本格洋食をお手頃に堪能できる桂エリアの喫茶店

喫茶店・カフェ編
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CAFE ロペ

なるべく決まった時刻に食事を取る方が健康にも良く、ダイエットにも役立つと聞いたことがあります。不規則の食事時間が太る原因とも言われているとか、いないとか。管理人は仕事柄、というのは言い訳で、本当は自堕落な生活のため、昼食・夕食の時刻はバラバラです。特に昼食は昔から遅めのランチがほとんどで、だいたい13時過ぎ、ヘタをすると16時を超えることもあります。“16時を超えるならもう夕食で良くない?”との声が一部有識者から聞こえてきそうですが、管理人は昼食を取る時間がある限り、何時になろうが絶対に食べたい派。皆さん、よく考えてください。人生で何年生きられるかは人によりますが、仮に80年で生涯を終えるとして、一生に食事できる回数は1日3食の人なら8万7660回、管理人のように1日2食の人は5万8440回となります。朝食を取らないのは管理人の勝手ですので全然構わないものの、1日3食の人に比べて3万回近くも食事をしていない計算です。つまり、1日2食の人は1日3食の人と比べて、1回あたりの食事をより濃密で意義・価値のあるものにしなければいけません。タダでさえ1日3食の人に比べて食事を節制しているワケですから、例え遅くなろうと余程のことでもない限り、昼食を抜くなどという暴挙は考えられないのです。お分かりいただけたでしょうか。ただ、14時を超えると外食であれば、ランチをいただけるお店が極端に少なくなります。そこで重宝するのが通し営業のお店です。通し営業とは朝・昼から夜の閉店時間まで、休憩ナシで営業されているお店を指します。中でも通し営業が当たり前なのが喫茶店。一般的な飲食店がランチタイムと夜営業の間のいわゆるアイドルタイムを休憩時間としてお店を閉めるのに対して、喫茶店はコーヒーブレイクの時間ですのでまず開いています。そこで今回は、気づけば14時だったこともあり、喫茶店ランチを求めて久々に京都市西京区まで向かってみました。

国道9号五条通)と京都府道・大阪府道67号西京高槻線(物集女街道)の交差点(千代原口)を南西へ850mほど行ったところにある「CAFE ロペ」。阪急「桂駅」から徒歩21分程度と歩くには少し厳しい距離ではあるものの、店頭には約20台が停められる駐車場があり、車やバイクの人なら訪問しやすいお店です。昔ながらの国道沿いの大型喫茶店であり、京都市内の喫茶店特有の食事も充実しているタイプ。ドライブやツーリングがてらに立ち寄る人も少なくありません。9時からラストオーダー18時の通し営業ですので、遅めのランチももちろん大丈夫。時刻は15時、早速店内へ入ってみましょう。

喫茶店としてはかなりオオバコな店内です。日曜日の15時というワケのわからない時刻でありながら、半数程度の座席がお客さんで埋まっていました。基本は喫茶店ですのでお一人様のお客さんが多く、老若男女が利用するお店です。当ブログとしては本当はもっと早くにREPORTする予定だったのですが、なにせ管理人の自宅から遠く、ついつい後回しにしていました。しかし先日、Googleのオススメでなぜか“京都のハンバーグ10選”的な記事が流れてきていて、少し疑問に思うこともあり、今回こちらをREPORTしようと思い立ったのです。どういう基準のランキングなのかはよくわからなかったのですが、確かに10軒とも人気店・有名店で当ブログでもREPORTした洋食店が多数紹介されていました。別にこの10選が不満なワケではないものの、繁華街や歓楽街などマチナカのお店ばかりで正直、それほど新鮮味などは感じられず、有名洋食店を10軒集めました的な結果だったのです。イヤ、もっと具体的に言えば穴場店がまったくなく、しかも洋食店ばかりで全然攻めていないのも不満です。京都市内では洋食店だけなく、喫茶店やカフェでも本格的な洋食を提供するお店が多く、ハンバーグに関して言えば価格面も併せて考えた場合、洋食店に匹敵するコスパのハンバーグを提供する喫茶店・カフェが多数存在していると思います。管理人にはどのお店のハンバーグが良いか順位付けなどはできないものの、おいしいハンバーグをシンプルに紹介するのは自信があるのです。当ブログGoogleのオススメ記事には影響力でまったく歯が立たないですが、当たり前のお店だけのつまらない記事よりは、皆さんの参考にしていただけるのではないでしょうか。ではメニューを確認してみましょう。

喫茶店ですので充実のドリンク類はもちろん、「ケーキセット」¥800〜やパンメニュー各種も豊富です。そして数はそれほど多くはないものの、洋食店顔負けの洋食メニューも人気。お値打ち価格の「ビーフカツレツ」¥1,280なども必食ですが、今回はハンバーグです。サラダとライス(パンに変更可)が付く「ロペ特製ハンバーグ」¥1,080。国産の牛豚合い挽き肉を200gも使用されたボリューム感満点のハンバーグで、自家製デミグラスソースがたまらない逸品と言えるでしょう。しかも本格洋食店にも負けていないクオリティながら¥1,000ちょっとの価格はランチにもピッタリで普段使いもしやすく、ハンバーグ好きにはたまらないと思います。本当はこちらのデミグラスソースをしっかりと食べ尽くせるパンにしようかとかなり迷ったのですが、やはり日本の洋食はいかにご飯と合うか、が重要と考えていますので、ライスで注文してみました。

「ロペ特製ハンバーグ」が到着。カップサラダだけでなく付け合せのインゲンのゴマあえや茹でブロッコリー、ニンジングラッセ、ポテトサラダと野菜もしっかりめに取ることができます。いずれも丁寧に作られていて、もはや喫茶店のレベルではありません。栄養バランス的にも優れたハンバーグ定食です。ではハンバーグをいただいてみましょう。

合い挽き肉の肉汁がしっかりと蓄えられていて、肉の旨味を存分に楽しむことができます。デミグラスソースも濃厚ながら優しい味わいで苦味などはなく、老若男女に親しまれる味ではないでしょうか。何よりライスとも良く合います。これぞ日本の洋食、京都の洋食もおいしい喫茶店です。たっぷりのデミグラスソースをパンで拭き取って、1滴も残さず食べたいという誘惑から逃れられないおいしさだと感じました。チェーン店のハンバーグ定食にはない、本格洋食を気軽にいただける良店だと断言できます。

ハンバーグ中央の半熟玉子をつぶして黄身をからめていただくと、もう最高です。玉子の黄身のコクが合わさって、ハンバーグとデミグラスソースの旨味がさらに強化された味わい。これは¥1,000ちょっとのハンバーグではありません。しかも200gですから、この一皿で十分に満足できるボリューム感です。おいしいハンバーグを手軽にお腹いっぱい食べたい人なら、少し足を伸ばしてこちらで「ロペ特製ハンバーグ」などハンバーグ各種を楽しまれてみてはいかがでしょうか。また、他の洋食や軽食なども間違いのないクオリティですので、京都市内の穴場店として洋食好き・喫茶店好きなら要チェックですよ。

[2023年8月27日 訪問]

CAFE ロペ
●住所…京都市西京区樫原盆山4-5(Google マップ
●TEL…075-381-2295
●定休日…水曜日
●備考…禁煙(店頭横に喫煙所あり)
ホームページ①/ホームページ②/Facebook

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