岩倉にある超リーズナブルな穴場定食店・食堂

和食編
スポンサーリンク

お食事処きらく

今回も管理人が大好きな昭和の定食店・食堂です。京都市内には千成、大力、力餅、相生といったチェーン店のように同じ店名と見せかけて、実際にはメニューもそれぞれ異なっている個人経営の定食店・食堂があります。「せんなり」のREPORTでコメントをいただき、当ブログで千成、大力、力餅、相生については同じ店名でもできるだけそれぞれのお店をREPORTしようと考えているものの、この店名以外にもREPORTすべき昭和の定食店・食堂はまだまだ多く、特に郊外では管理人も知らないお店も多数存在しているでしょう。少し検索しただけでも、管理人の知らないお店が数多く見つかってしまい、そちらもおいおい訪問しなければならないのですが、まずはやはり知っているお店から。夏、特に日中は、暑過ぎてできるだけ外出したくなく、外出するにしても自宅から南へは何となく行きたくありません。イヤもちろん、ちょっとやそっと北へ向かったところで所詮は京都市内、山奥や渓谷でもない限りたいして涼しいワケでもないのは良くわかっているのですが、気持ちの問題として北へ向かいたくなるのです。うろ覚えながら“犯罪者は北へ向かう”とどこかの心理学者か警察関係者がおっしゃっていたように記憶しているので、北へ向かうとはあまり言いたくないのですが。タダでさえテレビなどのメディアで報道されている、容疑者と呼ばれる人のほとんどはオッサンなのも気になります。これまで50年以上、現時点では犯罪を起こしていない管理人は、逃亡犯のように自宅から北へと向かいました。

白川通宝ヶ池通の交差点を北へ1.15kmほど行ったところにある定食店・食堂「お食事処きらく」。こちらも昔から営業されている印象です。叡電「岩倉駅」から徒歩7分程度で店頭には2台ほど停められる駐車スペースもあり、アクセス便利なお店と言えます。昔ながらの定食店・食堂としては珍しく、営業時間は通し営業ではなく昼・夜の2部制。昼は11時〜14時、夜は17:30〜21時となっているようで、夜はちょっとした居酒屋使いもできるお店として昼・夜とも地元の人に親しまれています。また、なぜかは知りませんが、京都市内の運動部の大学生にも人気があるようです。時刻は13時、早速店内へ入ってみましょう。

4名テーブル席4卓とカウンター10席程度の店内で、お一人様はカウンター席へどうぞ。うどん・蕎麦、丼、定食類が豊富なのに加え、一品メニューも充実していて、店内には所狭しとメニューが掲出されています。「冷麺」¥800やアイスクリーム各種などの季節メニューをはじめ、「コーヒーフロート」や「コーラフロート」ともに¥380といった喫茶店のようなドリンク類も貼られていて油断なりません。ではグランドメニューを確認してみましょう。

メニュー数がとにかく大量で、しかも和食・洋食と用意されているため、老若男女が利用しやすいメニュー構成ではないでしょうか。当ブログ的には冷やし中華である「冷麺」か“元祖”と書かれたおそらく名物であろう「カレーラーメン」¥750をREPORTすべきなのでしょうが、管理人がこちらで注文するのはほぼ決まっています。当ブログのヘビーユーザー様なら「焼肉定食」¥980または「他人丼」¥600と予想されると思いますが違うのです。…そんな管理人の趣味嗜好はどうでも良く、こちらのメニューで驚きなのはリーズナブルさ。定食でも¥1,000を超えるものはなく、アノ超高級食材を使った「うなぎ丼」すら¥980!もはや鰻丼チェーン店レベルの価格です。ただ、今回は「うなぎ丼」でもありません。管理人がこちらでほぼ8割は注文する「きらくランチ(昼)」¥800。「きらくランチ(夜)」¥880というのも用意されているものの、管理人は夜にこちらへ伺ったことがないため、どのような内容なのかはわかりません。なぜこの「きらくランチ(昼)」にこだわるのか、実際に注文して説明いたしましょう。

「きらくランチ(昼)」が到着。これで¥800は京都市内ではまずお目にかかれません。豚の生姜焼きにハムエッグ、デミグラスソースのミニハンバーグ、中サイズのエビフライと、メイン4種の揃い踏みです。付け合せの野菜サラダに味噌汁、漬け物、ご飯が付いてしつこいようですが¥800。¥1,000で¥200もオツリが来ます。しかも当たり前ですが、どの料理もすべてできたて、作りたて。管理人的には自分だけコッソリと知っていたい穴場店でした。が、しかし。最近、本当に訪問予定の飲食店の空振りが多く、このままでは週2のREPORTが維持できないと考え、泣く泣くストック店の1軒を披露することに。京都市の人はいじわる商売にガツガツしている感じがあまりなく、どうせ盆休みだの何だのと1週間近く休業される飲食店も珍しくありません。当ブログ的には大迷惑です。何とかお盆の前週に毎日でも訪問してお盆期間前後分のREPORTを実現したいところですが、月曜日からいきなり他府県で終日仕事をするハメに。どうにか火曜日からできるだけ訪問機会を増やして週2更新は何とかしたいと思っています。と、事前に泣き言をツラツラと書き綴って更新お休みの予防線を張っておいたところで、早速いただきましょう。

デミグラスソースのミニハンバーグも思った以上に本格派。牛ミンチの旨味と濃厚なデミグラスソースの味わいは、洋食店にも匹敵するレベルです。定食店の看板メニューである豚の生姜焼きももちろんおいしく、焼きたてのハムエッグ、揚げたてのエビフライも申し分ありません。この陣容なら¥1,200〜¥1,500でも十分納得できますが、繰り返し言いますが¥800でいただけます。この物価高にあって現代の奇跡です。しかもこのランチ、オカズが充実いているためご飯はもちろん、飲む人なら絶対にビールが欲しくなるでしょう。この定食だけでお腹もココロも満足できる管理人イチオシの洋定食です。メディアなどでのほぼ見かけることはなく、当ブログをご覧いただいている数少ないレアな皆さんにだけコソッとお教えしておきます。お盆期間中は営業されているかわかりませんので要確認ですが、近頃は京都観光も活発化して京都の人だけでなく観光客も人気店や有名店に多く足を運ばれるでしょう。そんな行列や喧騒から逃亡したい人は、ぜひこちらで落ち着いてゆったりと食事を楽しまれてみてはいかがでしょうか。

[2023年8月6日訪問]

お食事処きらく
●住所…京都市左京区岩倉花園町250-13(Google マップ
●TEL…075-711-5772
●定休日…木曜日および月曜日の夜
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「お食事処きらく」をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました