京都・河原町四条の中華人気店で食べる

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14:芙蓉園

京都一の繁華街であり中心地と言えば四条河原町。「京都マルイ」から南へ3筋目を東に入ると観光客にも地元客にも愛される広東料理の人気店「芙蓉園(ふようえん)」があります。9月30日までの夏季限定冷やし中華は酢醤油ベースの「冷麺」¥700と「冷し担々麺」¥900の2種類。12:00〜14:00のランチタイムには、冷やし中華に一品とデザートがつく「お昼の冷麺セット」¥1,400があります。「お昼の冷し担々麺セット」は¥1,600です。

一品は「鶏肉入り卵焼き(鳳凰蛋)」、「鶏の天ぷら(唐揚げ)」、「海老の天ぷら」、「麻婆豆腐」、「八宝菜」、「酢豚」から選べます。さらにプラス¥100で「ごはん」、¥150で「ごはん大」、¥300で「ミニチャーハン」、¥600で「チャーハン」をそれぞれセットにすることも可能です。今回は「お昼の冷し担々麺セット」を食べてみました。

冷し担々麺のスープはクリーミーでマイルドながら爽やかな辛さが印象的。具はピリ辛の肉味噌ときゅうり、ネギ、麺は細めの平打ち麺で、スープによくからみます。同時に提供されるラー油と粉山椒で辛味を足して味の変化を楽しむことも可能。京都人はうどんやそば、丼などを食べる際、一味や七味以上に粉山椒を愛用する人が多いので、この店独自のサービスなのかも知れません。有名な「七味家」の粉山椒が独特の風味を醸し出し、京都の風情を味わうことができる冷し担々麺になっていると思います。セットの一品は、この店の名物でもある「鶏肉入り卵焼き(鳳凰蛋)」をチョイス。

当ブログにたびたびご登場いただいている“京都中華 伝説の料理人”高華吉氏の系譜に連なるお店らしく、鶏肉と玉ねぎがとろふわの玉子で包まれた、あっさり上品な京都中華の味に仕上げられている一皿です。デザートは、濃厚さがうれしい杏仁豆腐。

杏仁豆腐のおいしさを再発見できる味です。久しぶりに「芙蓉園」の味に触れ、京都一の飲食店激戦区で永く愛される理由の一端を垣間見ることができました。ランチはもちろん、ディナーでもお手頃価格で本格中華を味わえますので、ぜひ食事の〆に「冷麺」または「冷し担々麺」をお試しください。

[2018年7月16日訪問]

芙蓉園
●住所…京都市下京区市之町240-1
●TEL…075-351-2249
●定休日…火曜・水曜
●備考①…「冷麺」「冷し担々麺」は夏季限定(9月30日まで)
●備考②…店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「芙蓉園」で検索してください。

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