はなふさ EAST店
三連休明け、たまっている仕事を片付け気づけば22時前。ぐったりしながら急ぎ京阪電車に飛び乗り、家路へと向かいます。京都に着くのは23時前後、夕食に「カツ丼」や「フライドチキン」などを食べたいところですがアラフィフなので胃もたれ確定 です。何か軽くて満足感のあるものを…と思案していると京阪出町柳駅に到着。この時刻に営業していて軽食、となると「サンドウィッチ」が思い浮かびました。
「サンドウィッチ」の語源について有名なのは「サンドウィッチ伯爵」の逸話ではないでしょうか。しかし本当は違います。“サンド(砂)とウィッチ(魔女)以外、何を挟んでもおいしい”から「サンドウィッチ」なんだそうです。「パタリロ」に書いてあったので間違いありません。ということで、おいしいサンドウィッチを求めて、深夜2時まで営業している「はなふさ EAST店」をめざします。「はなふさ NORTH店」をREPORTした際は「ベークドチーズケーキ」¥370を食べたので、今回は軽食をREPORTしようという魂胆です。
「はなふさ EAST店」は白川通と丸太町通の交差点「天王町」にあります。周辺には「哲学の道」をはじめ、列挙するのも面倒くさいほど名所・旧跡だらけ。観光地としても人気のスポットで、多くの有名料理店が軒を連ねています。しかし「はなふさ EAST店」は、多くの観光客も来店するものの、地元の人からも昔から愛される喫茶店。管理人はもっぱら23時以降に訪問することが多く、そんな時刻でも地元の人で賑わっています。そう言えば以前、お客さんとして元オセロの中島さんを見かけたこともありました。では早速入店しましょう。
三連休明けの平日23時にもかかわらず、そこそこのお客さんがコーヒーを楽しまれています。さすがに食事をする人はいなかったものの、女性客はチーズケーキを食べている人が多く、相変わらずの人気ぶりです。「はなふさ EAST店」で提供される軽食はパン類のみ。普通の食パンを使ったサンドウィッチ7種類と、トーストサンドウィッチが6種類、トーストが3種類。今回はトーストサンドウィッチの「ミックス」¥750と、「アイスコーヒー」¥490を注文します。
トーストサンドウィッチの「ミックス」が到着しました。
香ばしく焼かれたトーストに、ハム、チーズオムレツのような玉子、トマト、きゅうり、レタスがたっぷり挟まれています。ハムや玉子と野菜の旨味にマヨネーズとトーストの味わいが加わり、ヘルシーながらボリュームもあっておいしい、完璧なトーストサンド です。特にチーズオムレツのような玉子の火加減と塩味が秀逸。京都のサンドウィッチで使用される玉子は一般的なタマゴサラダではなく、厚焼き玉子の場合が多く、はなふさのサンドウィッチの玉子も厚焼き玉子の変形と言っていいでしょう。まさに京都流のミックストーストサンドだと思います。
アイスコーヒーももちろん、こだわりの1杯です。「はなふさ NORTH店」同様、苦味よりも旨味とほのかな酸味が感じられ、コーヒーの豊かな味わいが口の中で広がります。注文時に「無糖」か「有糖」を尋ねられますので、お好みでお選びください。
管理人は軽い夜食として利用することが多いはなふさのサンドウィッチですが、ブランチや軽めのランチとしても必ず満足できる一品です。近隣の観光ついでに、60年以上の歴史を持つコーヒーとサンドウィッチを試してみてはいかがでしょうか。もちろん「はなふさ NORTH店」でもサンドウィッチをいただけますので、どちらかのお店を見かけられた際は、ぜひお立ち寄りください。
[2018年9月25日訪問]
= はなふさ EAST店 =
●住所…京都市左京区岡崎東天王町43-5 レジデンス岡崎1F
●TEL…075-751-9610
●定休日…年中無休
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「はなふさ EAST店」で検索してください。
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