ちょっと高級志向でもお得な西院の中華料理店

中華編
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創作中華料理 蘭桂坊

すっかり飲食店の激戦区として、テレビ番組をはじめさまざまなメディアに登場するようになった西大路四条(西院)エリア。昼は高コスパなランチメニューを提供するお店が数多く、夜は飲む人で賑わう飲み屋街に変貌するなど、地域の胃袋を支える街となりました。当ブログでもいくつかのお店をREPORTしていますが、特に中華料理店が多い印象です。理由はよくわからないものの、確かに中華料理店が多いエリアのような気もします。そんな西大路四条(西院)エリアから、今回はちょっと贅沢な中華ランチを食べに「創作中華料理 蘭桂坊(そうさくちゅうかりょうり らんかいふぉん)」へ伺いました。

西大路四条の交差点を南へ400mほど行き、高辻通を東へ100mほど行った「ライフ壬生店」の東隣にある一軒家レストランです。お店の敷地には駐車場もあり、地元の方や近隣のビジネスマンなどで常に賑わっています。管理人は数年前から年に1〜2回ぐらい昼に伺うことが多く、数年前までは夏場に冷たい麺も提供されていましたが、ここ数年は姿を消しています。時刻は13:30、昼のラストオーダー14時のギリギリになりましたので早速入店してみましょう。

ランチタイムをはずしても相変わらずの盛況ぶりです。昨年は確か開店時刻の11:30に伺ったのですが、すでに数組の方が開店を待って並ばれている状態でした。人気店ひしめく西院エリアでこれだけ賑わっているのは、尋常ではないほどランチメニューが充実しているから。高級店っぽい外観と内装ですが、気さくな接客でお一人様のお客さんが多いのも特徴でしょう。では気になるランチメニューをご覧ください。

高級ホテル中華レベルのランチメニューにも関わらず、価格はコースメニューを除いて¥1,000台が主流と比較的リーズナブルに食事ができます。今夏も冷たい麺メニューは提供されていないようで少し残念に感じたものの、何を食べても間違いのないおいしさですので注文はかなり迷いました。ふと目についたのが“絶対お得!”と書かれた「海の幸のやきそば定食」¥1,400。海の幸のやきそばに小鉢、飲茶、スープ、そして白ご飯・焼飯・お粥から1つ選べるセットメニューです。海の幸のやきそばだけでも心躍るのに、飲茶だのご飯モノだのと贅沢なセットは頼まない訳にはいきませんね。

スープと小鉢の鶏唐揚げ、海の幸のやきそばが到着しました。スープは中華の王道・コーンスープでトウモロコシの甘みをダイレクトに味わえる中華らしい一品。鶏唐揚げはカラリと揚げられた竜田揚げ風で下味もしっかりと付いていて鶏モモ肉の濃厚な旨味を引き立てています。ではメインの海の幸のやきそばをいただきましょう。

穏やかながら旨味の強い上湯餡にプリップリのエビと肉厚のイカ、シメジ、白菜、白ネギ、ブロッコリーなどの野菜もたっぷりで満足度が高い逸品。ちぢれ麺に餡や具がしっかりとからみ、幸せな気分を味わえる海の幸のやきそばとなっています。特にエビとイカの甘みと食感は海鮮やきそばならではのおいしさで、豚コマを具とした一般的な中華やきそばとは別次元の味わいを堪能することができました。

飲茶は肉焼売とエビ焼売で、肉焼売は豚肉の濃厚なコクがたまりません。エビ焼売はクワイも入っていて、エビの旨さとクワイのシャクシャクとした食感が楽しめます。焼飯も少量ながら本格広東炒飯のような贅沢な味わいとなっていて、すべてが高級店クラスのクオリティだと改めて感心しました。

阪急「西院駅」や嵐電「西院駅」の駅前にもたくさん飲食店があり、高レベルな食事をいただけます。しかし駅前から徒歩8〜10分ほどのところに気軽に利用できる本格中華店がありますので、少しだけ足を伸ばして訪ねてみられてはいかがでしょうか。良心的な価格設定と確かな味で、常に賑わっている人気店な理由もおわかりいただけると思います。西大路四条(西院)エリアで中華料理を食べたくなったら、ぜひ一度お試しください。

[2019年8月23日訪問]

創作中華料理 蘭桂坊
●住所…京都市中京区壬生西檜町6
●TEL…075-312-3088
●定休日…月曜日
●備考…禁煙(?)
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