通年楽しめるかき氷も人気なお好み焼き店

和食編
スポンサーリンク

飲食求道 一作

2019年9月21日、京都市内の午前中は雨模様だったものの、午前11時ぐらいから曇天となり雨はあがっていました。そうとなればお彼岸ということで墓参りです。父や祖父母などご先祖様の墓があるお寺をいくつかまわり、一番最後に行った曽祖母の墓を参ってお寺を後にしながら、ぼんやりと思い出していたのは生前の曽祖母のこと。98歳ぐらいまで生き当時としては長寿だった曽祖母は、亡くなる数年前まで自宅の軒先で副業として駄菓子屋を営んでいました。また、その合間に副業で鯖寿司やハモの箱寿司を作って販売したり、やはり副業でヨモギ餅やおはぎを作って販売したりと、ひ孫である管理人でも彼女の本業が何だったのかは今でもわかりません。そんな数ある副業の中でも幼い管理人が最も喜んで食べていたのが夏季限定の「かき氷」でした。そんなかき氷を思い出しながら向かったのが「飲食求道 一作(おんじきぐどう いっさく)」です。

烏丸鞍馬口の交差点を東へ300mほど行き、寺町通を南へ400mほど行ったところにあるお好み焼き店・定食店ですが、一番人気はおそらく「かき氷」ではないでしょうか。いつの頃に開業されたのかは覚えていないものの、管理人の感覚として30年ぐらいは営業されているように思います。オープンされて数年の間は京都の情報誌などのメディアにも頻繁に登場されていました。寺町通沿いのお店だけあって近辺には寺院も多く、墓参帰りのお客さんも利用されています。時刻は12:30、早速店内へ入ってみましょう。

民芸調の店内にはすでに多くのお客さんが入っておられ、座席の8割程度が埋まっていました。幸い2名テーブル席が1席だけあいていましたので着席します。老夫婦でお店を切り盛りされていて基本的には落ち着いた雰囲気なのですが、入店時はちょうど墓参帰りのグループ客の料理を提供されているところでかなり活気のある感じとなっていました。とりあえずメニューを確認してみましょう。

昼の定食も壁にかかっていて、お好み焼きを中心に焼きそば・焼きうどんやうどん・そば、ご飯物、中華そばと、街のお食事処といったメニュー構成です。アルコール類も充実していて、昼夜を問わず呑兵衛にはうれしいお店ではないでしょうか。そしてかき氷は通年販売。16種類のレギュラーメニューとメニューには書かれていない裏メニューが数種類存在しているようです。先日お好み焼きをREPORTしたばかりですので、今回はソース味と醤油味を選べる「オムソバ(ソース味)」¥990とかき氷メニューのTOPに掲載されている「宇治ミルク金時」¥680を注文してみました。

「オムソバ(ソース味)」が到着。数年前に「焼そば ミックス(ソース)」¥890をいただき、ソースがかなりアッサリとした味わいだったことを思い出しました。個人的には“もう少しソースが欲しいなぁ…”と感じた記憶があったのですが、今回の「オムソバ」はソースがしっかりと塗られているようです。中がトロトロのオムレツに包まれた「オムソバ」から、ソースのいい香りが立ち込めています。早速いただいてみましょう。

キャベツや豚バラなど焼きそばの王道の具材に京都らしい細めの麺、そして濃いめのソースとオムレツがよく合います。これぐらいソースの味が主張していれば、ビールなどにもぴったりではないでしょうか。青のりや粉鰹の風味も香る正統派な「オムソバ」だと感じました。醤油味なら和風の上品な味わいになりそうですので、ウスター系ソースが苦手な方は醤油味をチョイスされるといいでしょう。

そしてお目当てのかき氷「宇治ミルク金時」です。本当は「オムソバ」ですでにお腹いっぱいなのですが、本来の目的はかき氷なため当然REPORTします。「宇治ミルク金時」の宇治は抹茶シロップ、ミルクは練乳(コンデンスミルク)、金時はアンコです。こちらのシロップはすべて手作りだそうで、シロップによっては10年近くかけて作られているものがあるほどの超本格派。そう言えば曽祖母もシロップ各種をせっせと作っていたことを覚えています。氷はふわふわで純氷、いわゆる氷屋さんから仕入れる業務用の氷でしょう。自宅冷蔵庫の製氷皿で作る氷とは味がまったく違います。口の中でなめらかにス〜ッと溶けていく感じは純氷ならではで、プロの味と言っても過言ではありません。抹茶の味わいが強い自家製のシロップと練乳の濃厚でなろやかな味わいがマッチした、人気があるのもうなずける「宇治ミルク金時」です。各種のフルーツを使ったかき氷もラインナップされていて、かき氷がお好きならぜひお試しいただきたいと思います。

管理人は食べたことすらないのですが、天然氷で作られるかき氷は純氷を上回るおいしさだそうで、良質な湧き水などがある地域では名物となっているそうです。最近でも京都でも天然氷のかき氷を提供する店舗もあるのだとか。ただ、純氷と天然氷それぞれの味わいがあるらしく、かき氷が好きな方はどちらも楽しまれることが多いという話を聞いたことがあります。どちらにしても通年かき氷を楽しめるお店は珍しいと思いますので、機会があれば一度訪問されてみてはいかがでしょうか。

[2019年9月21日訪問]

飲食求道 一作
●住所…京都市上京区不動前町3
●TEL…075-231-5407
●定休日…水曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「飲食求道 一作」で検索してください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました