泉仙
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申しあげます。
さて、2019年の最初のREPORTは、お正月特別編として「おせち」です。管理人は20年近く、お取り寄せのおせちを注文している“おせちマニア”。おいしいおせちを購入するコツを下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
「生おせち」を選ぶ
おせちは「生おせち」と「冷凍おせち」に分けられます。ネット通販などでは圧倒的に「冷凍おせち」が主流で、コンビニのおせちも「冷凍おせち」。確かに近年、冷凍技術は格段に進歩しているのですが解凍も重要で、きちんとした解凍設備がないとどうしても味のクオリティは下がります。その点、生おせちは冷凍・解凍の工程を踏みませんので、冷凍・解凍による劣化もありません。
「生おせち」の見分け方
“冷蔵配達”が絶対条件なものの、冷蔵で配達される=「生おせち」ではありません。中には「冷凍おせち」でも冷蔵配達による自然解凍で提供するケースもあります。確実なのは販売元のお店やメーカーに問い合わせることですが、「12月30日配達」なども冷凍おせちである可能性が高いです。また、きんとんなどの甘い物が多く入っているおせちも冷凍おせちが多いように思います。
「生おせち」を手に入れるには
まず地元もしくは近県のお店のおせちから選びましょう。その中で、配達エリアが地元のみなら「生おせち」の可能性が高いです。逆に例えば京都の料亭が東京や福岡でも注文を受け付けているようならほぼ冷凍おせちですので除外してください。「地元で知っている料亭や割烹がない」場合、管理人も料亭や割烹には縁がありませんので、地元のデパートで探しました。
という訳で、今回は「高島屋オンラインストア」内の「高島屋のおせち料理 2019」から、「【京都店・洛西店特別販売】おせち料理」カテゴリーに注目。その中の「泉仙(いづせん)」和 一段 ¥12,960を注文しました。「泉仙」は「大徳寺」境内で営業する大慈院店をはじめ、京都市内に3店舗展開している料理店。精進鉄鉢料理が有名で、茶懐石や割烹、仕出しもされています。
管理人は高島屋オンラインストアからの注文ですが、「泉仙」ホームページ内のショッピングサイトからでも注文できるようです。では12月31日に届いたおせちを見てみましょう。
寸法は縦横19.7cm×高さ4.2cmの2人前用です。見た目の彩りも鮮やかで、目で楽しむ美しさがあります。家庭ではあり得ない23品の料理が詰め込まれているのも見逃せません。実は以前、スーパーやデパ地下でおせち用惣菜を少しずつ購入して重箱に詰めた「カスタマイズおせち」を作成したのですが、意外と高くついたうえにあまりおいしくなかった手痛い経験があります。やはり料亭や割烹、仕出し店などのプロにかなうはずがない、と痛感しました。
これまでネット通販のおせちやコンビニのおせちも何度か購入し、「地元デパートの地元店から選ぶ生おせち」という結論に至りました。京都在住の方であれば「高島屋」「大丸」「伊勢丹」のおせちサイトから生おせちを選べばハズレは少ないように感じます。もちろん知っている地元のお店が生おせちを販売しているのであれば、例え店頭持ち帰りのみで配達不可でもおすすめです。お正月は贅沢に生おせちを購入して、ぜひおいしい新年をお迎えください。
[2018年12月31日到着]
= 泉仙(大慈院店) =
●住所…京都市北区紫野大徳寺町4 大慈院内
●TEL…075-491-6665
●定休日…年中無休(12/29〜31は休み)
●備考…店内禁煙
●ホームページ…http://kyoto-izusen.com/
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