秋の夜長に焼きサンマが食べられる定食屋

和食編
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今宮堂

大徳寺」や「建勲神社」など、名所・旧跡が集中している北大路大宮。昼間は外国人観光客もよく目にする地域で永年愛される定食屋「今宮堂(いまみやどう)」があります。20年以上前、管理人が当時の職場の同僚(京都府在住)にお薦めされた定食屋で、昼間などは地元の人と観光客が混在する定食屋として人気を博しています。

管理人は仕事柄、21時を過ぎてからの夕食がほとんどですが、京都は早寝早起きの人が多いのか 21時には早々と店じまいされる飲食店が多く、特に定食屋はほぼ全滅。焼魚や煮魚の定食が食べたいと思っても、居酒屋など行ける店が限られ、結局は「やよい軒」のお世話になることもしばしばです。そんな時にも重宝するのが「今宮堂」。ラストオーダーが22時なので、安心して焼魚や煮魚定食を食べることができます。

ここ1週間ほどは秋雨前線の影響で、すっかり涼しくなりました。そして秋と言えばサンマです。今回は焼きサンマを食べるべく、雨に降られながら10代の若者のように原付で「今宮堂」までやって来ました。では、雨に濡れて寒いので、早速店内に入ります。

ラストオーダー間際にも関わらず、ナイスミドル1名と、おそらく立命館大学佛教大学の学生3名が食事中です。メニューを見ると、定食だけでなく、麺類、丼物、一品などが豊富に揃っていて目移りしてしまいます。が、今食べるべきは焼きサンマ。「新さんま定食」¥890と「生卵」¥30を注文しました。

焼きサンマに豆腐とわかめの吸い物、切り干し大根、たくあん、そして白飯の定食です。納豆は“選べる小鉢”の一品で、冷奴・ちくわの天ぷら・ベーコンエッグ・揚げ出し豆腐・煮物・揚げギョーザなどから選べます。そして追加注文の生卵。完璧な日本の食事が完成しました。焼きサンマがあるだけで、日本の秋を味わうことができます。例えば焼きサンマの代わりに鶏の唐揚 だったらどうでしょうか。

それはそれでおいしそうじゃないか!!

イヤ、今日(9月13日)は焼きサンマです。この時期にしか食べられない、新鮮で脂の乗りまくった新さんまをいただきます。大根おろしに醤油をちょっとつけて、新さんまのハラワタ周辺に大根おろしを少し乗せて、ハラワタ・身・大根おろしを一緒に食べると…無言になるおいしさです。そしてすかざす白飯を口に運びます。白飯を飲み込んだら、吸い物で口をリフレッシュさせ、切り干し大根をつまみつつ、納豆をしっかりと混ぜて生卵の半量と少しの醤油を入れてさらに混ぜ、白飯に乗せて………後は記憶がありません。気がつくとすべてがなくなっていて、満腹感に襲われていました。

夜遅くからでも焼魚や煮魚を気軽に食べられる、お一人様には特にうれしい定食屋だと思います。観光や商用で北大路大宮近辺に来られた方は、多彩な定食を目当てにぜひお越しください。ちなみランチメニューはワンコインで食べられる丼物や定食もありますので、夜にご馳走を食べる予定のある方にもおすすめです。

[2018年9月13日訪問]

今宮堂
●住所…京都市北区紫野東野町9
●TEL…075-441-3582
●定休日…水曜日
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「今宮堂」で検索してください。

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