10:みその橋 サカイ
記念すべき10店舗目は原点回帰のレポート。今回訪問したのは「01:京都 中華のサカイ本店」から1982年に独立し、上賀茂の地で現在まで地元の人々に親しまれている「みその橋 サカイ」です。京都の冷やし中華の発祥であるサカイ本店から独立した直系のお店だけのことはあり、名物の冷麺(冷やし中華)も瓜二つ。「焼豚冷麺」¥720、「焼豚冷麺(大)」¥1,000と「ハム冷麺」¥670、「ハム冷麺(大)」¥950があります。今回は「焼豚冷麺」を食べてみました。

スープはサカイ本店と似ているものの、少し甘めでカラシはほとんど感じられません。色も濃いめでサカイ本店のようなマヨネーズ感はなく、酢醤油と甘味、油で乳化させた印象。見た目よりさっぱりと食べられるのが特徴です。麺は中太麺、具は焼豚、きゅうり、ノリというシンプルさで、サカイ本店を踏襲されていると思います。
今回の訪問で、大きな謎が生まれました。「01:京都 中華のサカイ本店」でゴマだれ風のスープと書いたのですが、みその橋サカイの焼豚冷麺を改めて食べて、実は両方のお店の冷やし中華はゴマだれではないのでは?という謎です。管理人の頼りない味覚だけでの感想ですので、間違っている可能性も十二分に高いと思います。しかし「焼豚冷麺」を食べて謎が深まり、いつも以上にスープを味わってみたのですが、ついにゴマの風味を捉えることはできませんでした。
今回のレポートでは謎の解明に至りませんでしたが、“我こそは味覚に自信あり!”という方は、ぜひ「2つのサカイ」の冷やし中華を食べ比べて、スープの謎を解き明かしてみてはいかがでしょうか。ちなみに「みその橋 サカイ」は金曜日、飲み物以外の商品が50円引きでお得ですよ。
[2018年7月13日訪問]
みその橋 サカイ
●住所…京都市北区大宮東総門口町38-3
●TEL…075-492-4965
●定休日…月曜日(祝日除く)
●備考①…冷麺は通年販売
●備考②…店内禁煙
●ホームページ…http://misonobashi-sakai.com/
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