてください。また、各種アルコール類も豊富に取り揃えられていますので、BARとして利用したい方にもオススメです。

[2019年6月7日訪問]

CURRY & BAR 240(ニコヨン)
●住所…京都市上京区聚楽町863-25
●TEL…075-821-8240
●定休日…不定休
●備考…店内喫煙可(?)
●ホームページ…twitter

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