京都の名門創作中華の系列店で食べる

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20:魏飯夷堂 三条店

三条通を東は堀川通から西は千本通までの800mに約180もの商店が連なる京都三条会商店街アテネオリンピック 女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが現役時代はアーケードのあるこの商店街で練習されていたことでも有名です。

堀川通から商店街を歩いてすぐ、かつては老舗の味噌店であった京町家で2010年に飲茶と中華の店として誕生したのが「魏飯夷堂(ぎはんえびすどう) 三条店」。京都の創作中華料理店として名高い「一之船入(いちのふないり)」が母体です。一之船入が高級志向なのに対して、魏飯夷堂は質の高い創作中華をお手頃価格で楽しむことができます。

ランチで伺った今回は唯一の冷やし中華である「排骨(パイコー)冷麺」¥800を食べてみました。

まず、ほどよいピリ辛のゴマだれに、シークワーサーの酸味が効いた濃厚で爽やかなスープが食欲を刺激します。

麺は食べやすい細めの中華麺。具はメインの排骨(パイコー)と、サラダ菜やカイワレなどの生野菜にホールトマトと醤油味のジュレが添えられています。

こちらの排骨(パイコー)は豚肉のカレー香味揚げという感じで、揚げたてアツアツ。スープの甘味・辛味・酸味と野菜のフレッシュさ、そしてスパイシーな排骨(パイコー)が合わさった脳の記憶に刻まれる味わいです。さらに無料でライスも注文できますので、ガッツリ食べたい人にピッタリの一皿だと思います。

また、プラス¥200で名物の小籠包とデザートが付く特製ランチもあり、ほとんどのお客さんは小籠包を注文していました。管理人は禁断の“冷やし中華ハシゴ”をする予定だったので、単品のみの注文となり、小籠包とデザートの写真はありません。ちなみにハシゴ予定のお店へ行ってみるとなんと社員研修で運悪く臨時休業。名物の小籠包とデザートを注文しなかったバチが当たったと魔界京都の怖さを痛感しました。

三条会商店街はグルメな商店街としても有名でおいしいケーキ店や和食、焼肉、大衆食堂など、毎日でも通いたくなる魅力にあふれています。観光スポットではない地元民の台所を支えている三条会商店街に興味がある方は、ボリューム満点の冷やし中華を味わってみてはいかがでしょうか。

[2018年7月28日訪問]

魏飯夷堂 三条店
●住所…京都市中京区橋西町661
●TEL…075-841-8071
●定休日…火曜日
●備考①…排骨(パイコー)冷麺は通年販売
●備考②…店内禁煙
●ホームページ…http://ichinohunairi.com/
※より詳しく知りたい方は食べログ「魏飯夷堂 三条店」で検索してください。

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