ごま油香る関東風のガッツリ系天丼専門店

和食編
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元亀

連日寒さが続く本日12月11日、ついに意を決して「一乗寺ラーメン街道」でラーメンを食べようと京阪「出町柳駅」を降り立ちました。寒い夜はやはりラーメンに限ります。昔ながらの中華そばもおいしいですが最近のラーメン、特にスープの進化は尋常ではありません。鶏ガラや豚骨なんて当たり前。鰹節などの魚介系や貝類・甲殻類などの海鮮系、野菜やキノコなどの山の幸系、さらに鶏ガラをびっくりする時間煮出して作る超濃厚鶏ガラ系と、ラーメンに情熱を注ぎ過ぎでは?と疑問に思うほどのラーメンが数多く提供されています。

そんなことを考えながら小雨交じりの中、原付で「一乗寺ラーメン街道」をめざしていたのですが“あれ?そんなに寒くない??”と感じてしまいました。冬は雨が降ると雪にならない限り気温が上がります。とりあえず「一乗寺ラーメン街道」を走りながらも“あんまり寒くないからラーメンは次の機会に”と急遽予定を変更し、向かったのは行列ができるラーメン店に囲まれている天丼専門店「元亀(もとかめ)」。管理人ストック店の1店で、かれこれ700回は通っています。当ブログを開設してからはすっかりご無沙汰でしたが、久しぶりに伺ってみました。

21:40、ラストオーダー22:00のお店ですのでお客さんはまばらです。隣も向かいも斜め向かいも行列ができるラーメン店で、実際に1店は行列ができていました。こんな不利な立地に店を構えるのは飲食店として罰ゲームだと思うのですが、いつもは結構お客さんで賑わっています。もうメニューを見ることもなく券売機で注文しようとしたところで、新作メニューを発見しました。

「牡蠣天丼」¥1,200。絶対おいしいに決まっているヤツです。しかし…牡蠣はフライ派な管理人は思い直し、いつも食べている「海老穴子天丼」¥880に決めかけたものの、当ブログ用にちょっと奮発して「特盛元亀天丼」¥1,200を券売機に入れ、注文しました。ちなみにこちらのお店、ご飯の量を選べます。

D(ダイエット)1王者の管理人はもちろん「ミニ(120g)」を選びました。ご飯120gはおおよそおにぎり1個分に相当します。“D1王者なら「キャベツ」か「なし」だろ?”とイチャモンをつけてくる人がいるかも知れませんが、それはもはや天丼ではありません。「なし」はただの天ぷら盛り合わせですし、「キャベツ」は天キャです。“天キャ”なんて初めて聞いたと言う方はご安心ください、実は管理人も初めて言いました。

さぁ、いよいよ「特盛元亀天丼」がやってきましたよ〜

間違った丼鉢の使い方です。

ごま油の香ばしい香りが漂ってきます。「特盛元亀天丼」は12種類の天ぷらを使っているのだとか。主要な天タネはエビ、アナゴ、キス、貝柱、イカ、鶏ササミで、そこにオクラやサツマイモ、タマネギ、カボチャ、レンコン、インゲンなどの野菜天が丼鉢に突っ込まれて盛られています。右の空のお皿は天ぷらの避難所です。ちなみに天丼のタレはかかっていません。テーブルに各種のタレが設置されていますので、自分の好みで天丼のタレをかけていただきます。

天ぷらとしてはダメですが、天丼としてはおいしいコロモ厚めの天ぷらです。サクサクでごま油の濃厚な味わいは関西では珍しい関東風スタイル。と言っても街の天丼という趣ですので、東京の名店のような上品さはありません。ただ、手頃な値段で気軽に食べられるのは魅力ではないでしょうか。どの天ぷらも当然揚げたてですので、アツアツはご飯とともにガツガツいただく至福の時間を楽しむことができます。

そして何より天ぷら12種類も食べると当たり前ですがすっかり満腹に。ご飯120g(おにぎり1個分)にも関わらず。最近年のせいでしょうか、欲を言えばサイドメニューでも構わないのでお新香を用意していただきたい。お新香でちょっと口をさっぱりさせたいな…と思いながら気づけば完食していました。京都でお手軽に天丼を食べたくなった場合は、ぜひお立ち寄りください。ちなみに蕎麦やうどん、カレーなど丼以外のメニューも充実しているうれしいお店です。

こちらは待受画面用にお使いください。

[2018年12月11日訪問]

元亀
●住所…京都市左京区一乗寺高槻町1
●TEL…075-723-6006
●定休日…年中無休
●備考…店内禁煙
●ホームページ…http://sp.raqmo.com/motokame/

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