山科ナンバー1の呼び声が高い担々麺専門店

中華編
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担担麺 胡

“担々麺が食べたいな〜”と企んでいた 矢先、本日10月17日は昼から滋賀県で取材の仕事が入りました。滋賀県で仕事がある場合、必ずJR山科駅を経由して現場へ向かいます。つまり昼の平日、JR山科駅に居るということ。この機を逃すことはできません。必死に時刻調整をして11:00にJR山科駅着、11:40にJR山科駅を出れば滋賀県の仕事現場に間に合うよう犯行計画 を練りました。

この空白の40分で山科ランチを楽しもうという、十津川警部も驚きの完全犯罪 です。そしてこの犯行計画を実行する対象は、もちろん担々麺。「山科 担々麺」でググれば真っ先に「担担麺 胡(えびす)」の名前が浮かび上がります。こちらのお店は以前、現在の地に移転される前に一度行ったことがあるだけで、土地勘はありません。調べてみると、JR山科駅から徒歩約5分という都合の良さ。30分以内に「担担麺 胡」で担々麺を完食できれば、完全犯罪が成立します。では早速、犯行現場へと向かいましょう。

11時開店のお店にも関わらず、11:05の段階ですでに多くのお客さんが席に着いています。幸い、カウンター席が空いてたので着席することができました。メニューを見ると、平日お昼限定のランチメニューに心が動きそうになります。

しかし!本日食べたいのは、ただの「担担麺(並)」¥700ではありません。“看板メニューの担担麺に秘伝のタレで漬け込んだ自家製チャーシューをトッピング。絶品ですヨ”とお店が自画自賛するオススメ「特製肉入り担担麺(並)」¥900です。しかもトッピングにも手を染めます。“全ての担担麺によく合います”と暗に導入を強要 されている「半熟味付玉子」¥100と、“女子大人気!!”という女子人気に嫉妬して導入を即決 した「3種のとろけるチーズ」¥150を女性店員さんに要求しました。

犯罪的に豪勢なビジュアル です。分厚い「チャーシュー」と「半熟味付玉子」が周りを埋め、頂上には粉チーズをはじめとする「3種のとろけるチーズ」が舞い、糸唐辛子が散りばめられています。ちなみに糸唐辛子は飾り用の唐辛子で辛くありませんよ。ではスープからいただきます。

クリ〜ミ〜

少しピリリとした辛さはあるものの、超濃厚でゴマ風味の生クリームを飲んでいるようなスープです。まだかき混ぜていないので、トッピングの「3種のとろけるチーズ」は混入していないハズなのですが、乳製品のようなコクが口の中いっぱいに広がります。豚骨コッテリラーメンのスープとも違う、どちらかと言えばクリームシチューに近いよりマイルドな味わい。一般的な担々麺の味のベースとなる芝麻醤の味もしますが、それ以上にクリーミーな訳のわからない不思議なスープと言えるでしょう。

細麺がスープにねっとりと絡みつき、よく合います。分厚い「チャーシュー」は薄味ながら脂多めのとろけるような味わい。「半熟味付玉子」も薄味で、ただでさえ濃いスープに玉子のコクをプラスする愉快犯的なおいしさです。ただ、「3種のとろけるチーズ」は濃さが常人の限界を超え、“おまえはやり過ぎたんだよ”と刑事さんに言われているような気がしました。トッピングの重ね過ぎには十分ご注意ください。

山科グルメの奥深さが垣間見えた今回の山科ランチ。四川料理の担々麺と京都文化の濃厚ラーメンが融合した、なかなか食べることのできない濃厚担々麺でした。「08:TanTanNoodleShop 坦坦」から始まった京都担々麺文化の系譜に連なる“山科ナンバー1”の呼び声も高い「担担麺 胡」の担々麺。JR山科駅へ立ち寄られた際は、ぜひこの犯罪的な担々麺に魅了されてみては いかがでしょうか。

[2018年10月17日訪問]

担担麺 胡
●住所…京都市山科区竹鼻竹ノ街道町74 アースビル1階
●TEL…075-591-6556
●定休日…年中無休
●備考…店内禁煙
●ホームページ…facebook
※より詳しく知りたい方は食べログ「担担麺 胡 (YEBISU)」で検索してください。

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