コスパ最強な1種類の日替りランチに驚く洋食店

洋食編
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りんどう

またまた京都三条会商店街です。先日REPORTした「かふー」からハシゴしたワケではなく、翌週となります。なぜまた京都三条会商店街なのか?もしかして京都三条会商店街の回し者なのか??と疑われる人もいらっしゃるでしょうが、京都三条会商店街の回し者として稼げるのなら回し者になりたい。当ブログでは京都市内の飲食店だけでなく、さまざまな商店街も紹介しているのに、コラボや案件の依頼などは一切ナシ、皆無をとおり越して絶無です。たま〜によくわからない飲食店からプレオープンのご案内とかは届くものの、怪し過ぎですので訪問したことすらありません。サテ、なぜ京都三条会商店街かと言うと、本来は四条大宮の洋食店をREPORTする予定でした。四条大宮エリアも飲食店激戦区であり、REPORTしたい洋食店が3軒ほどあったため、洋食の口になって出かけてみたのです。しかし…1軒目は秋分の日で祝日だったせいか休業、2軒目は満席につき営業終了、3軒目に至っては今年8月末ぐらいにすでに閉店と、過去最悪級のフラれ具合に。四条大宮エリアにはREPORTしたい飲食店自体は他にもあったのですが、何せ洋食の口となっていたため、どうしても洋食でないとダメだったのです。そこで四条大宮から比較的近い京都三条会商店街を思い出し、そう言えば以前から営業されている洋食店があったハズ、と急遽向かいました。もしそちらが休業されていても京都三条会商店街なら他にも多くの飲食店が営業されているでしょうから、仮に洋食店がなかったとしても喫茶店やカフェで洋食はいただけるであろう、という知略に満ちた計算も働いた次第です。

三条通堀川通の交差点(堀川三条)が京都三条会商店街の東の入口となるのですが、そこから商店街を通って西へ270mほど行き、大宮通を南へ50mほど行ったところにある洋食店「りんどう」。店構え的には和の小料理屋風の落ち着いたたたずまいですが洋食店で間違いありません。完全に穴場店であり、お客さんは地元の人や京都三条会商店街ヘビィユーザー、近隣にお勤めの人ぐらいではないでしょうか。管理人は元ヘビィユーザーですので知っていました。昼の営業時間は11:30〜14時、夜は18時?〜22時?ぐらいだったように記憶していたものの、Google マップでは17:30〜22:30となっており、かなり曖昧の情報を相変わらず発信しております。こちらで印象的なのは、昼のメニューは「日替りランチ」¥880の1種類のみ!これは腕に相当の自信がお有りか、相当にヤル気がないか、の2択となりますが大丈夫。相当にヤル気がない飲食店は速攻で潰れてしまいますので、腕に相当の自信が有る説で確定でしょう。時刻は13:40、まずは店頭の1種類しかない「日替りランチ」のメニューを確認しておきます。

「日替りランチ」は「トンカツ」でした。ごはんとみそ汁、小鉢、漬もの、コーヒーまで付いて¥880はかなりのお値打ちです。「¥880」の下のウシさんとブタさんがニコニコ笑顔なのも納得ではないでしょうか。もっとも、満面の笑みのブタさんはこの後、管理人によっておいしくいただかれてしまうのですが。ちなみに夜のメニューは1種類ではなく、本格的な洋食が提供されますので、念のため見ておきましょう。

国産ヒレ肉を使用されている牛肉メニュー以外はお手頃価格となっています。ツマミ&アルコール類も充実していて、飲み処としても重宝できるでしょう。「ハンバーグ」¥1,100や「ミンチカツ」¥1,000も人気メニューでオススメです。では店内へ入ってみます。

清潔感のある店内は、手前はカウンター席のみ10名程度が座れる感じとなっています。観光客などはほとんど利用しないと思われますので、お一人様でも気兼ねなく落ち着いて食事できるでしょう。昼の営業終了間際にも関わらず、地元の人であろうナイスミドルが食事をされていました。おそらく商店街の人も利用されているお店なのだと思います。飲食店や食料品店が多い商店街の人が通われるお店にハズレはありません。カウンター席から丁寧に調理されている様子をガン見していると、「日替りランチ(トンカツ)」が到着しました。

これで¥880はコスパ最強クラスです。ブタさんには申し訳ないのですが、管理人も思わずニッコニコ。この和定食を彷彿とさせる洋定食が昭和の洋食らしくて最高です。小鉢のオカラもカボチャサラダもおそらく手作りなのでしょう、どこかホッとする非の打ち所がないおいしさ。みそ汁の赤だしもダシが効いていて味噌控えめな味わいもうれしい。管理人は赤だしが大好きではあるものの、赤味噌のみ主張する赤だしはあまり評価していません。赤だしはあくまでダシの豊かな風味も楽しめるみそ汁であり、赤味噌汁ではないのです。キュウリの浅漬けも申し分ありません。これこそ管理人が子どもの頃から慣れ親しんでいる昭和の洋定食です。ではいよいよメインディッシュのトンカツをいただきましょう。

良い品質の豚ロース肉であることがわかる、濃い肉の旨味と脂身の甘さにウットリとする味わいです。もちろん素材の良さだけでなく、軽めのコロモのサクサク食感から揚げの火入れに至るまで完璧。3回目ですが、このトンカツで¥880は、洋食好きなら食べるべき価格とクオリティだと断言いたします。デミグラスソースも軽めの味わいながら丁寧な仕事なのがわかる本格派。重くないデミグラスソースだからこそ、このトンカツには合うのだと実感しました。一般的なトンカツ定食にはない、さすがは洋食店の技術と感心するレベルです。

セットのコーヒーはホットとアイスを選べます。食後のコーヒーまで付いて、もう4回目ですが¥880は本当にスゴいと思いました。京都市内にもこれほど良心的なお店があるのか、と感動することでしょう。…イヤ、京都市内にはこちらだけでなく良心的な飲食店は山ほどあるハズですので感動などする必要はまったくないのですが、800軒以上REPORTしている管理人がなぜかうかつにも感動してしまいました。とにかく、お値打ち価格で洋定食をいただけるお店です。京都三条会商店街近くにお立ち寄りの際には、ぜひこちらのランチやディナーで昭和の本格洋食をご堪能ください。

[2023年9月23日訪問]

りんどう
●住所…京都市中京区三条大宮町267(Google マップ
●TEL…075-812-6006
●定休日…木曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「洋食 りんどう」でご確認ください。

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