名物もも焼き大山
京都ヨドバシ店
管理人は仕事柄、年に5回ぐらいは他の都道県に出張しているのですが、そんな時にありがたいのが主要駅近辺の夜遅くまで営業している飲食店です。前日宿泊の場合は一人で飲食店を探すことが多く、食べログなどで確認するものの、土地勘がないため結局はメンドクサくなって駅やホテル近くのファミレスなどで済ましてしまいます。京都駅周辺も飲食店は多いものの、一人で入りやすいお店は限られているのではないでしょうか。そこで京都駅から近くランドマークでもある「ヨドバシカメラ マルチメディア京都(以下、京都ヨドバシ)」に注目してみました。6階には「ヨドバシ・ザ・ダイニング」と呼ばれるレストランフロアがあり、お一人様でも気軽に利用できます。そんな中でも今回は、「名物もも焼き大山(めいぶつももやき だいせん)」へ伺いました。
京都ヨドバシに到着したのが22時で店内からは“蛍の光”が流れています。しかし「ヨドバシ・ザ・ダイニング」のほとんどの飲食店は23時まで営業していますので安心です。「名物もも焼き大山」は京都市内に本社がある「萬蔵グループ」が運営しているチェーン店。しゃぶしゃぶ店や焼肉店を経営されています。鳥取県の銘柄鶏(ブランド鶏)「大山どり」の専門店で、鳥取県以外ではあまり食べることができません。では店内へ入ってみましょう。
夜は居酒屋としても利用されていて、22:30のラストオーダー間際にもかかわらずカップルやグループで賑わっていました。カウンター席もあり、ビジネスマンのお一人様もよく利用されています。メインの鶏料理だけでなく、刺身や酒のツマミなども充実していますので、一人呑みにも最適です。ラストオーダーも迫っていることから、代表的なメニューだけを撮影しましたのでご覧ください。
管理人のように飲まない人も、定食メニューやセットメニューも豊富で助かります。今回は“名物”と書かれている「大山どりもも焼き定食」¥1,480と「牛サイコロ串」¥240を注文してみました。
まずは「牛サイコロ串」です。炭火で炙られたサイコロステーキはおそらくハラミだと思いますが、牛肉の旨味が口いっぱいに広がります。これはビールのツマミに最高でしょう。レモンを絞って食べるとさっぱりとした味わいとなり、牛肉を存分に堪能することができました。こちらのお店はもともと、かつて宝ヶ池にあった「焼肉の萬蔵 宝ヶ池店」が発祥で、牛肉の方が得意分野。「牛タン定食」¥1,180や「牛ハラミステーキ定食」¥1,680なども提供されていますので、鶏肉が苦手な方は牛肉料理をお試しください。いよいよ「大山どりもも焼き定食」が運ばれてきました。
ごはん、サラダ、味噌汁、漬物、切り干し大根が付いた、思った以上に豪華な定食です。到着と同時に炭火で焼かれた大山どりのもも焼きの香ばしい匂いが食欲をそそります。もも焼きには塩コショウと柚子胡椒が用意されていて、2種類の味を楽しむことができるなど、¥1,480の価格以上の値打ちがある定食だと感じました。では、もも焼きを食べてみましょう。
鶏皮が甘〜い!!
炭火で焼かれた芳香と鶏皮の脂の甘み、モモ肉のジューシーな味わいが絶品!塩コショウを軽くつけて食べると、鶏肉の旨味をダイレクトに感じることができます。柚子胡椒はその風味とピリ辛さが味のアクセントとなり、鶏肉の実力をより引き出されたおいしさです。さすがは銘柄鶏だけのことはあり、鶏肉の味わいが濃い!飲む人ならビールはもちろん、辛口の日本酒などにもよく合うのではないでしょうか。個人的には塩コショウと柚子胡椒のほかに、焼鳥のタレが添えられていると、ごはんがより進むオカズになるのではないかと感じました。
とは言え¥1,480の価格を考えれば、十分に満足できる定食です。とにかく「大山どり」を一度ご賞味いただきたい!普通の鶏肉にはない味わいを楽しめます。「萬蔵グループ」は「ヨドバシ・ザ・ダイニング」でハンバーグ&ステーキのお店も出されていて、実は明日も用事で京都ヨドバシに伺う予定ですので、ハンバーグとステーキも試してみるつもりです。皆さんも京都駅周辺で手軽に飲食をされる際には、京都ヨドバシ6階の「ヨドバシ・ザ・ダイニング」を覗いてみてはいかがでしょうか。
[2019年3月28日訪問]
名物もも焼き大山 京都ヨドバシ店
●住所…京都市下京区東塩小路町590-2 京都ヨドバシビル6F
●TEL…075-344-2944
●定休日…年中無休
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…http://manzo-kyoto.com/shop/daisen/
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