お一人様も気軽に行きやすい炭火焼タン専門店

その他料理編
スポンサーリンク

たんとろ 京都 【閉業】

※お知らせ※
「たんとろ 京都」は2020年7月27日現在、閉業された模様です。近隣のビジネスパーソンにとって手軽に仙台名物の焼きタンが食べられる貴重なお店だったと思います。おいしいタン料理や焼肉をありがとうございました。

このところ寒さも一段落といった気候だったこともあり、久しぶりに原付で京都駅方面まで出掛けました。時刻は21:30、向かった先は烏丸四条と烏丸五条の中間にある「たんとろ 京都」。京都ではあまり見かけない牛タン専門店で、宮城県の仙台市が有名です。関西で牛タンを食べようと思うと焼肉店の“タン塩”が一般的ですが、仙台風の焼きタンもかなりおいしい一品と言えるでしょう。

お店に到着。烏丸通沿いにあり、目に付きやすい外観です。向かいには「東横INN京都五条烏丸」があり、宿泊客にも人気があります。特に商用で宿泊されている方はお一人様も多く、「たんとろ 京都」はまさにうってつけ。その理由を確かめるべく、早速入店してみましょう。

ご覧の通り、カウンターのみのお店でお一人様率も高いのが特徴です。今回も3名のお客さんすべてがお一人様でした。地元の方や近隣オフィスの仕事帰りの方がゆっくりと味わっておられます。仕事帰りの管理人もその中に自然と馴染みながらメニューを確認しました。

メニューはかなり豊富なのですが閉店間際だったこともあり、「みやび定食」¥2,000と「ノンアルコールビール」¥450を注文。「みやび定食」は特上タン・牛中落ちカルビ・牛ロースステーキの3種盛りに、むぎめし、とろろ、小鉢、テールスープ、デザートが付くかなり豪華な定食です。この時刻に定食が食べられるだけでもお得でありがたや〜と感謝してしまいます。

ご覧ください、この豪華な定食を!もう炭火で焼かれた牛肉3種が香ばしく、この香りだけでノンアルコールビールが進む進む。では落ち着いて、まずはテールスープから。滋味深い、かなり本格的なテールスープです。おだやかとは言え今は真冬、原付で30分以上走った体にやさしく染み渡ります。そして小鉢はレンコンとピーマンのキンピラ。こちらはご飯のオカズにぴったりな味わいです。

ではいよいよ牛肉3種を食べてみましょう。右のロースと真ん中のカルビはタレをつけていただきます。やはり炭火で焼くとおいしい。ガスや電気のロースターとは別物です。食べると炭火の香ばしさが口いっぱいに広がり、次に肉の旨味が全体を支配します。炭火焼きは牛肉を一番おいしく食べる調理法のような気がしてきました。そして牛タン。こちらも文句ない味わいで、個人的には3種の中で一番おいしいと感じました。またとろろをむぎめしにかけていただく麦とろとよく合います。仙台の名店には及ばないものの、この価格で、しかも京都でと考えれば、十分なクオリティではないでしょうか。

最後にデザートの杏仁豆腐をいただいたのですが、これが驚きのおいしさでした。生クリームを贅沢に使って作られたのでしょう、かなり濃厚でリッチな味わいです。お店の大将や女将さんも含め、誰も何もこの杏仁豆腐について言わないのが逆に不思議な気持ちになりました。このようにスープからデザートまで、すべてが丁寧に作られているお店です。特に商用の方は烏丸五条近辺で宿を取っておられる方も多いと思いますので、お一人様での夕食なら一度訪ねてみられてはいかがでしょうか。

[2019年1月15日訪問]

たんとろ 京都
●住所…京都市下京区因幡堂町679
●TEL…075-361-7710
●定休日…月曜日
●備考…店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「たんとろ 烏丸通店」で検索してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました