五条大宮にある地元に人気の蕎麦・うどん店

和食編

麺房 柏徳

すっかり暖かく、というより昼間は暑い季節となってきました。つい最近までダウンジャケットを着ていたのに、今では桜も葉桜となる初夏の日差しです。この時期になれば冷たい蕎麦が恋しくなります。4月20日の土曜日はたまたま五条通を原付で走っていたこともあり、以前伺ったことがある蕎麦・うどん店「麺房 柏徳(めんぼう かしわとく)」を思い出して訪問することにしました。

五条通に面しているにも関わらずあまり有名なお店ではなく、どちらかと言えば近所の方が普段使いで利用される肩肘張らない蕎麦店です。管理人の記憶ではかなり昔からあるお店で、飲食店が少ない五条大宮辺りではとても重宝されていると言えます。近くには外国人団体客専門の飲食店「和家(なごみや)」がありますが、日本人は利用を断られたとのネット情報も目にしましたのでご注意ください。では店内へ入ってみましょう。

オーソドックスな街の蕎麦・うどん店といったおもむきで、清潔感のある店内です。落ち着いた雰囲気の中、手軽に食事ができる穴場店ではないでしょうか。14時ぐらいの訪問だったものの、年配女性がお一人で食事をされていました。管理人が着席してすぐ後には、観光客風の若い女性2名が入店。近くをブラブラしていてたどり着いた、という感じだと思います。ではメニューを確認してみましょう。

こちらで意外と人気なのが「中華そば」¥650。昔風のあっさり醤油味は昭和の郷愁を誘う味わいです。しかし本日の目的は冷たい蕎麦。そこで今回は「山かけそば」¥750と「他人丼(ミニ丼)」¥550を注文してみました。“また炭水化物+炭水化物…”と眉をひそめる方がいらっしゃるかも知れませんが、「他人丼」の地位向上を生涯のミッションとしている管理人にとっては絶対に注文しないといけない一品。遠慮してミニ丼としたことでお許しください。

久しぶりに食べる「山かけそば」と「他人丼」です。たっぷりと盛られた黄色のタクアンもうれしい。おそらく他人丼から発せられているであろうダシのいい香りに包まれます。そして「山かけそば」は涼しげなビジュアルで初夏にぴったり。山芋の白と卵黄の黄色、海苔の黒のコントラストが日本の美そのものです。早速「山かけそば」からいただきましょう。

鰹昆布ダシが香る上品なツユが京都らしい味わいです。蕎麦は二八蕎麦でしょうか、手打ちだそうでツルツルとした食感がひんやりと喉を通り快感となります。海苔の磯の風味と山芋の山の幸、そして卵黄の濃厚な味わいが三位一体となった幸せな気分に浸れるおいしさ。食欲がない時でもすんなりと食べられ、しかも栄養価が高く低カロリーな、忙しく疲れている現代人にふさわしい蕎麦ではないでしょうか。

「他人丼(ミニ丼)」は玉子にダシがたっぷり入ったスクランブルエッグのような“フワトロ”が特徴です。トロトロ玉子の他人丼はよく見かけますが、“フワトロ”はなかなかお目にかかれません。九条ネギ(青ネギ)と牛肉の相性も抜群で、すき焼きとは異なりシンプルな具材だからこそ味わえる旨さを堪能することができました。ちなみに「肉丼」¥850(ミニ丼¥550)は牛肉とたっぷりの九条ネギ(青ネギ)のみという潔さで、他人丼以上に素材の味をダイレクトに楽しめる逸品です。

街の蕎麦・うどん店というレベルにはとどまらない地元に愛されているお店です。近くには「ホテルWBF五条大宮」や「ホテルリブマックス京都五条」、「東横INN京都五条大宮」といったビジネスホテルだけなく、「京都東急ホテル」などもあり、観光や商用のついでにでも気軽に立ち寄ることができます。京都の人々が普段食べている蕎麦やうどん、丼を食べてみたい方は、ぜひ一度試してみられてはいかがでしょうか。

[2019年4月20日訪問]

麺房 柏徳
●住所…京都市下京区五条大宮東入592
●TEL…075-811-0237
●定休日…日曜日および祝日
●備考…店内禁煙(?)
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「柏徳」で検索してください。

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