餃子と唐揚げ 犀のツノ
2月8日(土)、京都市内でもほとんどのエリアで雪が積もりました。日本列島は今シーズン1番の強い寒気と冬型の気圧配置となり、全国的に積雪や氷点下近い気温の地域が多く、交通機関の乱れや事故などが多発しています。最近では京都市内での積雪は珍しくなり、冬でだいたい1〜2日程度ですが、管理人が小学生の時代、40年ほど前はしょっちゅう雪が降っていました。前日の2月7日、久しぶりの雪かと夕方ぐらいまで意識していたものの、夜にはガス給湯器のお湯の出る蛇口から水をチョロチョロと出すのをスッカリ忘れてしまい、翌朝にはキッチンと浴室のガス給湯器2台とも凍結でお湯が出ない状態に。完全に忘れてた〜やってもうた~と嘆いても後の祭で、電気ケトルやガスコンロでお湯を作って歯磨きや洗顔、食器洗いなどをこなす結果になりました。そして積雪で何より困るのが、外出しづらい点。道に雪が残っている状態で二輪車はもちろん、車も運転したくはありません。京都市内で車を運転する人ならおわかりいただけるかと思いますが、京都市北部地域以外で仕事などでほぼ毎日車を使用されている人でもない限り、まずスタッドレスタイヤに履き替えないでしょう。管理人ももちろんノーマル(サマー)タイヤのまま。1シーズンで1〜2日の積雪のために、わざわざスタッドレスタイヤを準備する人は少数派だと思います。バスやタクシー、配送用のトラックなど車を使用する前提の仕事の人は当然スタッドレスタイヤでしょうが。そんなワケで、小心者の管理人は道に少しでも雪が残っていると車や原付で出かけません。車好きならトランクにタイヤチェーンなどを用意されいるかもですが、そんなものは三角表示板以上に使う機会がなく、しかもタイヤにチェーンを装着したことすらありません。そして土曜日朝の積雪と雪の降り具合を見ながら、今回のREPORTはサボる休止する気マンマンでした。そして翌2月9日(日)の朝。自宅前の生活道路にはまだ薄っすらと雪が積もっていて、今日も自宅でおとなしく過ごそうと決めていました。が、しかし。昼前ぐらいには生活道路から雪も消えていて、しかも快晴。京都市内と言えども遠い地域の路面状況はサッパリわかりませんが、近所なら出かけられそうです。ただ、まだまだ寒い。そんなときはアツアツのラーメンでしょう、ということで、多くのラーメン店が軒を連ね聖地でもある叡電「一乗寺駅」方面へと向かうことに。「一乗寺駅」近くまで来てふと、昨年末に開業されたとあるお店を思い出し、ラーメンは次の機会にということで、今回は餃子と唐揚げの専門店をREPORTすることにしました。

東大路通と北大路通の交差点(高野)を北へ390mほど行き、曼殊院道を東へ190m・北へ10mほど行ったところにある「餃子と唐揚げ 犀(サイ)のツノ」。こちらは昨年2024年(令和6年)11月に開業されたお店で、実は「中国料理 志成園」のご子息が新しくオープンされたのだとか。当ブログでもREPORTした「中国料理 志成園」は京都市の町中華店を代表する1軒であり、こちらがオープンされたときからREPORTの機会をうかがっていました。まぁ、ついさっきまで忘れていたのですが。こちらはラーメン店ひしめく一乗寺ラーメン街道にありながら、ラーメンではなく餃子と唐揚げの2本柱で勝負されている硬派なお店です。そう、京都人はラーメンも大好きですが、餃子も唐揚げも大好物。「中国料理 志成園」の支店ではなく、餃子と唐揚げの専門店とされたところに店主の強い意志を感じます。ほとんどのラーメン店でサイドメニューとして餃子も唐揚げも提供されていますので、一乗寺ラーメン街道であえて餃子と唐揚げのお店を出されるからには、餃子と唐揚げに相当自信がお有りなのでしょう。そんな由緒正しき町中華店の直系であるこちらの餃子と唐揚げとは一体…まずは店頭のメニューを確認してみます。

定食「餃子定食」¥850と「唐揚げ定食」¥950、「餃子と唐揚げハーフ定食」¥1,000の3種類。しかもライスはセルフでおかわり自由とのことで、学生街でもあることから、近くの学生にとってもリーズナブルな価格でお腹いっぱいになれそうです。昼の営業時間は11:30〜14:30、夜は17時〜ラストオーダー21時。昼飲みにもピッタリなお店のようで、飲む人は要チェック!近くはラーメン店だらけですのでこちらで飲んで〆はラーメンとハシゴすることも簡単です。時刻は13:10、早速店内へ入ってみましょう。

