魚問屋 ととや
11月17日土曜日、JR「丹波口駅」にやって来ました。「丹波口駅」と言えば「京都市中央市場」です。五条通から七条通まで南北約1kmに渡る広大な敷地に、水産や青果などさまざまな棟や店舗が集まっています。「丹波口駅」から五条通を西へ約100m、新千本通を南へ約900m歩くと「水産棟」の前に到着。目印は左手奥に見える「すし市場」の店舗で、こちらで新鮮な回転寿司を楽しむこともできます。
西隣には「七条新千本交番」があり、その横にあるのが京都で新鮮な海鮮料理を手頃な値段で食べられる「魚問屋 ととや」です。京都中央市場すぐの場所にある魚屋さんで、管理人が初めて訪問したのは6年前。当時は市場関係者や一部のグルメには知られた存在であったものの、比較的すいていてランチタイムでもすんなり入店できました。しかし現在は行列必至の人気店へと成長しています。時刻は12:20、並ぶのを覚悟で入店しました。
店舗手前は魚屋さんです。こちらは海鮮全般を扱っていますが、特にマグロには力を入れているようで、マグロのさまざまな部位のサクが販売されています。奥にイートインスペースがあり、管理人が入店すると同時に団体客が出て行かれたため、待つことなくすんなりと着席することができました。では早速メニューを確認してみましょう。
さすが市場の近くだけのことはあり、新鮮な海鮮料理をリーズナブルな料金で食べることができます。マグロ押しのお店なので「ねぎまぐ丼」「トロカツ丼」各¥650や「中とろ丼」¥850にも惹かれますが、今回はいろいろな海鮮が食べられる「海鮮丼」¥1,000に「いくらトッピング」¥350を注文してみました。
まずは「海鮮丼」が着丼(ラーメン店用語)します。
マグロ赤身、中トロ、うなぎ、エビ、イカ、タコ、タイ、トロサーモンという海鮮オールスターの豪華ラインナップ です。ガリ(ショウガ)も乗せられ、刻み海苔が冷やご飯にかけられています。どの海鮮も新鮮で、生臭さなどは当然なく、さすがは人気店と言える味わい。特に中トロとタイは文句のないおいしさでご飯が進み過ぎ、危うく「いくらトッピング」を置き去りにするところでした。
ご飯を一口分だけ残して、〆にミニいくら丼を自作していただきます。いくらの旨味をワサビ醤油の味がご飯にぴったりです。冷やご飯よりも温かいご飯がお好みの方は、「お造り定食(日替り)」¥750に「いくらトッピング」がオススメ。とにかく、京都で新鮮な海鮮をお手頃価格で堪能できる貴重なお店ですので、並んででも試す価値は十分にあると思います。
「京都市中央市場」周辺にはさまざまな飲食店があり、古くから市場関係者が通うお店も数多く存在しています。管理人も機会を見て市場周辺のお店を何店かREPORTする予定 です。皆さんも京都に来られた際にはJR「丹波口駅」まで足を伸ばして、「魚問屋 ととや」など飲食店巡りを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
[2018年11月17日訪問]
= 魚問屋 ととや =
●住所…京都市下京区朱雀北ノ口町64番地
●TEL…075-315-1921
●定休日…日曜日および祝日、水曜日(京都市中央市場休場日に準ずる)
●備考…店内禁煙
●ホームページ…https://totoya-maguro.com/
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