肩肘張らず手軽に利用できる韓国風定食店

その他料理編
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味雷亭

当ブログにはたま〜に“営業時間を書いてほしい”というクレームを受けることがあります。もちろん営業時間を書き忘れている訳ではなく、訪問時の状況が店頭の看板や食べログでの情報と異なる場合は文章中でお知らせしていますが、ページの最後に記載している店舗情報にはわざと書いていません。理由は、当ブログでREPORTしているのは個人経営のお店が多く、特に営業時間は頻繁に変わっているからです。SNSで情報発信をしているお店なら問題ないものの、“SNSって何だ?”と言う店主が多くのも事実。もし当ブログを読んで行ってみようかな?という珍しい方は、お出かけ前に必ずググって営業時間や定休日などをご確認ください。そして今回は、店頭の電光看板に「23時まで営業」との記載がありながら、22時過ぎに営業しているのを見たことがない「味雷亭(みらいてい)」を訪問してみました。

烏丸今出川の交差点を西へ400mほど行ったところにある韓国料理店です。管理人はかなり以前に伺ったことがあるのですが、本格的な韓国料理店というよりは韓国風の定食店という感じのお店。夜のお一人様でも安心して立ち寄れる気軽さが魅力で、近隣の同志社大学の学生もよく利用しています。時刻は21時、もちろん営業中。まずは例の店頭に掲出されている電灯看板のメニューをご覧ください。

洋食風の定食からソース焼きそば、中華料理、肉うどん、韓国料理まで、まさに定食店ですね。このメニューの下に営業時間や定休日などが記載されているのですが、営業時間は大間違いですのでカットしています。現状、21:30までであればほぼ確実に営業されていますので、行ってみたい方は21時ぐらいまでに訪問するといいでしょう。では店内へ入ってみます。

近所の方はよくご存知で、21時を過ぎるとお客さんは多くありません。この日は女性の2名1組のお客さんが飲んでいるだけでした。混雑しているよりは落ち着いて食事ができるので、ラッキーだったのかも。改めてメニューを確認してみましょう。

韓国料理がベースながら、韓国料理ではない定食メニューも充実しています。本日はノンアルコールビールが売り切れとのことで少し残念でしたが、「トン平焼(豚肉玉子巻)」¥600と「和牛肉入り焼めし」¥880を注文してみました。まず「トン平焼(豚肉玉子巻)」が運ばれてきます。

「トン平焼」は関西の方以外にはあまり馴染みのない料理ではないでしょうか。関西のお好み焼き店や鉄板焼店では当たり前のように用意されている軽食メニューで、ビールのツマミにはもってこいの一品です。もともとは大阪・梅田の「曽根崎お初天神通り商店街」にあるお好み焼き店「本とん平」が発祥。ウスターソースやお好み焼き用ソースでいただくのが一般的なものの、こちらの「トン平焼」はケチャップと別添えの醤油でいただきます。豚バラの甘みと玉子焼きのコク、そしてケチャップと醤油の組み合わせが意外によく合う一品。ノンアルコールビールを飲めないのが本当に悔やまれました。

いよいよメインディッシュの「和牛肉入り焼めし」です。和牛の薄切り肉がしっかりと乗っています。こちらのメニュー、以前は「牛カルビ焼めし」という名前だったハズなのですが、しばらく来ない間に「和牛肉入り焼めし」になっていました。一口食べてみると、家庭的な焼めしの素朴で味わい深いおいしさです。味付けはコショウが効いていて、みじん切りのピーマンがアクセントとなっています。お母さんが作る焼めしの牛肉たっぷり豪華版、と言った味わい。食べてホッとするやさしい味に心が癒やされるのではないでしょうか。

お一人様で飲まない方なら各種定食メニューがお得でしょう。また、グループでの飲食でもお手頃価格で楽しめると思います。また、「名物特製コロッケ」¥700や「特製水ギョーザ」¥500も人気が高いメニューです。当たり前ですが韓国料理の一品メニューも間違いのないおいしさですので、烏丸今出川近辺に来られた際には一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ただし21時過ぎぐらいまでに訪問しないと閉店しているかも知れませんよ。

[2019年5月16日訪問]

味雷亭
●住所…京都市上京区元本満寺町307-7
●TEL…075-414-0656
●定休日…月曜日および火曜日
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「味雷亭」で検索してください。

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