高レベルな昭和の喫茶店【四宮探訪 後編】

喫茶店・カフェ編
スポンサーリンク

カフェ ド プランタン

そば処・和食 あづまや」で「いくら丼セット(冷たいそば)」をお腹いっぱい食べ、京阪京津線四宮駅」から電車で帰宅するか、一度JR「山科駅」まで徒歩で戻るかを考えながら「四宮駅」まで行ってみると、駅の真向かいに喫茶店があるのを発見。どちらにせよもう満腹なのでコーヒーだけでも飲もうとその喫茶店へ向かいました。

ワールドコーヒーの看板に書かれた「カフェ ド プランタン」。どちらかと言えば片田舎風の駅前に、昭和の香りが漂う重厚な喫茶店がちょっと珍しく感じます。こちらも「そば処・和食 あづまや」同様、ご近所のお客さんが中心なのでしょうか。初めて降りた駅前に旅情を感じながら、ひと休みがてら店内へ入ってみました。

やはり昭和の喫茶店です。後になってインターネットで少し調べてみたのですが、こちらは管理人が生まれた1970年代前半にはすでに営業されているのだとか。50年もの時間が流れている喫茶店だけあって、ゆったりと落ち着ける店内です。ワールドコーヒーの看板があったことから、コーヒー豆などはワールドコーヒーが卸しているのでしょう。「ケーキSet」¥750などもあり、まだまだ現役な感じがします。メニューは撮影し忘れたのですが、ストレートコーヒーやアレンジコーヒーなどもあり、一般的な喫茶店レベルだったハズ。ご参考までに壁に掛かっているメニューをご覧ください。

ランチ使いとしても便利そうな喫茶店です。もうお腹いっぱいなので「アイスコーヒー」¥???(価格忘れました)だけを注文するつもりだったものの、いざオーダーする際、なぜか「カツサンド」¥880も注文してしまいました。“魔が差した”とはまさにこのこと。注文時に心の中で“何で?”と自分自身にビックリ。旅情気分(京都市ですが)に浸っているうちにテンションが上がってバグってしまいました。まぁ満腹とは言え洋食店ならともかく、喫茶店の「カツサンド」ぐらいであれば余裕で完食できるでしょう。昭和のオッサンをナメるな!と心の中でわめいていると「カツサンド」と「アイスコーヒー」が運ばれてきます。

ナメてたわ〜

モノ凄くブ厚いロースカツの「カツサンド」が8切れ。もはや喫茶店どころか“カツサンドを売りにしている”洋食店レベルです。そもそもコーヒーを飲むためだけに伺った喫茶店でREPORTする気などはなく、今回の写真はすべて「カツサンド」の到着後に撮ったもの。メニューは下げられていたので撮影できなかった、というのが真相です。とりあえず落ち着きを取り戻そうと「アイスコーヒー」を飲んでみます。うん、これは「コーヒーショップ ボゴタ」と同じ、ワールドコーヒーのリキッドコーヒーですね。しかも加糖。甘さ控えめでコーヒーの濃厚な味わいが楽しめますので、加糖でもあまり気にはなりません。どうしても無糖が飲みたい方は、注文時に相談してみてください。では「カツサンド」をいただいてみましょう。

極太カツサンド!!!

厚さ20mmはあるロースカツです。キャベツと中濃ソース的なソースにマヨネーズというシンプル構造で、パンは軽くトーストされています。とにかくロースカツの食べごたえと旨味が口の中いっぱいにあふれ出る、他店ではなかなかお目にかかれない「カツサンド」と言えるのではないでしょうか。さすがはフードメニューもおろそかにはしない京都の昭和の喫茶店。まさか初めて入った、誰からも情報を得ていないお店で、こんなサプライズがあるとは思いませんでした。ひと切れ食べて絶望的にお腹いっぱいになったものの、絶対に残す訳にはいかないクオリティの逸品だと苦しみながら感じました。

ゆっくりと食べ進めてどうにか完食。「カツサンド」好きなら一度試していただきたい喫茶店です。「オムライス」¥860をはじめとした軽食メニューも充実しているほか、モーニングにも定評があるそうですので、京阪「四宮駅」付近に来られた際には立ち寄られてみてはいかがでしょうか。昭和から営業している京都の喫茶店の実力をぜひ体感してください。管理人は食べ過ぎどころの騒ぎではなくなったため少しでもウエイトを落とそうと、徒歩でJR「山科駅」まで戻ります。

[2019年10月13日訪問]

カフェ ド プランタン
●住所…京都市山科区四ノ宮岩久保町1-20
●TEL…075-593-8167
●定休日…不定休
●備考…喫煙可
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「プランタン」で検索してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました