鴨川沿いにたたずむハイレベルなカフェ

喫茶店・カフェ編
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かもがわカフェ

本日11月5日は月曜日。休み明けでただでさえ憂鬱な気分になりがちな上、なぜか残業が多くなる曜日です。今日もやはり残業となってしまい、京阪「出町柳駅」に着いたのは22時を回っていました。もう遠くのお店に行く気力もなく近場で済まそうと思い、向かったのは「かもがわカフェ」。「荒神口」を東へ入り、一筋目の細い通りを南へ150mほど行ったところにある京都を代表するカフェの1店です。

2階にあるお店から鴨川を見ることはできませんが、鴨川沿いにあり緑が多い立地。河原町通の1つ裏手の通りで、河原町通の喧騒が嘘みたいな落ち着いた雰囲気を醸し出しています。「かもがわカフェ」は23時まで営業していて、しかもフードメニューも充実しているため、地元の人やおそらく同志社大学の学生などで人気のお店です。カップル率が高めなので少し躊躇してしまうのですが、お腹もペコペコなので入店します。

今宵、奇跡が生まれました!

なんと、お客さんが全員男性 です!閉店間際の22:20とは言え、カフェでお客さんが全員男性だなんて見たことも聞いたこともありません。お客さんは常連さんらしき中年男性4名と男子大学生3名の2グループのみ。しかし皆さん小ざっぱりとされていて、中年男性は“趣味?JAZZだね”とか言い出しそうな面々。男子大学生は雑誌モデル風の服を身にまとった“THE同志社大学”の学生です。管理人は絶対友達になれそうにもないため、幸い広いカフェなこともあり、2つのグループから距離を置いて着席 します。こんなときは大概、仲良しカップルがいきなり入店してきて管理人の隣に着席したりするのですが、今回は大丈夫そう。安心しつつメニューを眺め、アイスの「ミルクコーヒー(カフェオレ)」¥530と「いろいろキノコのハッシュドビーフ」¥1,000を注文しました。

まずはアイスの「ミルクコーヒー(カフェオレ)」が到着します。

さすがに京都を代表するカフェだけのことはあり、コーヒーが濃厚で芳醇です。ミルクにも負けないしっかりとしたコーヒーのコクと旨味を感じることができます。夜遅くにブラックコーヒーを飲むと眠れなくなるので、夜はカフェオレやカフェラテを飲むことが多いのですが、やはりコーヒーの味が口に残らないと話になりません。現にこのブログを書いている24:50、まったく眠たくないのが本物のカフェオレの証しではないでしょうか。

そしていよいよ「いろいろキノコのハッシュドビーフ」の登場です。

洋食をこよなく愛する管理人ですが、ハッシュドビーフ(ハヤシライス)は正直あまり得意ではありません。まず、トマトの酸味が強いハッシュドビーフはライスとは合わない。そしてタマネギ多めの甘いハッシュドビーフもライスとは合いません。どちらもパンが欲しくなります。しかし!こちらのハッシュドビーフは程よい酸味と甘味、そして濃厚なデミグラスソースがライスにピッタリ。たくさんのキノコと牛肉の旨味で、ワンランク上のハッシュドビーフになっているのではないでしょうか。管理人が京都でハッシュドビーフ(ハヤシライス)を注文するのは、こちらのお店とハヤシライスが有名な洋食店の2店のみ。ハッシュドビーフ(ハヤシライス)好きはもちろん、普段は食べない人にこそ、ぜひ試していただきたい味だと思います。

「かもがわカフェ」は京都のガイドブックなどで頻繁に紹介されているので、ご存知の方も多いことでしょう。カレーやサンドイッチ、ドイツ風の料理など、何を食べても間違いのないお店です。また、名店にふさわしい、高いクオリティのコーヒーやドリンク類を味わうこともできます。京都でカフェをお探しなら、荒神口まで少し足を伸ばしてハイレベルな味と雰囲気をじっくりとご堪能ください。

[2018年11月5日訪問]

かもがわカフェ
●住所…京都市上京区上生洲町229-1
●TEL…075-211-4757
●定休日…木曜日
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…http://cafekamogawa.com/

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