昭和の伝統洋食が令和によみがえる洋食店

洋食編
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洋食屋キッチン秀

以前REPORTした洋食店「辰五郎」。数年前まで河原町オーパの裏手の裏寺町通で営業されていて、管理人も四条河原町エリアに来た際にはリーズナブルで確かな洋食をいただける1軒として重宝していました。四条河原町エリアは京都ナンバーワンの繁華街であり、どうしても若い人向けの飲食店が目につく地域で、管理人のようなアラフィフにとっては飲食店選びにもちょっと苦戦気味。そんな中、以前から注目していた洋食店があります。かつての「辰五郎」の近くに開業され、噂では「辰五郎」で勤務をされていた方のお店なんだとか。

上記の記事につきまして、キッチン秀の関係者の方からご丁寧なコメントと、内容の誤認をご指摘いただきましたので訂正いたします。
●「キッチン秀」のご店主は、「辰五郎」で勤務されたことはない。
●「辰五郎」のオーナーは、「キッチン秀」のご店主の前の職場の元上司である。
つまり、まったく関わりがない訳ではないものの、管理人が友人から聞いていた純然たる師弟関係ではないとのことです。
ここに謹んで訂正させていただくとともに、以下からの記事も修正させていただきます。
「キッチン秀」および「辰五郎」の関係者の皆様および当ブログをお読みいただいた皆様に謹んでお詫び申しあげます。

これはぜひ一度食べてみなければ、と四条河原町エリアへ向かいました。

四条通河原町通の交差点(四条河原町)を西へ200mほど行き、新京極通を北へ40m行った路地を東へ20mほど行ったところにある「洋食屋キッチン秀(ようしょくや きっちんひで)」。管理人は未訪問ながら昼夜ともにお客さんで混雑する人気店と聞いていて、混雑を避けるために13:50に到着。こちらの昼の営業時刻は15時までですので、ラストオーダーもクリアできそうです。まずは店頭のランチメニューを確認してみましょう。

おおむね¥1,000台前半から中盤でいただけるセットメニューが充実しています。「牛肉のてりやきステーキ」が含まれているセットメニューもあり、昔ながらの洋食をいただけるお店です。それでは早速店内へ入ってみましょう。

1階はこの時刻であっても満席という繁盛ぶり。幸いこちらは2階席もあり、2階へ案内していただけました。街のカジュアル洋食店らしい店内で、落ち着いて食事を楽しむことができそうな雰囲気。では改めてメニューを確認してみましょう。

夜はアラカルトなども提供されていますが、ランチはセットメニューから選びます。こちらは初めてのお店ですので、えびフライ・ハンバーグ・牛肉のてりやきステーキ・えびクリームコロッケが付く昼の最高額メニュー「秀デラックスランチ」¥1,580を注文。よくわからない時は全部盛りを食べれば、そのお店の味がわかります。自分好みの味でない時は精神的・金銭的にダメージの大きい方法なものの、これが一番確実な方法ですので仕方ありません。よく“中華ならチャーハンを食べればその店のレベルがわかる”などとおっしゃられる方がいらっしゃいますが、そんなものは幻想だと管理人は思います。なぜなら“チャーハンだけはおいしい”というお店は確実に存在するからです。1つの料理だけでその店を評価すること自体、かなり乱暴と言わざるを得ません。いろいろ食べてみて初めてわかる真実というものがあります。と、全部盛りを食べたい言い訳をしていると「秀デラックスランチ」が到着しました。

さすがは“デラックス”な洋定食です。サラダもたっぷり、しかもデザート代わりに今が旬のみかんまで付いています。コーンポタージュスープはやさしい味わいで、この寒い季節にピッタリ。やはり洋定食の汁物は赤だしかポタージュスープですね。今年の京都市内は例年以上に寒く、久々に底冷えを実感しています。キッチンの給湯器が凍結した翌日には浴室の給湯器からもお湯が出なくなり、毎晩キッチンと浴室両方の水道からチョロチョロと水を出していて、水道料金が心配になるほど。“湯気がご馳走”な冬となっています。

「てりやきステーキ」は甘辛でニンニク風味が効いた間違いなくおいしい逸品です。最近の洋食店ではテリヤキステーキを提供しているお店は決して多くないものの、牛肉の生姜焼きと並んで昭和洋食には欠かせないメニューと言えるでしょう。柔らかな牛肉の旨味とテリヤキソースとの相性も抜群で、醤油の偉大さには感服します。西洋料理にはない洋食ならではの牛ステーキを堪能することができました。

「ハンバーグ」も本物です。当ブログではことあるごとに“箸やナイフで切った断面から肉汁が流れ出るハンバーグは失敗作(一部を除く)”と主張していて、こちらのハンバーグは箸で軽くつまむと肉汁があふれ出る正統派のハンバーグです。実は洋食以外の本職の料理人でも勘違いされている方はかなり多く、おそらく小籠包をイメージされているのでしょうが、ハンバーグやメンチカツで切った断面から肉汁が流れ出てくるのは肉の旨味を半減させているだけでメリットは皆無。小籠包はレンゲであふれ出るスープも食べるため成立していますが、ハンバーグから流れ出た肉汁は対処のしようがありません。肉汁がドバッと流れ出るハンバーグは見た目の派手さで人気なものの、タネに牛脂やダシを仕込んでいない限り、旨味がダダ漏れしているハンバーグです。箸で軽くつまんで初めて肉汁があふれ出るハンバーグこそ本物の証しですので、ハンバーグのおいしいお店を探される場合にはぜひ参考になさってください。

「えびクリームコロッケ」もなめらかなベシャメルにエビの風味が香るおいしさです。揚げ加減も文句なし。クリームコロッケ好きでも十分に満足できるクオリティではないでしょうか。スープからサラダ、ステーキ、ハンバーグ、揚げ物まで、すべてがおいしいお店です。四条河原町という繁華街にあってリーズナブルな価格で本格的な洋食を気軽にいただける貴重なお店ですので、近くまで来られた際にはこちらの洋食を試してみられてはいかがでしょうか。特に「てりやきステーキ」と「ハンバーグ」は味わっていただきたいと思います。

[2021年1月4日訪問]

洋食屋キッチン秀
●住所…京都市中京区中之町565-10(Google マップ
●TEL…075-212-0772
●定休日…水曜日
●備考…禁煙
ホームページ

コメント

  1. 小林由起子 より:

    キッチン秀の者です。
    素敵なコメントありがとうございます。今後も精進してまいりますのでご愛顧の程、宜しくお願い致します。
    申し訳ありませんが、少し訂正をお願いしたくコメントさせて頂きます。食べログやレティのお客様の感想等は訂正して頂けないそうなので迷惑しているのですが、…。
    店主は辰五郎さんで働いた事ありません。辰五郎さんのオーナーは、当店主の前の職場の元上司でしたので尾ヒレ等がついてしまい誤解を招いている様です。メニューが似てしまうのもその為だと反省しております。
    またのご来店頂きました折には、是非お声掛け下さい。

    • むちむち より:

      わざわざコメントを寄せていただき、ありがとうございます。
      また、ネット情報とは言え誤った情報を掲載して申し訳ございませんでした。
      早急にブログの掲載内容を修正させていただきます。
      また伺った際には非礼をお詫びさせていただきますので、よろしくお願い申しあげます。

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