地元の料亭や割烹からも愛される京漬物店

テイクアウト・お取り寄せ

加藤順漬物店

総務省の家計調査(2016年)での都道府県別漬物消費量ランキングによると、第1位は京都府でした。京都人にとって漬物は“いつも冷蔵庫にある”感覚ではないでしょうか。管理人も漬物は大好きで、スーパーなどの食品売場で買物をしているとつい買ってしまいます。漬物があるとご飯を余計に食べてしまうので本当は買いたくないのですが、なぜか知らない間にレジのカゴに入っていることもしばしばです。

京都府漬物協同組合によると京の三大漬物は「千枚漬」「すぐき」「しば漬」なんだとか。どれも京都産の野菜を使った京漬物の代表格で、独特の発酵具合がクセになる味である一方、慣れていない人にとっては苦手な食品だと思います。しかし、京都ではさまざなメーカーやお店が漬物を販売していることもあり、品質にバラツキがあるのも事実です。“京都で買った漬物がおいしくなかった”と感じた方は、ひょっとするとおいしくないメーカーやお店の漬物を買ってしまっているのかも知れません。

そこで今回、管理人オススメ漬物店の1店として「加藤順漬物店(かとうじゅんつけものてん)」をREPORTしたいと考え、昨年末2018年12月30日に店舗へ伺いました。

川端二条の交差点を少し東へ行った住宅街の中でひっそりと営業しているお店。最近でこそ有名店として知られるようになりましたが、少し前までは知る人ぞ知る名店でした。現在2代目が経営されていることから漬物店の歴史としては古くないお店ですが、京都の料亭や割烹からの注文が多く、口コミで地元の一般家庭にも広がったようです。管理人は長期休暇のタイミングで買いに行くことが多く、できれば毎週でも買いたいのですが、価格が少しお高めなので年4〜5回の訪問頻度となっています。今回は4種類の漬物を購入し、自宅へ戻りました。

購入した漬物と一緒にミニパンフレットが入っていて、そこに載っていた「四季の京漬物いろいろ」をご覧ください。

これでも代表的な漬物だけで、店頭にはより多くの種類の漬物が売られています。京都人の漬物愛は冷静に考えるとドン引きするレベルですね。ご飯のオカズにもお酒のツマミにも、京都人は漬物しか食べていないのでは?と錯覚しそうになりました。では購入した漬物をご紹介しましょう。

「極み漬大根 七味」¥696は大根の浅漬けです。あっさりとした味わいと大根の風味、七味の辛味が絶妙なおいしさ。箸休めにもぴったりです。

「生しば」¥580はナスのしば漬。ナスとシソを低温で熟成発酵させた漬物で、豊かでやわらかな味わいに箸が止まりません。「きざみ すぐき」¥580はすぐき(酸茎)というカブの変種を使った漬物。かつては宮中でのみ食されていた貴族専用の食品です。

実は「ゆずかけ」¥464という、短冊切りの大根をゆずとともに漬け込んだ逸品も購入したハズなのですが、不思議なことに見当たりません。町の古老(母)に相談したところ、少し焦った表情で「知らない」の一点張りでしたので、真相は現在まで謎に包まれています。誰かが勝手に食べ尽くした場合は窃盗罪ですので一刻も早く犯人を見つけ出し、雪化粧をした大文字山にでも捨てに行く予定です。

京阪「神宮丸太町駅」から約500mと徒歩圏内ですが、店舗は少しわかりにくい場所にありますのでGoogleマップでご確認ください。また、ホームページから通販も利用できますので、遠方の方は購入しやすいと思います。京都はますます寒くなりますが比例して漬物はおいしくなるため、今がおいしい漬物を味わえるチャンスではないでしょうか。ご飯やお茶漬けのお供に、お酒のツマミに、箸休めにとあらゆるシーンで重宝される京漬物を、ぜひ味わってみてください。

[2018年12月30日訪問]

加藤順漬物店
●住所…京都市左京区大文字町165-2
●TEL…075-761-5827
●定休日…年中無休(1/1〜3は休み)
●備考…店内禁煙
●ホームページ…http://www.katojun.jp/

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