何を食べても間違いのない大衆中華料理店

中華編

中華料理 大龍亭

最近、中国人シェフの料理を食べる機会が増えているせいでしょうか、昔から食べ親しんでいる大衆中華が無性に恋しくなります。もちろん本場の中華料理もおいしいのですが“三つ子の魂百まで”というように、昔ながらの日本の大衆中華が食べたい。京都はラーメン店には困らないものの、大衆中華店は意外に多くありません。一説には「餃子の王将」が各地で展開しているため、京都は大衆中華店不毛の地と言い切る人までいます。管理人のことですが。本日2019年9月24日は用事があり早く帰宅できたため、普段は営業時間的に行けない「中華料理 大龍亭(ちゅうかりょうり だいりゅうてい)」へ伺いました。

20:45到着。先日REPORTした「濃厚麺 楽楽楽」のお隣のお店です。21時営業終了なためギリギリのタイミングでの訪問となりました。こちらは1970年(昭和45年)開業で来年50周年を迎えられる老舗中華料理店です。学生時代はたまに利用していたものの、社会人になってからは伺ったことはありませんでした。というのも、こちらの定休日が土曜日と日曜日で平日は21時営業終了と、管理人のワークスタイルから完全にはずれているからです。昨年、今年と冷やし中華を追い求めている際も訪問したいと考えてはいましたが、平日に有給休暇でも取らない限りほぼ不可能な状態。今回、京阪「出町柳駅」に着いたのが20:40で“ひょっとして…?”と思い原付で向かうと、久々に営業中の「中華料理 大龍亭」を見ることができました。それでは早速、店内へ入ってみましょう。

さすがに連休明け&営業終了直前だけあって、お客さんはご家族連れ1組だけでした。店内は昔と変わることがない感じだとは思うのですが、正直あまり覚えていません。店内をダラダラと観察していても迷惑なだけですので、早速メニューを確認します。

麺類とのセットメニューや定食メニューも豊富で、お一人様でも利用しやすいお店です。一品も¥1,000を超える料理はなく、昔から地域に親しまれてきたリーズナブルな大衆中華店ではないでしょうか。大衆中華と言えば欠かせないのが焼き餃子。そこで今回は焼き餃子が付く「麻婆丼定食」¥1,000と「油淋鶏(小)」¥350を注文してみました。

まずはパリッパリに焼かれた焼き餃子が到着。定食でも通常の1人前6ヶ¥350と同じ個数が付くのはうれしいですね。小皿に酢・醤油・ラー油を自分で調合する昔ながらのスタイルです。ちなみに卓上にはコショウも置かれていますので、イマドキ風に焼き餃子をコショウでいただくのもアリ。管理人はイニシエ風に酢醤油ラー油でいただきます。

ニンニクがガッツリと効いた、これぞ焼き餃子です!餡は豚肉と白菜、香味野菜でしょうか、なつかしい大衆中華の王道な味わいがおいしい。皮が薄めなのも京都風で、にも関わらず食べごたえは十分。(ノンアルコール)ビールが異様に進みます。本場中国では焼き餃子は水餃子や蒸し餃子のタネが余った際に焼いて食べる“まかない”的なポジションで、そもそもニンニクは入っていないらしいのですが、日本ではニンニクガッツリ焼き餃子が1番人気。水餃子や蒸し餃子とは別物のおいしさがあります。本場中国の方も日本に来られた際は、ぜひこの焼き餃子を味わっていただきたいと思いました。

次に「油淋鶏(小)」が到着。全然(小)ではありません。たっぷりの白ネギとピリ辛ソースをまとった鶏唐揚は絶品です。ビールにもご飯にもよく合います。実は「油淋鶏」も本場中国では骨付き鶏肉で、しかもコロモがついていない素揚げのものがスタンダードなんだとか。それはそれで食べてみたいものの、個人的には骨を気にせずガブッと食べたいですし、コロモのクリスピーな食感はかなり重要な気がします。本場中国の方も日本に来られた際は、ぜひこの油淋鶏を【以下略】

そして本日の主役・麻婆丼です。こちらは見た目、たっぷりと四川山椒がかかっていてる本格派。ただ全体の色味は日本の大衆中華らしいオレンジがかった茶色で安心しました。中国人シェフ、特に四川省など中国南部出身の方が作る麻婆豆腐は容赦のないレッドカラーで、何もかもが辛い悪魔の料理となって出てきますから。安心安全な麻婆丼を早速いただいてみましょう。

唐辛子の辛味は抑えめなピリ辛で、濃厚で豊かな甘味とコクがある餡は、やはり食べ慣れた大衆中華の味わいです。しかし四川山椒がアクセントとなっていて、少し痺れる山椒の辛さが絶妙なおいしさとなっています。この四川山椒の痺れる辛さは“麻味(マーウェイ)”と呼ばれ、麻婆豆腐には本来必要な味付け。唐辛子の凶暴な辛さが抑えられている分、四川山椒の辛さが心地よく、食べているとじんわりと汗が出てきます。後には残らない爽やかな辛味ですので、辛いのが苦手な方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。どうしても辛いのがイヤな方やお子さんは、注文時に“山椒を抜いてください”と言えば大丈夫ですよ。

日本人が愛する日本の大衆中華料理をしっかりと堪能することができました。こちらは各種ラーメンをはじめとする麺類も各種炒飯と並んで人気で、ランチタイムなどはほとんどの方が麺類か炒飯を注文されているそうです。そして焼き餃子は必ず食べていただきたい。京都大学医学部附属病院から東大路通を隔てた東側にありますので、お近くに来られた際には、ぜひお馴染みの中華料理をお手頃価格でお腹いっぱい召しあがってください。

[2019年9月24日訪問]

中華料理 大龍亭
●住所…京都市左京区聖護院西町18-2
●TEL…075-751-1422
●定休日…土曜日および日曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「大龍亭」で検索してください。

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