本格洋食や軽食なども絶品な昭和生まれのカフェ

喫茶店・カフェ編
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管理人はオッサンにしては珍しくサンドイッチが大好きです。しかし“サンドイッチが好き”と言っている友人や同僚の男性は皆無。だいたいラーメンやカツ丼、焼肉、カレーなど、いかにもオッサン好みの料理ばかり話題になるの仕方ないのですが、実は女性でも積極的にサンドイッチを推している人を聞いたことがありません。何なら管理人がランチにカフェでサンドイッチを食べていると“サンドイッチでお腹ふくれる?夜まで持たなくない??”と実際にはコテコテの大阪弁で意見されたことすらあります。これが一般的な女性の言い分とはどうにも思えず、関西圏の極一部の女性の感想であって欲しい。何の漫画だかドラマだか忘れましたが、大阪の女性と東京の男性が初デートをする際、東京の男性が喫茶店での待ち合わせを提案すると、大阪の女性からコーヒーなんてお腹にたまらないからもったいない、うどんの方が満足できるし安いからうどん店にしようとダメ出しをされて東京の男性が驚いた、というシーンがあったのを覚えています。さすがにハナシを作り過ぎ、印象操作をし過ぎでしょう。大阪や京都、神戸などの関西圏は昔から喫茶店文化が根付いており、老若男女を問わず喫茶店やカフェを利用しています。とは言え、ランチにサンドイッチを食べるのは少食もしくは少食を偽っている女性との認識は、当たらずしも遠からずかも知れません。当ブログのようにグルメ記事にも関わらず、なぜかハラペコなオッサンにしか見られていないマニアック超高度な過疎ブログの場合、サンドイッチのREPORTは当然ながら不人気です。が、しかし。あえて提言したい。オッサンこそランチにサンドイッチを食べるべきではないですか?と。まず、サンドイッチの種類にもよりますが多くはシンプルにヘルシーです。ミックスサンド系なら野菜たっぷり、カップサラダまで付いていれば野菜不足の解消にもなります。次に何と言ってもギャップ萌え。普段はしかめっ面で無愛想なオッサンには誰も近づこうとは思いませんが、ランチにサンドイッチをモグモグ食べている姿を晒すだけでアラ不思議、急に親近感がわいてきやしませんか?若い女性との距離感もグッと近まるハズです。これまで職場の若い女性からウルサイだのウットオシイだのクサイだのキモイだのと陰口を叩かれていたオッサンも、喫茶店やカフェでサンドイッチランチをしていることがわかればフレンドリーな関係を築けること間違いありません。と、ひとしきりウソをまじえた印象操作を行ったところで、久しぶりにサンドイッチを食べたいと思い立ち、人気のカフェへ向かいました。

丸太町通天神川通の交差点(双ヶ丘)を西へ2kmほど行ったところにあるカフェ「schooner(スクーナー)」。こちらは1988年(昭和63年)9月に開業された35年近い歴史をもつ人気店です。営業時間は7時〜ラストオーダー18時の通し営業となっていて、11時まではモーニングメニュー、11時以降はランチメニューと時間帯を問わず常に賑わっている、嵐山エリア有数のカフェと言えるのではないでしょうか。近隣には広沢池大沢池渡月橋など観光スポットも多数で、嵐山観光のついでなどでも利用しやすそうです。公共交通機関なら嵐電「車折神社駅」または「有栖川駅」から徒歩12分程度、京都市バスならバス停「広沢御所ノ内町」から徒歩1分程度。また、西隣の「京都広沢郵便局」の裏手(北側)には車を4台停められる専用駐車場もあり、ドライブがてらでも便利です。時刻は13:50、なんとなく混雑してそうな雰囲気ながら、ここまで来たからには待つことを覚悟しつつ、早速店内に入ってみましょう。

2名テーブル席5卓と6名程度が座れるソファ席の店内。過度にオシャレ過ぎないスッキリとした清潔感のある雰囲気です。14時近い時刻にも関わらず、2名テーブル席は満席。ただ、ソファ席があいており、お店の人に案内していただけました。相席になるかも知れないものの、待たずに着席できてラッキーです。12時〜13時はほぼほぼ満席になると思いますので、ランチ利用の場合は時刻をズラす方が待たずに利用できるのではないでしょうか。客層はまさに老若男女、若い女性からシニアまで幅広く、誰もが気軽に使いやすいお店だと感じます。平日でしたので地元の人や近隣にお勤めのビジネスパーソンが多い印象でしょうか。ではメニューを確認してみましょう。