2名テーブル席3卓とカウンター7席の、お一人様やカップルこそ利用しやすい店内です。町中華らしくないシンプルモダンな内装も心地よく、学生も気軽に使えるでしょう。「一乗寺駅」周辺は京都芸術大学や京都大学などの教育機関が多く、学生街としても知られています。もちろん地元の人や近隣にお勤めの人、ラーメンマニアなども多数往来する人口密集エリアで、「一乗寺駅」から徒歩1分程度と立ち寄りやすい立地です。コインパーキングに困ることもありません。では改めてメニューを確認してみましょう。


ランチなら3種類の「犀のツノ定食」がオススメです。アルコール類も豊富で、そのツマミとなる一品料理、さらにはテイクアウトまで充実しています。管理人は店頭は何度も通っているものの今回が初訪問ですので餃子も唐揚げも食べたい。本当は一品料理の「よだれ鶏」¥680もかなり気になるのですが、今回は自制して「餃子と唐揚げハーフ定食」を注文してみました。

「餃子と唐揚げハーフ定食」が到着。完璧な町中華の定食です。卓上に餃子のたれと酢、ラー油、そして「オリジナル ザクザクスパイス」が用意されていますので、小皿に餃子のたれと酢、ラー油を調合して餃子たれを完成させます。定食のライスの上にあるのは「ニンニク醤油」で、こちらも餃子用のたれとのこと。唐揚げ用のマジックスパイスもあり、これならライスおかわりは不可避ではないでしょうか。管理人はおかわりできない呪いをかけられていますので、このライスのみで食事を運用しないといけないのですが。では、まずは酢醤油ラー油で餃子をいただきます。

これぞ町中華の焼餃子です。焼き加減も申し分ありません。薄皮ながら香ばしく、パリっとした皮と、ニンニクの風味は香りつつ上品な味わいの餡とのバランスが絶妙です。飲む人ならビールやハイボールなどアルコール類のツマミに最高ではないでしょうか。パクパクといくらでも食べる、ちょっと危険な焼餃子です。次に「ニンニク醤油」を付けていただきます。

この「ニンニク醤油」は凄い。焼餃子だけでもおいしいのに、「ニンニク醤油」を付けていただくことで、餃子の味わいが数ランクはアップするおいしさです。一般的な焼餃子のたれである酢醤油ラー油や一部のお店で熱い支持を受けている味噌ダレ、最近、餃子たれとして人気の酢コショウを、個人的には超える餃子たれだと感じました。どのように作られているかわからないため自宅での再現は難しそうですが、国産ニンニクをすりおろしておそらくうま味調味料と酢とともに薄口醤油で寝かせれば似て非なるものぐらいはできるかも知れません。何だか面倒とは思いつつ、それでもエセ「ニンニク醤油」を作ってみようと思わせるぐらい、焼餃子に合う「ニンニク醤油」です。とにかくご飯が進むオカズとして相当に優秀なのは間違いありません。

揚げたての唐揚げも旨い。鶏もも肉を使用されていて、下味が薄めなのも高ポイントです。和食店の竜田揚げのようなビジュアルながら、味はしっかりと町中華が息づいています。そしてマジックスパイスを付けていただくと、これまたライスが止まりません。このライス泥棒どもめ!管理人のようなライスおかわり不可体質には拷問でしかありません。そんな体質でさえなければ、少なく見積もっても2回はおかわりしますね。そしてもう、自宅で鶏の唐揚げを揚げるのはやめて、食べたくなったらこちらで食べれば良いとすら思いました。さすが専門店だけあって餃子も唐揚げも文句のないおいしさです。餃子好き、唐揚げ好きなら一度は試してみられてはいかがでしょうか。ラーメン巡りをされているツワモノにもラーメンの合間にぜひ味わっていただきたいと思います。こちらの店名の「犀のツノ」はもともと、“犀の角のようにただ独り歩め”という仏教用語なのだとか。お一人様にピッタリなお店ですし、こちらも店主お一人で切り盛りされていますので、混雑時などは料理の提供時間が少し遅くなるかも知れませんが、御仏の御心のようなゆったりとした気持ちで餃子や唐揚げと向き合うオツな時間を過ごせるのではないでしょうか。
[2025年2月9日訪問]
餃子と唐揚げ 犀のツノ
●住所…京都市左京区一乗寺高槻町20-1 シャトー一乗寺1F(Google マップ)
●TEL…不明
●定休日…月曜日および不定休
●交通…叡電「一乗寺駅」から徒歩1分程度
●専用駐車場…なし
●タバコ…禁煙?
●ホームページ…Instagram
※さらに詳細は食べログ「餃子と唐揚げ 犀のツノ」をご確認ください。


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