肉好きにはたまらないステーキ丼専門店

その他料理編
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食堂 肉左衛門

肉が食べたい!しかも牛肉を!!と、常に肉へ憧れている方も多いのではないでしょうか。幸い、外国産牛肉の輸入が進み、昔のように“牛肉は高嶺の花”という時代ではなくなりました。いつの時代の話をしてるんだ?と思われた方は身近なオジサンやオバサンに聞いてみてください。とは言え、鶏肉や豚肉に比べてまだまだお高い肉であることに変わりありません。ただ、¥1,000前後で牛ステーキが食べられるのは、やはり魅力でしょう。そこで今回は“牛肉は高嶺の花”時代を知るミドル世代以上もきっと満足できるリーズナブルな牛ステーキ丼を求め、いそいそと西院エリアまで出かけました。

西大路通四条通の交差点(西大路四条)を西へ150mほど行き、佐井(春日)通を南へ200mほど行ったところにある「食堂 肉左衛門(しょくどう にくざえもん)」。あぁ…なんてステーキな名前なんでしょうか。ニクザエモン。管理人に息子ができたら“肉左衛門”と名付けます。きっと肉のような男の子に育つことでしょう。そして思春期になったらおそらくブチギレられて、父親であり名付け親である管理人に家庭内暴力を振るうことになるでしょう。いいんです、それでも。これが現代社会に欠けている肉体と肉体のぶつかり合いであり、真の親子スキンシップなのですから。ちなみに女の子なら肉味(ニクミ)ちゃんで、キャッシュカードの暗証番号は2910(肉汁/ニクジュー)です。おっと、お店の前でうっかり妄想を垂れ流してしまいました。時刻は13:30、不審者扱いされてお巡りさんを呼ばれる前に早速店内に入ってみましょう。

新しいお店で清潔感のある店内。入店時はほぼ満席の賑わいぶりでしたが、13:30を超えるとお客さんが一斉に退店され、ゆったりとした雰囲気が流れます。もちろん管理人のように混雑を避けて13:30以降に来店される方もパラパラとはいらっしゃいますが、待つほどではありません。すぐ近くに激安ステーキ丼店の火付け役となった超有名店があり、こちらは後発組となります。どちらのお店も安くておいしい牛肉などをいただけますので、いずれ超有名店の方もREPORTする予定です。ではメニューを確認してみましょう。

各種カレーの評判も高いお店ですが、ここはやはり“これぞ最強のステーキ丼”と説明されている「俺のステーキ丼」に決めます。サイズは200gが¥1,200、400gが¥1,800の2種類。ここ数年、1度に400gの牛肉なんて食べた記憶がありません。が、“これぞ最強のステーキ丼”ということであれば“最強 of 最強”であるべき。という訳で、今回は「俺のステーキ丼(400g)」を注文してみました。

なんかスゴイのキタ!!!

カットされた牛ステーキが丼鉢をおおっています。揚げニンニクチップや刻み海苔、青ネギ、ワサビがあしらわれているものの土台となるご飯はまったく見えません。もう見た瞬間からテンションが上がるビジュアルではないでしょうか。まずは心を落ち着かせるため、ワカメスープをひとすすり。うん、やさしい味わいでおいしい。しかし丼が気になって味が入ってこないのも事実です。もう我慢できませんので、ステーキをいただきましょう。

ミディアムレアに焼かれた牛ステーキは、想像していたよりも柔らかです。肉の部位を明確に特定できませんが、おそらくは外国産牛のモモ肉。しかしモモ肉らしい固さはほとんど感じられないほど、柔らかい食感に驚きました。テリヤキソース風の甘めのタレと濃厚な牛肉の味わいは、もはや絶対正義です。1,000円台でこのレベルの牛ステーキを食べられるのは肉好きにとって見逃せないと思います。ではご飯と一緒に食べてみましょう。

食べても食べても肉しか出てきません。一瞬、無限肉では?と勘違いしそうになりました。これが“最強 of 最強”である400gの実力です。肉のジャングルをかきわけ、ようやくたどり着いたご飯の味は、まさに至福。米の偉大さを感じた瞬間でもありました。牛肉と米が大好きな皆さん!こちらはお一人様でも手軽にお腹いっぱい牛肉を楽しめるお店です。管理人にだまされたと思ってとにかく足をお運びいただき、思う存分牛肉などをご堪能ください。

[2019年11月16日訪問]

食堂 肉左衛門
●住所…京都市右京区西院北矢掛町46-2(Google マップ
●TEL…075-315-6699
●定休日…年中無休
●備考…禁煙
●ホームページ…facebook/twitter/Instagram

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