深夜、誰でも気軽に立ち寄れるカツ丼専門店

和食編
スポンサーリンク

かつ丼 玄 河原町店

管理人のスマホには万歩計(歩数計)アプリが入ってます。毎日何となく確認しているのですが、平日は6,000〜8,000歩で1万歩には及びません。休日はさらにひどく“26歩”だったこともあり、虫の行動範囲以下 でした。しかし本日10月15日は仕事でたくさん歩いたため、帰宅途中の電車の中で確認すると「12,000歩」という快挙を達成。もう何を食べても許されるレベルです。

そうなれば今夜の夕食は誰に気兼ねすることもなく、高カロリー食を楽しめます。高カロリー食の王者と言えば「カツ丼」です。トンカツ、玉子、白飯で構成される“バカメシ” ですが、食べたときの満足感は何物にも変えられません。そこで今回は、河原町丸太町の南東角に位置し、「びっくりドンキー」に隣接するカツ丼・トンカツ店「かつ丼 玄 河原町店」へ伺うことにしました。

このお店は1921年に京都で繊維原料の専門商社として創業した株式会社元廣の外食事業部「かつ丼 元・玄」の河原町店。「びっくりドンキー」「丸源ラーメン」のフランチャイズ店を展開する一方、「かつ丼 元・玄」などのオリジナルブランドにも力を入れていて、「かつ丼 元・玄」は京都府下で4店舗営業しています。カツ丼やトンカツ定食などの種類が豊富で、誰でも入りやすい店構えであることから、牛丼チェーン店なみの賑わいを見せる人気店。管理人が駐輪場に原付を停めているときにも、男性3人組・男性お一人様・男性2人組が次々と吸い込まれるように店内へ入っていきました。この様子を見て、女性より男性の平均寿命が短い理由がわかったような気がします。では早速、店内へ入ってみましょう。

牛丼チェーン店のようなコの字型のカウンター席はお一人様用。奥にはボックス席も用意されています。メニューのかつ丼は通常の「かつとじ丼」¥750の他、「おろしかつ丼」¥780、「わさびかつ丼」¥780、「ダシ醤油かつ丼」¥720、「ソースかつ丼」¥720、「みそかつ丼」¥780と豊富にラインナップ。今回は「かつとじ丼 W卵」¥830に「豚汁セット」¥100を注文してみました。

カツ煮定食スタイルでの登場です。カツ煮を自分の好きなようにご飯に乗せていただきます。まずは「豚汁」をひとすすり。鰹ダシと合わせ味噌の塩梅が最適で、少し驚きました。こういうお店の味噌汁は濃くなりがちにも関わらず、薄くもなく塩っぱくもないちょうどいい塩梅です。具の豚肉、大根やニンジンの根菜類、コンニャクも豚汁らしさを演出しています。プラス¥100ですので、試す価値は十分にありそうです。

ではいよいよカツ丼へ。カツ煮一切れをご飯に乗せて、備え付けの粉山椒を振っていただきます。

肉厚のカツは柔らかく、口の中で簡単に噛み切れます。ダシの効いた京都風の薄味なツユとカツ、半熟の溶き卵、白飯が渾然一体となったおいしさです。管理人は粉山椒派ですが、七味も常備されていますので、お好きな方を振ってください。この粉山椒や七味がアクセントとなり、カツ丼を飽きることなく最後までおいしくいただけます。カツ丼の名店と比べると味は一歩劣りますが、それでも及第点はつけられるカツ丼ではないでしょうか。豚肉の質を高め、ラードやヘッドで揚げたカツ丼なら、値段は高くなるものの一段上の味わいになる伸びしろは持っていると思います。

22時を過ぎてもカツ丼を食べられる貴重なお店です。健康面を考えると頻繁に食べるのはオススメできませんが、深夜にどうしてもカツ丼が食べたくなったら、「かつ丼 元・玄」でさまざまな種類のカツ丼を試してみてはいかがでしょうか。たっぷりの千切りキャベツが付くトンカツ定食もありますので、カツ丼やトンカツ好きな方はぜひ一度「かつ丼 元・玄」各店を訪問してみてください。

[2018年10月15日訪問]

かつ丼 玄 河原町店
●住所…京都市上京区伊勢屋町396-1
●TEL…075-212-9096
●定休日…年中無休
●備考…店内禁煙
●ホームページ…http://www.motohiro.co.jp/gen.html
※より詳しく知りたい方は食べログ「かつ丼 玄」で検索してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました