季節感のあるネタを堪能できる回転寿司店

和食編

函館市場
イオンモール京都五条店

握り寿司は高級品です。とは言え握り寿司が生まれた江戸時代にはファストフード扱いだったそうで、庶民がおやつ代わりにつまんでいたのだとか。その思想を現代に持ち込んだのが回転寿司と言えなくもありません。ただ…回転寿司って食事どきはだいたい混んでいて、積極的に行く気になれないのも事実です。有名チェーン店なら行列は当たり前。14時、15時に訪問しても待たされるので、個人的には敬遠してしまいます。しかし握り寿司自体は大好物ですので、毎回並んでいるお客さんを横目で見ながら悔しい思いを募らせていました。そこで今回は、お昼どきである12時〜14時さえはずせば休日でもほとんど並ばなくて済む回転寿司店をREPORTするため「イオンモール京都五条」まで足を伸ばしてみることに。

「函館市場 イオンモール京都五条店(はこだていちば いおんもーるきょうとごじょうてん)」に到着したのは14時すぎ。4月27日のゴールデンウィーク初日にもかかわらず、お客さんの入りは半数程度で並ばずに着席できます。こちらのお店は「サンマルクカフェ」や「鎌倉パスタ」などでお馴染みの「サンマルクホールディングス」が経営する回転寿司チェーン店で、愛知県1店・滋賀県1店・京都府4店・大阪府4店・兵庫県2店・岡山県1店というかなり微妙な店舗展開。しかも京都市内はこちらのお店のみ。そして全皿均一価格でもありませんが、それでも手頃な価格で握り寿司をいただけるのは間違いありません。ではカラオケ店のようなタブレット端末によるメニューをご確認ください。

新元号「令和」にのっかりまくった特別メニューですね。海老、かに、イクラと新元号は何か関係あるのでしょうか。

北海道フェアのような握り寿司がラインナップされています。店名が「函館市場」だけにナルホド!と思いかけたものの、よく考えれば「函館市場」は北海道に店舗がありません。大阪市内に「祇園八坂」という店があるのと同じ理屈ですね。

春らしいネタの握り寿司メニューです。これには文句のつけようもありません。もちろん、一般的なマグロなどの握り寿司も用意されていますが、せっかくですのでまずは「春の五貫盛り」¥650を注文してみました。

左から釜揚げほたるいか、生桜海老、筍の握り、水たこのやわらか煮、サクラマスです。釜揚げほたるいかは少し小粒なものの、ホタルイカの濃厚な旨味をしっかりと味わうことができます。生桜海老はシャリシャリとした食感とエビの甘みが心地いい一品。筍の握りはシャクシャクとした、これまた筍の食感を存分に堪能できます。味は薄めながら山椒の佃煮がアクセントとなっている柔らかな水たこのやわらか煮、サーモンよりも軽やかであっさりといただけるサクラマスと、どれも春らしい握り寿司で大手回転寿司店では味わえない旬を感じ取ることができました。

春らしい握り寿司として「白魚軍艦」¥280を追加で注文。シラウオは茨城県の霞ヶ浦産ということで、トロッとした食感とほのかな甘味が季節感あふれる味わいとなっています。京都では料亭や割烹でもない限り、なかなか生のシラウオを食べることはできません。そういう意味でもかなり貴重な握り寿司と言えるのではないでしょうか。

北海道の部から「いわし」¥240をチョイス。マイワシの旬は一般的に“入梅イワシ”と呼ばれる梅雨の時期なのですが、北海道では5月〜10月と長期間です。確かにかなり脂が乗ったおいしいイワシで、ヒカリモノ(サバやアジ、カスゴなど)がお好きな方はぜひお試しいただきたい握り寿司だと思います。

「令和」にのっかりまくりの部からは「いくら」¥360を食べてみました。大粒なイクラでかなりの上物であることが伺えます。味も申し分ありません。イクラの芳醇な味わいがしっかり感じられる逸品。価格面から考えても、お値打ちなイクラであると断言できるクオリティです。

チェーン店ながらしっかりと工夫もされていて、何より手軽に握り寿司をいただける穴場的な回転寿司店ではないでしょうか。京都でちょっとだけ贅沢な回転寿司を食べたい方は、ぜひ「イオンモール京都五条」の3階までお越しください。買物ついでに立ち寄れるのも高ポイントですよ。

[2019年4月27日訪問]

函館市場 イオンモール京都五条店
●住所…京都市右京区西院追分町25-1 イオンモール京都五条3階
●TEL…075-326-6309
●定休日…年中無休
●備考…店内禁煙
●ホームページ…https://www.saint-marc-hd.com/b/saintmarc/info/30041/?brand_type=HKD

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