一乗寺ラーメン街道の魚介の風味が香るラーメン店

中華編
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らーめん 大蔵 一乗寺店

最近帰宅が遅く、京都に帰れるのが深夜0時を回ることもしばしばです。そうなると食事ができるところは限られます。三条や四条などの繁華街を除けば、「ラーメン店」「お好み焼き店」「飲み屋」ぐらいしかありません。お一人様なら「ラーメン店」が比較的行きやすいこともあり、今回は「一乗寺ラーメン街道」にある「らーめん 大蔵 一乗寺店(らーめん おおくら いちじょうじてん)」へ伺いました。

“一乗寺店”とありますが、現在はこちらしかありません。もともとは滋賀県の石山商店街にあった「炉ばた居酒屋 大蔵家 総本店」を本店とするラーメン店で、本店は閉業されています。管理人の記憶では少なくとも10年ほど一乗寺でラーメン店を経営されていて、夜遅くにお店の前を通っても営業中だったのが印象に残っていました。では店頭のメニューを拝見してみましょう。

「しょうゆ」「しお」「こってり」「魚介系」「にんにく」の5種類のラーメンをメインに提供されています。深夜に数回伺ったことがあり、その時は「しょうゆ」か「しお」を食べていました。では店内へ入ってみましょう。

席に着く前に券売機で注文するシステムです。先日、知り合いのラーメンテロリストから勧められていた「新魚介系ラーメン」に「焼豚丼」がセットになった「新魚介系ラーメン 焼豚丼定食」¥1,130のボタンを押して、席に着きました。

カウンター席だけのラーメン店です。時刻は0:20。深夜2時まで営業されているようで、大学生らしい男子2名が2組新たに入店されてきました。ラーメン店だらけの一乗寺ラーメン街道でもさすがに深夜0時を過ぎると営業している店は少なくなるため、深夜にラーメンを食べられるお店として重宝するのではないでしょうか。まずは「焼豚丼」がやってきました。

豚バラのチャーシュー薄切りとキムチ、青ネギ、ノリ、そして下に温泉玉子が隠れている、かなり豪華な「焼豚丼」です。薄味ながら濃厚でトロっトロのチャーシューの味わいが絶品。豚バラの脂の旨味を存分に味わいことができます。キムチのピリ辛と酸味がほどよいアクセントとなり、温玉のコクも効いています。相当ハイレベルな「焼豚丼」ですので、来店された方はぜひお試しください。いよいよ「新魚介系ラーメン」の登場です。

新魚介系のスープとはどのような味わいなのでしょうか。見た目は茶色い鶏白湯のようです。具はチャーシュー2枚にキクラゲ、メンマ、モヤシ、ネギ、糸唐辛子とちょぴり博多風でしょうか。ではスープをひとすすり。あぁ…食感は京都ラーメンでお馴染みのドロっドロの鶏白湯ですが、鰹節やマグロ節、サバ節系の魚のダシが強いスープです。魚の風味が香る重層的な味わいは、こってり味ながら管理人のようなミドルやシニアでも食べやすいと感じました。続いて麺を食べてみましょう。

これは超極細麺です。そうめんぐらいの細さで、スープにからみまくっています。超極細麺は茹で加減が難しいものの、しっかりコシが感じられる完璧な茹で加減。濃厚な新魚介系スープを存分に味わいながら麺をすすれる仕様となっています。個人的に細麺好きなこともあり、食欲のない時でもスルスルと食べられそうな感じも高ポイントです。深夜に食べるラーメンとしてかなり気に入りました。

学生などの若い方だけでなく、ラーメン好きからも高い評価を得ているラーメン店です。一乗寺ラーメン街道で10年以上営業されているのはダテではありません。京都で深夜においしいラーメンを食べたくなった方は、一乗寺ラーメン街道の「らーめん 大蔵 一乗寺店」まで足を運んでみてはいかがでしょうか。太りたくない人はランチメニューもお得ですので、お昼の利用がおすすめです。

[2019年4月12日訪問]

らーめん 大蔵 一乗寺店
●住所…京都市左京区一乗寺赤ノ宮町20
●TEL…075-702-6006
●定休日…不定休
●備考…店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「ラーメン大蔵 一乗寺店」を検索してください。

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