あいばカレー食堂
約3週間ぶりの更新となります。もうこんなブログは誰も覚えていないのでは?と思いつつ、京都府内の緊急事態宣言も終了したため更新を再開することにいたしました。ただ、時短営業要請が終わっても自主的に時短営業を継続されている飲食店は意外にも多く、管理人にとって相変わらず夜の飲食店訪問は厳しい状況が続いています。このままの状態であれば週3回更新は難しく、当面は月曜日と金曜日の週2回更新で細々と続けていく所存です。ただでさえ過疎ブログのくせに、さらに更新頻度を減らすのは自殺行為のような気がしないでもありませんが、平日は京都に夜遅くにしかいないので仕方ありません。当ブログでは600店舗以上の飲食店をREPORTしていて、過去のREPORTを毎日1軒読んでいただければ2年弱は楽しめると思いますのでご容赦願います。まぁ、REPORTを書いている張本人の管理人は、過去のREPORTをちっとも読んでいないのですが。
さて、今回は用事があって四条寺町にやってきました。四条寺町の交差点から寺町通を南へ向かうエリア一帯は、管理人のようなアラフィフにとっては電気店街というイメージがとても強いのです。東京の秋葉原や大阪の日本橋をものすごく小さなスケールにした感じ。それでも家電量販店がなかった時代、一般の人が家電製品を購入できるのは街の電気店がほとんどで、パソコン関連製品などは寺町の電気店街にほぼ頼り切りの状態でした。パソコン専門店をはじめ、マニアックなワケのわからない部品を山積みしているジャンクショップが寺町通の両側を埋め尽くしていたものです。が、しかし。秋葉原や日本橋から電気店が消えたように、寺町からも電気店がほぼ消滅状態に。若かりし頃の思い出まで消えていきそうな寂しさを感じながら、とある1軒のカレー専門店をめざします。
寺町通と四条通の交差点(四条寺町)を南へ300mほど行ったところにある「あいばカレー食堂」。京都市内のカレー好きにはよく知られたお店で、京都市内トップレベルの欧風カレー店として人気があります。お客さんは地元の方が多いように感じてはいるものの食べログのスコアも高く、他府県からもお客さんが来られているようです。時刻は11:40、繁盛店なので12時前に入店してみました。
コロナ対策で以前よりも席数を減らされていることもあって、お昼前だというのに、もう半数近くの席がお客さんで埋まっていました。お客さんは圧倒的にお一人様が多く、ひとりで利用しやすいお店です。以前は昼と夜の2部制?だったと記憶しているのですが、現在は11:30〜18:30の通し営業となっていました。管理人にとっては久しぶりの訪問ですので、まずはメニューから確認します。
カレーライス各種に加え、定食類も充実しています。以前は夜だけに提供されていた「あいばとりから定食」¥1,000もランチでいただけるようになっていて、かなり心が揺れました。しかし、今回はカレーです。いつものように迷う性格はまったく改善されておらず、今回も「ビーフカレー」¥880と「カツカレー」¥980でさんざん迷った挙げ句、どうしても両方食べたい!となって「ビーフカレー」に「カツ」¥400をトッピングするという暴挙を決行。薄給のくせに。だからいつまでたってもお金が貯まらないのですが、もともと薄給なので、少々節約したところでどうせお金は貯まりません。と、自分に強く言い聞かせて、通常よりもゴージャズなカツカレーである「ビーフカレー with カツ」¥1,280を注文してみました。
「ビーフカレー with カツ」がカップサラダとピクルスを伴って到着。ご飯は白米と玄米を選べる仕様で、常にダイエットを心がけているため玄米をチョイス。なぜ玄米がダイエットにいいかは知りません。雰囲気です、多分。カレーソースにはゴロゴロとした牛肉の角切りが入っていて、そこにカラリと揚げられたカツが食欲をそそります。玄米にしていることでカツカレーダイエットも雰囲気的に実現できています。本当に痩せたい人にはオススメできませんが、管理人のようにダイエットをしている感を出したい人は、とにかく玄米や雑穀米を選んでおくといいでしょう。では、まずはビーフカレーからいただきます。
カレーソースは欧風カレーながらフルーティーな酸味や甘みも感じられる味わいで、濃厚なだけではない重層的なおいしさが口の中に広がります。辛さも程よいレベルで、老若男女に好まれる欧風カレーではないでしょうか。そしてトロットロに煮込まれば牛肉の旨味がたまりません。牛肉がおいしいカレーこそ欧風カレーの真髄であり、カレーの本場であるインドやネパール、東南アジアなどの本格カレーでは味わえない、日本ならではのカレーとも言えます。牛肉文化が盛んな関西地方だからこそ、少なくとも関西ではもっと欧風カレーが人気になってもいいように思うのですが、いかがでしょうか。
カツカレーこそ日本の魂です。まずいワケがありません。カツカレーを食べれば不思議と元気になります。おそらく遠い遠い祖先の肉食獣としてのDNAが呼び起こされるのでしょう。人間は今でこそ雑食動物ですが、万物の霊長へと進化する過程において肉食は不可欠だったハズです。肉という高エネルギー食品を摂取できるようになって脳が発達し、他の動物では考えられない知識や技術を手に入れられたのだと考えられます。カツカレーで人類の進化まで語るのもどうかとは思いますが、カツカレーが人の心を揺さぶる食べ物であることは疑いようがない事実です。そんなカツカレーの根幹は欧風カレーであり、こちらでは京都を代表する欧風カレーをいただくことができます。久しぶりのREPORTで〆が強引なのはスルーしていただくとして、カレー好きならぜひこちらで欧風カレー各種を味わっていただきたい。そんなにカレー好きでない方は、こちらで定食各種をご賞味くださいね。
[2021年3月27日訪問]
あいばカレー食堂
●住所…京都市下京区恵美須之町534(Google マップ)
●TEL…075-352-7101
●定休日…日曜日
●備考…禁煙
●ホームページ/twitter/facebook
コメント
初めまして。更新しないから心配しましたよ。
年齢的にも何かあったのかと。無事だったのですね。
良かったです。これからも楽しみにしてます。
コメントありがとうございます。
ご心配をおかけして申し訳ございません。
ヨボヨボですが身体は元気です。
コロナの影響で夜の飲食店訪問が難しいため、しばらくは月・金の週2回更新と更新頻度を減らしますが、ぜひこれまで同様に当ブログをご愛顧ください。
よろしくお願いいたします。