京風の冷やし中華を味わえるラーメン店

2019冷やし中華
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鴨町らーめん

京阪本線(鴨東線)の始発駅であり終着駅でもある出町柳駅。管理人が毎日イヤイヤ通勤に利用している駅で、駅前はお世辞にも賑わっているとは言えません。百万遍元田中河原町今出川など、そこそこ賑わっている地域が徒歩圏内ということもあり、お店が分散しているイメージでしょうか。ただ、近年は昔に比べて少しずつですがお店も増えているように感じます。特に多いのはラーメン店とカフェ。どの店も学生狙いでの開業だったハズなのに、学生以上に通勤のオッサンに汚染…ではなく利用されています。そんな出町柳駅周辺にあるラーメン店で、昨年2018年の冷やし中華で伺えなかったお店をREPORTしましょう。

今出川通川端通の交差点を東へ50mほど行ったところにある「鴨町らーめん(かもまちらーめん)」。2011年のオープン以前は知る人ぞ知る名店「ラーメン専科いちばん」があった場所で、ご存知の方も多いかも知れません。今年2019年の10月で9年目を迎えられます。京都ラーメンの“醤油豚骨系”ではなく博多ラーメンの“豚骨系”で地元の方や九州出身者に人気のラーメン店。昨年は自分の通勤駅近くにあるお店のため“冷麺(冷やし中華)はいつでも食べられるわ〜”と余裕をぶっこいていたら終了していた、という失態を演じてしまいました。そこで今年は「冷麺(胡麻だれ)」¥800が開始される6月12日に訪問してみます。

21:30に到着。店内は…ものすごく混んでいます。カウンター席しかないお店で最大キャパは7名でしょうか。ちょうど一番手前の席があいていましたので待つことなく着席。メニューは壁に掲示されているのですが、とにかく混雑していて撮影できません。メニューについてはコチラをご覧ください。「冷麺(胡麻だれ)」は必須として、何か一品でも…と考えているとらーめん・ぎょうざ・ライスのセット「ぎょうざ定食」¥850を発見。「ぎょうざ定食」の「らーめん」を「冷麺(胡麻だれ)」に変えられますか?とご主人に尋ねるとプラス¥150でOKとのことでしたので、「ぎょうざ定食(冷麺・ぎょうざ・ライス)」¥1,000を注文しました。

「冷麺(胡麻だれ)」が着丼。具はキュウリ、ワカメ、レタス、プチトマト、半熟玉子、そして鶏の唐揚げ!冷やし中華の具で鶏の唐揚げは初めての経験かも知れません。まずはスープをひとすすり。あっ…これは「京都 中華のサカイ本店」のゴマダレというかタマゴダレの冷やし中華です!ゴマダレと言いつつ酢醤油の甘酸っぱいまろやかな味わいが“京都の冷麺”という感じがします。この系統はどのお店の冷やし中華を食べてもゴマの風味が感じられず、おいしいのは間違いないものの何か釈然としません。このタレの秘密をご存知の方はコッソリお教えいただけるとありがたいです。

麺は細めストレートの玉子麺。甘酸っぱくて濃厚なタレとよくからみ、ツルツルといただけます。具の鶏の唐揚げも意外によく合い、こちらの「冷麺(胡麻だれ)」はビールのツマミにももってこいだと感じました。冷やし中華は時としてサッパリし過ぎることがあるものの、具の鶏の唐揚げのおかげでボリュームも生まれています。冷やし中華を食べた後、たまに感じる物足りなさも、こちらの冷やし中華ならきっと満足できるのではないでしょうか。

焼餃子は安定のおいしさです。ビールはもちろん、ご飯にもぴったり。餃子の本場・中国の人は焼餃子とライスを一緒には食べないようで、日本人が大好きな“ギョーザライス”にはドン引きなんだとか。しかし焼餃子とご飯は相性抜群でしょう。お腹がペコペコなときなどは、低価格でおいしいこれ以上はない組み合わせです。

こちらのお店も立地的に学生が多め、と思いきや通勤帰りのミドル世代にも人気で、訪問した日も学生以上に管理人以上のミドル世代で賑わっていました。平日は22:30ラストオーダーと遅めの夕食に対応できるのも魅力です。京都ならではの味わいの冷やし中華は、昨年は9月中旬までの期間限定。今年はいつに終了になるかわかりませんので、確実に味わいたい方は8月いっぱいまでに訪問してみてください。

[2019年6月12日訪問]

鴨町らーめん
●住所…京都市左京区田中下柳町12
●TEL…075-771-8688
●定休日…日曜日および第3月曜日
●備考①…「冷麺(胡麻だれ)」は夏季限定
●備考②…店内禁煙
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