キッチンごりら
昨日にREPORTした「本場中華料理 長江辺」に引き続き、本日2019年9月14日も元田中エリアでのREPORTです。昨日はまさかの激辛で帰り道に泣きながらアイスを買って帰宅しました。“元田中エリアの仇（かたき）は元田中エリアで討つ”というコンセプトですが、今回は中華料理店ではありません。元田中エリアに数ある飲食店の中でも、おそらくTOP5に入るであろう超人気店「キッチンごりら」へ伺いました。
11：35に到着。管理人は勘違いをしていて11：30開店だと思い込んでいたものの、土曜日・日曜日・祝日は11：00開店なのだとか。なぜ開店直後に訪問する気になったかと言うと、並びたくなかったからです。しかし外から見てもすでにお客さんは満員な感じ。仕方ないので並ぶことを覚悟しつつ、店頭のメニューを拝見します。
開業は2011年、肉食系の洋食店でメニュー数は少ないながら連日多くのお客さんで賑わっているお店です。実はここ1年ほどREPORTするために3〜4回、仕事の帰宅途中に立ち寄っているのですが、閉店間際になるせいかことごとく入店できていませんでした。冬場はタンシチューやビーフシチュー、鹿肉や猪肉などのジビエ料理も提供されています。本来は晩秋に訪問する予定だったものの、何回も入店できなかったため昨日の仇を取る意味も含め伺ってみました。幸いカウンター席が1席あいていて、並ばずにすんなりと入店。ただ、店内はお客さんだらけで撮影できませんでしたので、ホームページにあるGoogleストリートビューで店内の様子をご覧ください。改めて本日昼のメニューを確認してみましょう。
超人気店だけあって何を食べても満足できるクオリティでメニューはかなり悩みました。こちらの名物は…と考え、思い出したのがポークステーキ、いわゆるトンテキです。管理人は普段、ポークステーキやポークソテーはあまり注文しませんが、こちらのポークステーキは最高レベルの仕上がりなのを知っています。入荷されていた「本州鹿（京都産）モモステーキ（150g）」¥1,800や「ハンバーグ（豚）」（250g：¥1,100、300g：¥1,300）などにも心動かされるもののやはりポークステーキでしょ、という訳で今回はちょっと贅沢をして「どろぶた（北海道帯広産）ロースステーキ（250g）」¥2,300とノンアルコールビールを注文してみました。
「どろぶた（北海道帯広産）ロースステーキ（250g）」が到着。“どろぶた”とは北海道のブランドポークのことで、帯広・十勝エリアの牧場で放牧された上質な豚肉だそうです。どろぶたのロースステーキはカラシ醤油でいただきます。まずは味噌汁をひとすすり。赤だし風の味噌＆具だくさんで豚汁のような親しみやすい味わいです。付け合せの野菜も1品1品丁寧な仕事をされていて、どれもツマミや箸休めとして最適。特にメイン料理の味を殺さないよう薄味に調理されている、京料理などの和食にも通じる心配りにも感心しました。ではいよいよメインのロースステーキをいただきましょう。
断面は淡いピンク色で火加減も完璧。もちろん中までしっかりと火は通っています。ローストビーフやローストポーク同様“予熱で仕上げる”スタイルで、調理時間は10〜15分程度と少し長めですが、待っただけの甲斐はある仕上がり具合です。断面から肉汁が滲み出ているのをご確認いただけるでしょうか。塩コショウのシンプルなローストなだけに、豚肉本来の旨味が味の決め手となります。カラシ醤油をつけていただくと、弾力のある噛みごたえと甘いジューシーな肉汁が口の中であふれるまさに絶品のおいしさです。どろぶたのコクのある旨味と甘みがカラシ醤油とあいまって、ポークステーキの本当のおいしさを実感できる逸品と言えるでしょう。歯で簡単に噛み切れる柔らかさでありながら、適度な弾力で“肉を食っている感”も十分に味わえ、ビーフステーキとは異なる豚肉の味わいを存分に楽しむことができました。
さすがは超人気店だけのことはあるクオリティではないでしょうか。「ハンバーグ（豚）」はツナギなしの100％ポークハンバーグで、こちらも豚肉を最大限に味わえる来店客からも高評価を得ている一品です。叡電「元田中駅」から東へ200mほどの閑静な住宅街の一角にあり、少しわかりづらい場所ですので、訪問される際はホームページの店舗案内をご覧ください。できれば昼・夜とも予約されて方がスムーズに入店できると思います。グルメな街の元田中エリアで多くのお客さんに愛されている絶品肉料理を試されてみてはいかがでしょう。
［2019年9月14日訪問］
キッチンごりら
●住所…京都市左京区田中樋ノ口町17-3
●TEL…075-702-3905
●定休日…不定休（facebookで確認可）
●備考…禁煙
●ホームページ
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