下鴨 大登龍
「京都家庭裁判所」から下鴨本通を隔てて西向かいにある「下鴨 大登龍(しもがも だいとうりゅう)」。古くからある街中華店で、管理人は幼い頃から祖母に連れられて何度か伺ったことがあります。今では家族や友人との食事で頻繁に利用している他、深夜2時まで営業していることもあり、お一人様での利用も多いお店。もうかれこれ800回は伺っているストック店の1店で、本当はまだまだREPORTしたくなかったのですが、ついウッカリと行ってしまいました。
こちらのお店はかなり本格的な中華料理をリーズナブルな価格で食べられることに加え、焼肉をはじめ各種韓国料理もいただけるのが特徴です。

テーブル席や座敷には焼肉用にコンロが備え付けられていて、宴会ともなればカルビを焼きながら酢豚をつまむカオスな雰囲気に。カウンター席にコンロはありませんが、注文すれば焼肉を厨房で焼いて皿に載せて提供してくれますので、お一人様でも安心して中華と焼肉を同時に楽しめます。しかし今回は中華料理を食べたい気分だったこともあり、まずはおすすめメニューから「カニあんかけ炒飯」¥1,000を注文してみました。

卵白がフワフワの餡かけ炒飯です。やはり冬はカニを食べるべきでしょう。こちらの「カニあんかけ炒飯」はカニ缶だと思いますので季節は関係ないのですが。では早速いただきます。

たっぷりのカニ身に塩味の上湯スープと卵白の餡が玉子炒飯にかけられています。カニの風味とかすかにコショウが香り、薄味なので食べ飽きることがありません。¥1,000なのにかなり贅沢な気分を味わえる「カニあんかけ炒飯」です。他にも「黒炒飯」¥680など炒飯の種類も豊富で、しっかりめの濃厚な味わいの炒飯も多く、炒飯だけでも通いたくなるのは間違いありません。とは言え炒飯だけというのもどうかと思いますので、「ジンギスカン」¥650を注文しました。

一転、“The 大衆中華”のジンギスカンです。濃厚なタレでいただくジンギスカンは、ビールにもご飯にもよく合います。タマネギなどの野菜はシャキシャキで、マトンは食べごたえのあるおいしさ。かつては「餃子の王将」でも人気メニューでしたが今はほとんどの店舗で消滅したので、ジンギスカン好きはぜひ「大登龍」で味わってみてください。
ついでに「焼餃子」¥350もいってみましょう。

パリッパリの薄皮餃子で餡はニンニク多めの、これまた大衆中華の王道焼餃子です。つけダレはもちろん酢醤油ラー油で決まり。たっぷりのニンニクに少し罪悪感を覚えつつ、だからこそおいしい背徳の味わいではないでしょうか。一つ食べると箸が止まらないタイプの焼餃子だと断言できます。
「下鴨神社」へ参拝に来られた方だけでなく、「京都家庭裁判所」に用事で来られた方 はディナーにぜひ「大登龍」へお立ち寄りください。お一人様でも気軽に利用できる他、小さなお子さん連れでも安心して楽しむことができるお客さんにやさしいお店です。店の前に乗用車3台が停められる駐車場もありますので、ドライブがてらでも使えます。街中華と焼肉などの韓国料理にきっと満足していただけるのではないでしょうか。
[2018年12月12日訪問]
= 下鴨 大登龍 =
●住所…京都市左京区下鴨宮崎町123
●TEL…075-781-3836
●定休日…木曜日
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…facebook
※より詳しく知りたい方は食べログ「大登龍」で検索してください。
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