一番人気は「スクーナーランチ」¥1,060でしょう。「今日のランチ」¥960も多くのお客さんが注文されていました。こちらでは本格派の洋食や軽食をいただくことができ、洋食好きにもオススメです。中でも洋食をこよなく愛する管理人のイチオシは「海老ピラフ」¥1,050だったりするのですが、今回は世のオッサンのためにサンドイッチ。サテ、問題です。サンドイッチ界の王様は何サンドでしょうか?“どうせカツ好きだから「ポークカツサンド」¥900なんでしょ”と思った人は重度のオッサンですよ、気をつけましょう。また、「ミックスサンド」¥880は確かに最もポピュラーなサンドイッチではあるものの王様ではありません。では正解を発表します。答えは「クラブハウスサンドイッチ」です。そう、ゴルフ場のクラブハウスで生まれた説が有力な、他のサンドイッチよりチョイお高めなサンドイッチ。ゴルフをプレイする合間に食べることを目的しているため、当然ボリューム満点で栄養価も高く、スポーツ時の食事にピッタリです。サンドイッチは一般的に軽食のカテゴリーに含まれると思いますが、「クラブハウスサンドイッチ」に関しては軽食ではないと考えます。そしてカツサンドのようにオッサン丸出し?のサンドイッチではなく、見た目にもオシャレで女性にも人気、となればサンドイッチ界の王様は「クラブハウスサンドイッチ」一択という結論にしかなり得ません。異論・反論はおありでしょうが、当ブログではディベート禁止(今、思いつきで決めました)です。よって異論や反論は受け付けません。と、かな〜り強引に「クラブハウスサンドイッチ」をサンドイッチ界の王様とご理解いただけたところでドリンクとサラダが付く「クラブハウスサンドset」¥1,300を注文してみました。

「クラブハウスサンドset」が到着。ドリンクは「ハウスブレンド」¥470ですので、カップサラダとクラブハウスサンドイッチで¥830は王様なのに相当お得ではないでしょうか。まず「ハウスブレンド」がおいしい。濃厚な風味かつ芳醇な香りが特徴の本格的なコーヒーで、チェーン店のカフェなどとは比べようもない本物の味わいです。まさに昭和のホットコーヒー。この「ハウスブレンド」だけを目当てに通われているお客さんが多いのもうなずけます。そしてカップサラダもみずみずしく、ニンジン風のドレッシングもあいまって抜群。こんなカップサラダなら、野菜をキライになる人もいなくなるのでは?とすら思えるおいしさです。ではメインの「クラブハウスサンド」をいただきましょう。

トーストされたパン3枚の二層構造となっていて、バターの風味とマヨネーズの味わいがパンと具材を引き立てています。具は一層目にトマトとキュウリ、二層目にレタスとローストチキン、ベーコンとなっていて、とても贅沢な味わい。チキンの濃厚な旨味にスモーキーなベーコンなコク、そこに野菜な爽やかさとトマトの甘酸っぱいさが絶妙な組み合わせとなっています。しかもパンがトーストされていることもあり、具材だけが目立つことはなく、パンと具の調和が取れた逸品です。これはかな〜りスゴいサンドイッチではないでしょうか。ハラペコ女性だけでなく、きっとハラペコなオッサンにもご満足いただけると断言できます。そして野菜たっぷりでヘルシーなのも管理人のような自堕落なオッサンにも向いているでしょう。「クラブハウスサンド」をいただき、お腹いっぱいになりました。もちろんこちらでは王道の洋食や、コーヒーブレイクには欠かせない各種スイーツを楽しむこともできます。また、「スクーナー朝メニュー」と呼ばれるモーニングセット各種も充実していますので、おいしいコーヒーなどとともに、ぜひご利用ください。

[2023年3月30日 訪問]

schooner
●住所…京都市右京区嵯峨広沢南野町12-2(Google マップ
●TEL…075-881-9544
●定休日…火曜日
●備考…禁煙?
●ホームページ…Amebaブログ
※さらに詳細は食べログ「スクーナーCafe」でご確認ください。

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